韓国ドラマ『恋慕』の世界観が好きで,第10話のあらすじを伏線回収のため詳細に記録しています.
とても切なかった第10話...
時代物は難しく,韓国ドラマは伏線回収が多いので,備忘録です.
何かのお役に立てれば幸いです.
恋慕 あらすじ
前回のあらすじ
ジウンはフィに会うたび胸が高鳴る.ジウンがフィの頬に口づけした後,眠っていしまったジウンにフィが口づけしたことを思い出す.ジウンは,フィに告白する
第10話 あらすじ
“宮女出宮帳簿”を確認するチャウン君.
タミは病気のため出宮しているが,病名は書かれておらず,タミがフィになったことに気が付く.
帰り道,池の前に立つフィを見つけ,ジウンがフィに「夢かと思っていた.世子に向かう不敬な心が夢に現れたかと.ですが,夢ではなかった.一時の気の迷いと言うなら信じる.でも,私は違う.臣下の忠臣ではなく恋心でした.お慕いしています,世子様.男であり,この国の主君の世子様を私はお慕いしています」と告白するのを目撃する.
フィは「私たちは成就しない定め.私はこの国の世子で,チョン司書は臣下.」という.
ジウンは「分かっている.世間から後ろ指をさされても,世子様が何と言われようと全て私が背負います」という.
フィは「私にはできません.私の気持ちがどうであれ,あの日のことは忘れてください.さっきの話は聞かなかったことにします」と言い,立ち去る.
キム尚宮に髪をとかれながら,「むしろ再開しなければよかった.そうすれば胸を痛めなくて済んだのに」と涙を流す.そして,昔もらった【蓮膳】と書かれた紙を眺める.
フィは一人でジウンの家を尋ね,2人で汁飯を食べる.
フィは汁飯が食べたくて来たという.2人で街を散策し,楽しい時間を過ごす.子供の時に渡った飛び石の橋をフィが恐る恐る渡ろうとすると,子どもの時のようにジウンが手を差し伸べる.
急に雨が降ってきて,2人で雨宿りをする.
ジウンは,街に来た本当の理由を尋ねる.
フィは,「(町の人たちのように)生きてみたいと思うことがある.思いっきり笑ったり泣いたりする人生.王宮では素直になれない.期待に応えるため競い合って生きてきた.これからも」「羨まれる人生かもしれないが,私は民が羨ましい.人目を気にせず笑える人生を」と話す.
ジウンは「自分の前では,今日のように笑って泣いてください」という
フィは「感謝している.チャン司書のおかげで楽しい1日を過ごせた」と言い,「良い仕官先を見つけた.ここに移れば出世の道が開ける」と封書を渡す.
ジウンは去れという事か?と尋ねると,フィは「じきに世子嬪を迎えるから.これがチョン司書の気持ちへの私の答え」と言い,雨の中を涙を流しながら帰る.
王宮でチャウン君が傘を差し待っており「辛いことがあったんですね.そんな日もある.私もそんな日です」と声をかけ,手を肩にかけようとするが,ためらい止める.
チャウン君は一人,前に渡せなかった指輪を見つめ,胸で握りしめる.
フィは,王に妃を迎える意思を伝える.
王はフィの好きな菊花茶を淹れて出す.
王は,婚姻を反対する理由は,「自分はフィの齢のとして家族を持った.若かったから,家族の大切さや守り方を知らなかった.自分の家族を守ることができなかった.フィには未熟な家族を作らせたくない.余の息子として猶予を与えたい.」「世子の婚姻は班家の婚姻と違う.朝鮮の運命が掛かる重大事.わかっているか」という.
内禁衛将は,兵の死体を弓でフィを襲ったものか確認している.義興衛がフィを襲ったとされる兵は3日前に右肩を負傷していて弓の使用は無理だったと証言する.
兵士たちの弓の練習.内禁衛将はガオンの弓矢の構え方が講武場でフィを襲った兵と同じであることに気が付き,夜ガオンを尾行する.ガオンは兵曹の官庁に忍び込み,兵たちを斬っていた.
王はガオンを呼び「ガオンの剣の符節(医師や竹,玉なので作った割符)は誰の物か」と尋ねると,「父の遺品」と答える.
ガオンの面会後,内禁衛将は王に兵曹で殺人があり,ガオンが怪しいと報告する.
サンホン君は,太妃に世子にふさわしい娘(ハギョン)を自分が推薦するという.
ハウンは父に三カンテクに残ると生涯一人身なので,参加を辞退したいというが,父は参加させる.
カンテクでは,大妃,中殿妃,サンホン君,チャウン君が見守る.
大妃が最初の問題を出すと,ハギョンが最初に答える.大妃は,正解だが不正な行為では?と尋ねると,ハギョンは答えられない.見かねたハウンが不正はないと助け船を出す.
ハウンの父である吏曹判書は,王から「娘が世子嬪になる.臣下になる時に“何物にも流されず,利害損得を図らぬ.朝廷の重心を取る臣下になる”といったことを,今体現する時だ」と言われていた.
ハウンがカンテクから戻ると家の前に,フィが待っていた.
フィは以前会った時に身分を隠したことを謝罪し,一緒に外を歩こうと誘う.
そして「10歳の時,私へと続くのがいばらの道だとしても,歩いてきてくれる まっすぐで強い心を持つ人を妃にすると決めた」「その道に歩いてきてほしいと頼みに来た」とハウンに言う.
フィは王から「吏曹判書がフィの将来を助けてくれる」と言われていた.
ハウンは「世子嬪になる覚悟がない」と答え,フィは「心を寄せる人がいるのか?ここまで来て,すぐに引き下がれない」と答える.
侍講院では,ジウンは輔徳から世子からどこに仕官先を賜ったかと問い詰められるが答えない.
フィは王宮に戻る途中,ジウンと出会う.フィはハウンに世子嬪になるよう頼んだという.
フィが次の仕官先を考えたかジウンに尋ねると,ジウンは「お顔を拝見すると話したくなる.こうして偶然会えば余計に.“王宮を去れ”と聞こえた.本心ですか?」という.
フィは「本心を言うのは辛かった,チョン司書なら察すると・・・違うようですね」と言って立ち去る.
講書の時間,ジウンは文学に変わってもらい,フィに「これが最後の講書になる」と告げる.
講書の初日に言った王宮内が見える丘に2人で行く.
ジウンは「二度と王宮に行かないと決めていたが,来てよかった.同じところに長く居れない性分.また風のように生きてみようかと.どうぞお幸せに.1日だけじゃなく,毎日.夢も希望もなかった自分に世子は幸せにしてくださった.王宮にいれば東宮殿が気になるので,新しい仕官先の提案は受けれない.」と言う.
辞職願を渡し,「どうぞお元気で,孤独にならずに」と頭を下げて去る.
フィは歩いていくジウンを見つめ涙を流す.辞職願の中には,花が1輪入っていた.
今後,気になること
- 第11話の予告の内容が!?
- ガオンの目的は何?
兵曹の兵を殺した意味は? - 王がガオンの符節を気にした理由は?
- 世子嬪選び,フィは父側についたが,サンホン君はどう出る?
感想
9話で気になったことは,ガオン以外ほとんど回収されてました.
9話から一転,とても切ない回でした.
この際,世子の座は大君に譲って,女性としてコッソリとジウンと幸せに生きたらいいのに...
フィが父に心を開いたから,王も心を開いて父らしい発言を見せるようになったと思う.
全20話あるので,ちょうど折り返し.
1話からずっと濃い・・・・・・・・
どうかフィとジウンがハッピーエンドに進みますように.
第11話 あらすじ
最後まで読んでいただき,ありがとうございました.