韓国ドラマ「怪物」第１・2話あらすじ・相関図

ヨ・ジング出演韓国ドラマ『怪物』の第1話第2話のあらすじです．

登場人物が多いこと，20年前と現在の事件が交互するため詳細なあらすじをまとめました．

第3話以降はゆっくり随時更新していきます．

ご参考になれば幸いです．

目次（項目をクリックすると移動します）

怪物相関図
怪物あらすじ

怪物相関図

登場人物（クリックすると拡大します）

出典：KNTV

怪物あらすじ

第1話現れる

2000年10月14日ムンジュ市
教会ではソウル大生ユヨン（ドンシクの双子の妹）は祖母の追悼ミサでオルガンを演奏している．イ・ドンシクはパン・ジュソンのライブカフェでギターを演奏し，ドンシクはジュソンにライブに行くからと追い出される．ジュソンはチケットを2枚持っていた．
夜ユヨンは携帯電話のメッセージの呼び出しで外出し，何者かに指を切断され殺され遺棄される．
朝，ユヨンの母が玄関のベンチに指が10本並べられているのを発見する．

20年後 2020年10月11日都市開発されたムンジュ市
ユヨンを捜す横断幕を車から見るハン・ジュウォン．
マニャン派出所勤務のドンシクとオ・ジフンは美容室で賭け花札でのトラブル対応をする．つかみ合いの喧嘩にドンシクを巻き込んだため，怒ったドンシクは公務執行妨害で全員を派出所に連行する．派出所所長達は騒ぎを大きくするなと注意するが，ドンシクは折れず騒ぎは大きくなる．
騒いでいる中に，新しく派出所に配属される警部補ジュウォンが挨拶のため訪ねてくる．ジュウォンは警察大学首席入学で卒業のエリートで，父親のハン・ギファンは本庁次長で次期警察庁長官だった．
派出所に息子の捜索願を出したい男が訪ねてくる．ドンシクは捜索願が法律上該当しないため家出として受け付ける．対応を見ていたジュウォンはドンシクが法律をよく知っていると感じる．

ドンシク，ジフン，パク・ジュンジェ，オ・ジファは，ユ・ジェイの焼肉店で夕食を共にする．花札トラブルの話題になり，ドンシクが美容室のマダムが金貸しも行っていることを隠すために逮捕したと分かる．ドンシクはエリートのジュウォンが気に入らない．ジュウォンの父が20年前のムンジュ警察署長で大学生失踪事件を打ち切った人物だった．

ジュウォンは父ギファンとの会食で，6カ月だけおとなしく派出所勤務しソウル庁外事課に戻るように命じる．
勤務初日のジュウォンにドンシクは握手を求めるが，ジュウォンは拒否する．派出所ではパートナー決めでもめる．所長はお互いに嫌がるジュウォンとドンシクをパートナーにする．ジュウォンはパトカーの助手席の中をウエットティッシュで拭き上げる．ドンシクはジュウォンにこの町は誰かがどこかで見ているから気を付けるようにと脅す．
ドンシクの携帯電話に通報の連絡が入る．

ドンシクは急いでパトカーで草原に向かう．重度の認知症の男性を葦原から捜索するとジュウォンに指示する．ジュウォンは足場の悪く背の高い葦の中を捜索することに苛立つ．2人は老人を見つける．老人は見慣れないジュウォンに驚く．ジュウォンが警察であると言うと老人は警官を嫌がり興奮して逃げようとする．2人は泥だらけになりながら老人を捕まえる．老人と馴染みのドンシクは老人を落ち着かせ自宅に連れていく．ジュウォンはドンシクが老人の家族に弱みを握られているように感じ，ドンシクに質問するが答えはなかった．

派出所に戻った2人．派出所の警官達は，勤務初日に大変な経験をしたとジュウォンを慰める．頼み事ばかりされ面倒だから友人はいない．不潔なものが嫌いというジュウォンにドンシクは嫌悪を強める．所長は歓迎会を開くことを提案する．ジュウォンは会場の焼肉店の前で参加の断りをしようとするが，ジェイに声掛けられ，しぶしぶ会食に参加する．ジュンジェとジファも会食に参加する．ジュウォンの父の話で盛り上がり，ジュウォンは不快に感じる．会食の途中で席を立つ．精肉を手伝っていたドンシクに見つかり，会途中の退席は所長の機嫌を損ねると忠告する．ジュウォンはドンシクに認知症老人の家族に何の弱みを握られているのか再度質問する．ドンシクは末娘を殺したと冗談で言い，信じたジュウォンをからかう．

会を退席したジュウォンはクォン検事と会う．
検事から，20年前の女子大生失踪事件の科捜研の捜査資料を受け取る．クォン検事はジュウォンの元家庭教師で，家庭教師初日に2000万ウォンを入金され家族になると決めていた．
ジュウォンは自宅に帰宅する．家には“不法滞在者連続殺人事件”や“失踪事件”の資料が集められ，ドンシクを疑っていた．

9か月前，ソウル庁外事課勤務で連ソク殺人を捜査するジュウォン．
20年前にドンシクの双子の妹のヨユンが失踪した日に，ムンジュ市の草原でパク・ジュソンを含む3人の女性の遺体が発見されていた．京畿，江原，釜山での殺人事件と遺体の状態が同じだった．ドンシクは20年前にパン・ジュソン殺害とユヨン拉致障害の容疑者だった．さらにドンシクは以前ソウルで広域捜査隊の変人な警部補で，パートナーが亡くなり派出所の巡査部長に左遷されていた．

ドンシクとジフンがユヨン捜索の新しい横断幕に交換していると，認知症老人の失踪の連絡が入る．
スーツで派出所に出勤したジュウォンも所長から老人捜索を指示され，葦原に向かう．ドンシクとジュウォンは一緒に老人を捜す．遠くでジフンの助けを求める叫び声が聞こえる．ジフンは白骨の遺体を発見していた．
ドンシクは白骨を見て「ユヨン」と呟く．ジュウォンは遺体の指輪を見て愕然とする．その様子をみたドンシクはジュウォンに「この女をしっているだろう」と迫る．ジュウォンは「白骨遺体を見て女だと分かる？」と逆に説明を求める．
ジュウォンは「妹ユヨンを本当に殺していませんよね？」とはっきりと質問する．ドンシクは不敵に笑う．

第2話消える

見つかった白骨遺体は足がビニールで包まれていた．
ドンシクは，20年前の葦原で見つかった遺体のそばに自分のギターピックが見つかったため容疑者とされていた．ドンシクは事情聴取を自ら受けようとし，ジュウォンも同席する．ジファか簡単な参考人聴取を受ける．
20年前と同じ葦原で遺体が見つかったことで町の人は噂をする．町の人はユヨンの事件の犯人がドンシクと思っていた．ドンシクは家に届いた指がユヨンの特徴と異なっていたため，今もユヨンを捜していたのだ．

ト市議会議員は市の第2次再開発計画のタイミングで白骨遺体が発見されたことで苛立つ．そして，ユヨンかもしれないと言う息子のジョンジュに笑い事ではないと迫る．

ジファは発見された遺体の靴が今年初めに発売されたものだった．靴の裏の汚れは取り去られ，黒い袋に丁寧に包みプレゼントのように包まれている特徴があった．ジファはドンシクにユヨンではないことを話す．報道されていない足を結ぶ方法が20年前と同じであった．

ジュウォンは父ハン次長と会う．
ジュウォンは今回発見された女性を餌として指示なしでおとり捜査をしていた．ハン次長は身元が分かりジュウォンと会っていたことが分かれば立場が無くなるためこれ以上動くなと命令する．

ジュウォンはジョンジュにユヨン事件の捜査資料の閲覧許可を得る．
ユヨンだけでなくジュソンの捜査資料を閲覧しようとするが調書が紛失していた．ジュウォンはジョンジュに問いただすが，ジョンジュは庁舎の移転と火事のせいではないか？古い事件で証拠がえない誰も興味のない事件と言う．ジュウォンはユヨンとジュソンの担当がナム所長だったと気づくと，ナム所長から呼び出される．ジュウォンはナム所長に20年前は刑事と容疑者の関係で，今は上司と部下の関係を問う．ナム所長は捜査するなと言う．
さらに「ドンシクを守るためじゃない．ドンシクは正気じゃないし，嫌いだ．彼が町の人に親切にしているのは恨みを晴らすため．娘の帰りを毎朝待って凍死した父親と指を切られ失踪した妹，凍死した夫を発見し正気を亡くした母親の恨み．合法的に逮捕できる警官は一歩間違えば人を傷つける．自分はドンシクを傷つけた．だから捜査をやめろ」と言う．

ドンシクは昔の広域捜査隊仲間に呼び出される．
ドンシクは仲間からジュウォンが外事課で不法滞在女性の連続殺人事件を捜査していて，突然派出所に異動願を出したことを知る．
ジュウォンは父からの連絡で広域捜査隊を通じてドンシクが自分を調べていることを知る．

ドンシクはスーパー社長ジンムクの娘ミンジュンが数日帰宅してないことを心配する．ソウルのクラブで酔いつぶれるミンジュンを見つけ派出所に寝かせる．ドンシクの両親が身寄りのないジンムクを支援ていた．気の弱いジンムクは20年前に妻がいなくなり一人で娘を育てていため，ドンシクはミンジュンを心配していた．
ミンジュンは警官の目を盗み派出所を出た．橋の上で知り合いに会い，拘束される．

川に身元不明の遺体が発見される．
ジョンジュはドンシクに捜査資料が無くなったことを尋ね，紛失を発見したのがジュウォンと教える．ドンシクは地下室に資料を置いていた．

翌朝ドンシクの家の前でジュウォンはドンシクを見張っていた．2人で話をするため外を歩く．スーパーの前でミンジュンの10本の指を発見する．ドンシクはジュウォンの前で指を見て泣く．

夜中，ドンシクが指を並べていた．