チャン・ギヨン主演「九尾の狐とキケンな同居』の第1・2話の詳細なあらすじです.
九尾の狐ウヨが人間の心・ダムとの愛を獲得する過程が気になったため備忘録として書いています.
何かのお役に立てれば幸いです♪
クールな九尾の狐ウヨと大学生らしい明るいダムのやり取りがとても面白く笑えるラブコメディードラマです.ちなみにstudio dragon制作作品♪
九尾の狐とキケンな同居 あらすじ
ドラマ概要
原題: 간 떨어지는 동거
演出: ナム・ソンウ
制作:studiodragon♪
放送: tvN 水・木曜 22:30~
放送日: 2021年5月26日~2021年7月15日
キャスト
役名 | 俳優名 | |
シン・ウヨ | チャン・ギヨン | 999歳の九尾の狐.人間になるため人間(女性)の精気を集めて生きてきた. |
イ・ダム | イ・ヘリ | シン・ウヨの大切な玉を飲み込んだ歴史学科の今どき大学生. |
ヤン・ヘソン | カン・ハンナ | 最近人間になった約700歳元九尾の狐で,ウヨの700年来の友達.慣用句が苦手 |
ケ・ソヌ | ペ・イニョク | ダムの先輩.大学のモテ男.自分に関心を示さないダムのことが気になる. |
ト・ジェジン | キム・ドワン | ダムの同級生.気が弱く,女性に優しい.ダムを頼りにしている. |
チェ・スギョン | パク・ドワン | ダムの親友. |
チョン・ソク | キム・ガンミン | ダムの先輩.成績優秀で,スギョンのライバル. |
イ・ダン | チェ・ウソン | ダムの弟.優秀なアーチェリー選手 |
ケ・ソウ | キム・ドヨン | ソヌの妹. |
第1話あらすじ
朝鮮時代、韓服姿のウヨは妓楼でお酒を飲む.
キセン達が都で肝を喰らう妖怪で、数百年生きていて、美貌で人を騙していると言う噂をしている.
神が,目の前に座る狐に言う.
『卑しい獣として生まれ、人となる事を夢見るとは愚かなこと。哀れなお前の願いを聞いてやろう。徳を積み100年生きれば尾が1本、道義を修め200年生きれば尾が2本、理を尽くし300年生きれば尾が3本.
そうすると赤い玉が生まれる.
千年つまり尾が9本越える前に人間の精気で玉を青く染めれば人になれるだろう』
ウヨは,長く生きていると,季節の変化,愛を偽ること、たまに感じる虚しさも、無数の繰り返しだと感じるだけと長年生きることのむなしさを感じていた.
現代,赤いスポーツカーを運転し出版社に行くウヨ.
編集者と本の打ち合わせをする.編集者はウヨが実際に経験したように本を書くと褒め,食事に誘うが断われる.編集者は,ウヨの周りに人がいないことに疑問をもつ.
大学生のダムとジェシン,スギョンはお酒を飲んでいる.
ジェシンが彼女に二股されやけ酒し,ダム達は慰める.スギョンが先に帰り,ダムが酔ったジェシンを背負って帰ることになる.
酔ったジェシンが赤いスポーツカーのボディに傷をつけてしまい,ダムが車の持ち主のウヨに代わりに謝る.ウヨは,傷は少しだし大学生なら弁償はいいと言い,そんなウヨをダムは天使だと感じる.
酔っているジェシンを連れて帰ろうとした時に,ダムは足がつまづき転びそうになる.ウヨが助けようとした反動で,ダムはウヨのみぞおちを叩いてしまい,ウヨの口から赤い玉が飛び出し,ダムが飲み込んでします。
朝,ダムが目覚めると目の前にウヨがいた。
ウヨは,ダミが目覚めないし,大切な赤い玉を持っているから家に連れてきたと言う.状況が飲み込めないダムに、ウヨは『私は九尾の狐だ』と言う。ダムは,ウヨをイカれてると感じ逃げようとするが,ウヨに見つかる。ダミは病院で胃洗浄して出すと言うが,ウヨは丹田に収まっているから胃洗浄では出ない,出す方法を考えるからココで一緒に住まうと提案する.ダムが信じないため,ウヨは白い狐の姿に変身し,ダムは白目をむいて気絶する.そして,目が覚めたダムはウヨの家から逃げ出す.
ダムは,弟と2人暮らしの家に帰る.ダムは怖くて家中を弟ダンについて回り,九尾の狐を会った事を相談するが相手にされない.
翌朝,ダムは大学へのバスの中で男性とぶつかると急にお腹に激痛がくる.無理して大学に行くと,友人の男子学生に触られ気絶する.
ウヨは警察から電話を受ける.
警察では,セクハラされたと女ヘソンが男を殴ったと口論しており,ウヨが身柄を引き受ける.ヘソンは700年来の友人で,2人(2匹?)は75年ぶりの再会だった.ヘソンは人間になったから術は使えなくなっていた.ヘソンは,ウヨに「精気を集めるのを諦めたのか?」と聞く.
朝鮮時代,ウヨと狐姿のヘソン.
ウヨは.キセンで聴いた肝を食われるという噂をヘソンに尋ねると,ヘソンは逆に「人間を嫌っていると気づかれる」と忠告する.ウヨは「心が動かないから,何をしても不快だ」と答える.
ヘソンは「200歳下で,先に人間になった先輩として人間になる時,どの程度玉が青くなるかなどアドバイスしてあげる.どうか教えてくださいと,ひざまつきなさい.」と言うが,ウヨは無視して帰る.
ウヨが自宅に帰ると,ダムが門の前を歩いている.
ウヨは,ダムに「腹痛は,寅年の男との接触のせい.狐の天敵だから虎の気に弱い.唯一の男の九尾の狐である僕には,その影響が大きい.特に陽の気を持つ人とは相性が悪く,僕の気を持つ君も寅年の男と接触すると苦痛を感じる.僕の手に触れるといい」と言い,ウヨがダムの顔に手を当てると腹痛が和らぐ.すると,ダムのお腹の玉が一瞬青く光る.ウヨは僕が必要だからと再度同居を提案する.
ダムは,2人暮らしの弟ダンには,公募展に応募するため友人宅に泊まると言い同居の準備をする.心配する弟に【人生はセルフ】という家訓を見せ,家を出る.ダンのアドバイスで護身用具を購入することにする.お店で,内臓を取り出され殺害された女性のニュースをみて,2つ購入する
ダムがウヨの家に着くと,家の窓から見ていたウヨが瞬間移動して庭にきて,主人公の荷物を運んでくれた.ウヨにおびえていたダムは,親切な態度に「気絶しそう」と呟く.2人は改めて名前の自己紹介をする.ダムは購入した護身用具を床に落とし,ウヨにプレゼントといって2つとも渡してしまう.
夜,ダムがベッドに横になると,外から刃物の音がする.
ウヨが外の刃物を持って立ち,台所の床には冷蔵庫からあふれた血の湖があり,ダムは逃げようとする.ウヨがダムの前に来て「剪定する時期だから,木を切っていた.狐は夜行性だから夜にする」と言う.そして,冷蔵庫から牛の血を出し,「好物.店員の包装が悪く,血がこぼれた.」と笑顔で言う
ダムは恐怖と緊張で眠れるか心配するが,すぐに熟睡し,ウヨの声で目を覚ます.
リビングへ行くと,お茶を淹れるウヨの姿にトキメクが,人をだます狐だからと気を締め直す.ウヨは,ダムを気遣い,冷蔵庫に色々と飲み物やアイスなど食材を準備していた.ウヨはそれらを見るたび,心惹かれるが『悪い狐』と気を引き締め直す.ウヨが「ダムに苦労させているから保障として学費は自分が払う」と言うと,ダムは「優しい狐」とつい呟いてしまう.学費分と弟のレッスン費まで入金されており,ダムは喜ぶ.
ウヨは,人文学の本を出版しており,シンガポールに数日間イベントに行くという.ダムが喜ぶと,ウヨは「気まずかったんだね」と納得する.
ウヨは「顔を知られたくないけど記者が来るから」と変身の術でおじさんに変わり,ダムは多才多芸だと,また驚かせる.
大学では,スギョンからクラブに行く誘いをうけ,ダムはオシャレしてクラブに行く.母親がファッション誌の編集者で洋服を送ってくれるため,「おしゃれな酔っ払い」のあだ名をつけられていた.
クラブで寅年の男にナンパされ,ダムはお腹が痛くなる.シンガポールのウヨが気づき,ダムに電話するが出ない.ダムは腹痛が強く,男から逃げれず困っていると,ウヨが現れ助けてくれる.ダムはウヨの胸に気を失う.ナンパ男がウヨに絡んでくるが,一撃に吹き飛ばす.
カフェでいるウヨとダム.
ダムは気を失っているふりをするが,ウヨからケーキはいるか?と聞かれ,「ティラミス」と答えてしまう.ダムは「危険だと分かってクラブに行き,海外から戻らせてしまった.叱ってください」と謝罪する.ウヨは「玉もダムも無事だから大丈夫.僕を怖がらないで,傷つけられるとおびえている.ダムは僕の玉を持っている.ダムの安全は玉の安全.ダムを守るから,怖がらないで.怖がると申し訳なくなる」と言う.ダムも怖がらないと言い,2人は約束する.
ダムはウヨを童話に出てくる優しい狐のようだと感じる.ウヨは,「玉は自分しか見えない.人間の体に長く留めておけないから,取る方法を探す.長くて1年」と言う.ダムは「1年経ては解決する」と喜ぶが,ウヨは「取り出せなければ,ダムは死ぬ」と言う.
ウヨの心の変化
- 生きることは無数の繰り返しなだけで,虚しいもの.
- 唯一の友人(友狐?)ヘソンとも75年間音信不通で,極力人と関わらない
第2話あらすじ
ウヨは自宅の中に瞬間移動し,ダムに「この1年で玉を取り出す方法を見つけ,死なないように努力する」と伝える.
夜,ウヨが執筆していると,窓の外にダムが立っている.
憂鬱だから気分転換しているというダムは,「原稿にも自分にも期限がある...なんで簡単に玉が出る?鍛えてないのか?」と不満をぶつける.ウヨがキッチンに行くと,ダムが「あと365日も夜食を取れる日がないかもしれないから,後悔しないように」と料理をしており,「早く玉を取り出す方法を見つけて」と包丁を叩いてウヨを脅す.
ダムは大学の紅葉を見て,来年も観ることができるのか・・・と感傷に浸る.
今回の発端であるト・ジェジンを見つけ殴ろうとすると,元カノに彼氏ができたと泣いている.ダムは「あんたは恋愛,私は人生が終わった」と嘆く.2人はチキンを食べに行く.ダムは「死ぬときに後悔しないように」とチキンとビールを食べ続ける.酔ったダムは,ト・ジェジンに「これからは一人で乗り越えろ.女性に依存し過ぎるな,いいやつだから自分を大切にしろ」と遺言のように言う.酔って気分が悪くなったダムは,胸を叩き道端に転ぶ.目の前に,赤く光る玉を見つけ,玉が出たと喜ぶ.
ダムはウヨの家に急いで戻り,道で拾った赤い玉をウヨに見せる.
ウヨは「誰かが吐き出した飴」と言い,ダムは「これで死なずに済むと思った」と落ち込む.吐き気を催すダムは,家にある国宝級の壺に吐き出そうとするが,慌てたウヨが次々に道術で壺を持ち上げ,ダムをトイレに導く.
ダムは母との写真を見つめ,どうすればいいの?と泣く.
翌朝,ダムはウヨに謝罪する.
ウヨは,甲シン・ウヨ,乙イ・ダムで 契約書を提示する.乙は,甲の玉を1年間守る義務がある.そのため3個の事を順守する義務の内容(1.寅年の異性との接触禁止.2.健康管理のため断酒.3.鶏肉の禁食)だ.ダムは全て無理と言うが,ウヨは「誰が寅年か判らないから全ての男性と接触禁止.鶏の血が昔から厄払いに使われたから鶏は危険」と言う.1年の命なのに楽しみがないというダムに,ウヨは「死なせるつもりはない.生きる方法として,僕は取り出す方法を探し,君は玉を守る」と励ます.
大学構内を,スギョンとジェジンの3人で歩いていると,青いスポーツカーが猛スピードでやってくる.大学一の色男,入学後20人と付き合った歴史学科の伝説のケ・ソヌが復学した.とジェジンが説明すると,スギョンはときめく.
ダムが構内を歩いていると,ソヌから声かけられる.
ソヌが入学年から寅年と判断したダムは警戒する.ソヌはダムが落とした洋服と手渡そうとするが,ダムは地面に置いてくれと頼み警戒しながら拾い立ち去る.変な奴だとソヌは呟く.
ウヨとヘソンはカフェでお茶をする.
ヘソンは,ウヨが玉を守るために人間の女と同居したことに驚く.ウヨは「最初は面白そうと思ったが・・・」と言い口をつぐむ.同居の理由は,ダムの頬に触れた時に玉が青く光ったからだった.ヘヨンは玉に精気を奪われて死ぬかもしれない.と心配すると,ウヨは死なせないと答える.ヘヨンは「あの時のように遺体から玉を取り出さないで」と忠告し,気になることがあるという.
ダムは大学構内を歩く.
17年入学(寅年生まれ)の男子学生集団にぶつかりそうになり避けて歩く.避けた時に転びそうになり,男子学生が助けてくれる.助けてくれたチョン・ソク先輩は早生まれの卯年生まれだった.先輩は,ダムを肉が出るからと学科開講パーティーに誘う.
パーティーに参加したダムは,チキンの肉だったことに落ち込む.
好物のチキンが前にあるが食べれないダムは帰ろうとする.そこへ寅年のソヌが来て,一緒に飲もうと誘う.腎臓が悪くて酒は飲まない,動物を愛しているからチキンは食べないとソヌを避ける.ソヌはダムの肩や腰を触ろうとするたび,ダムは逃げる.ダムもソヌも「こいつ,どういうつもり?」と感じる.ソヌが電話のため席を離れた隙に,ダムは帰る.店の外で,ダムとソヌが会う.転びそうになったダムをソヌは手を伸ばして助けようとしたが,ダムは地面を転がりソヌを避けて逃げる.
ダムがウヨの家に帰ると,ウヨが庭で喫煙しようとしていた.
ウヨはダムの様子を心配し声をかけると,ダムは「チキン店に行ったけど,何も食べてない.そんな人は私だけ」と元気なく言う.ウヨは「そうなのか」と答え,ダムは「それだけ?凄く辛かった.好物のチキンを前に食べれない」と言うが,ウヨは「本当に分からない」と答える.呆れるダムは「タバコが吸えなかったらどう?禁煙は大変と聞く」と言うが,ウヨは「吸えないだけ.狐の自分には暇つぶしなだけ.中毒になっていない」と答える.ダムはウヨへの契約書を作る.内容は,乙シン・ウヨ,甲イ・ダム.乙は甲の玉と命を守る義務がある.1.毎週金曜,玉を取り出す方法の成果報告すること,2.冷たい目で見ないこと,3.禁煙.ウヨは契約書にサインし,2つの契約書を冷蔵庫のドアに並べて貼る.
ダムはウヨの部屋を訪ね,成果報告を求める.
ウヨは死なせるつもりはないから大丈夫と答えるが,ダムは抽象的ではなく成果を見せろと迫る.「初めて会った時の覇気のある姿はどこに?玉を思う気持ちと同居を推し進める力,あの姿は魅力的だったが,今はもたもたしていてがっかり」とダムに言われ,ウヨは言葉をなくす.
ウヨはたばこの箱を見つめるたびに,ダムに煙草を没収される.ウヨはイライラをガムで誤魔化す.
喫煙が辛そうなウヨに,ダムはからかう.
ウヨは,テーブル中に食べ物を散らかし朝食を摂るダムに慣用句を使い注意する.「江南の橘を江北に移すと枳(からたち)になるように,人も環境によって変化する.健全な精神と身体を維持できるよう整理整頓を頼みます」と言い,イライラしながらコーヒーを淹れる.
ダムは自室でジェジンに電話をする.
ダムは「貸した本を忘れたら,頭をかち割る」と言う.それを見たウヨは「“明心宝鑑”によると,口と舌は怒りと心配の門で身を滅ぼす斧であると.美しい言葉を使った方がいい.」と注意する.ふざけて返事したダムに「ふざけないで」とイラついていう.さらに,よれよれの服で登校しようとするダムに「“容姿端正 衣冠整斉”と言う言葉がある.顔立ちと身なりを整えるという意味.学校に行くのにそんな恰好?」と注意する.ダムは「世の中の全てに腹が立っている?おそらく禁断症状」とからかう.
ウヨは,TVニュースで先週殺害された女性の犯人が,防犯カメラに写っておらず,目撃者もいないと報道していたのを見る.
ダムは大学でソヌに自動販売機でジュースを買ってと頼まれる.ソヌは自分を避ける理由を尋ね,ダムのスマホを借り自分の連絡先を入力する.
ソヌは,『自分の名前は善友(ソヌ),人生は名前の通りになる.“善良な友になれ”と言う意味.両親は名づけを間違った.整った容姿,賢い頭,裕福な家に生まれ人生は楽勝.』と考えていたのに,ダムから拒否される.ソヌはダムにSNSでメッセージを送るが,ダムは無視をする.
夜,ダムがウヨの家に帰ると,地下の部屋の明かりが点滅している.気になり部屋に入るとドアが開かなくなる.
振り返るとウヨがおり,ダムはおびえ「出してほしい」と懇願するが,ウヨも「できない.僕も出れないから」と答える.ドアノブが壊れ修理中にダムが入ってきて2人は閉じ込められた.ウヨは「僕に閉じ込められたと思った?」とダムをからかう.ダムは瞬間移動で出ると考えたが,ウヨは瞬間移動をすると周囲に影響が出て,ここは大切なものがあるからできないと言いう.ウヨは修理業者に電話をしドアを開けてもらうことにする.
待つ間,部屋が停電する.怖がりのダムにウヨはダムの手を取り,明かりのある部屋へ誘導する.
そこにはウヨが長年集めたものがあった.灯油のランプ,銅剣,朝鮮時代の白磁,貿易業時の申潤福(シン・ユンボク)の絵,観象監に所属時の設計図,武官時の弓と矢があった.ダムは歴史学科に入学したほど歴史が好きで,ウヨの物に感動する.ダムは「学芸員になるのが夢.それまで生きれるかな」と呟く.ダムは「タイムスリップしてみたかった,多くの時代を生きられて羨ましい.長く生きるのはどんな感じ?」と尋ねると,ウヨは「何も感じない」と答える.
ダムはキセルを見つけ.400年以上喫煙していると聞き,喫煙を続けるように言う.ウヨは「禁煙は思った以上に難しかった.ダムに無理な要求をしたことにも気付いた.一緒に苦しむために禁煙をするよと言う.
ダムはウヨの年齢が気になり尋ねると「999歳」と分かり,かなり年上であるため膝をつき敬意を示し,「最近の小言が高祖父と暮らす気分だった.高祖父よりさらに年上で,説教臭い理由が分かった」と笑う.気に入った風鈴をダムはウヨからもらう.
鶏肉を食べるTV番組を楽しむダムを見て,ウヨはアヒルの肉のタッカルビを手料理をする.味と食感が合っていないが美味しいというダムに,ウヨはたくさん食べるよう勧め,ダムがつい断り,ウヨは不味いことに気が付く.ウヨはダムのために買い出しに出る.
ダムはソヌから飲み物代を返すために会おうとメッセージを受けるが,ダムは律儀な人だと口座番号を教える返信する.ダムは急に腹痛がきて,トイレに駆け込む.トイレ後排水せずに困っていると,ソヌからメッセージが届く.ダムはソヌに便器の詰まりを取る方法を尋ね,ソヌがネットで調べ,電話で教える.ソヌの方法で排水でき,ダムは感動し,ソヌの食事の誘いを勢いで受ける.
ダムはスッキリしたお腹に玉も流してしまったのでは不安になり,帰ってきたウノにお腹の玉を見てもらう.そんなダムの姿に,ウヨはつい笑う.美味しそうにピザを食べるダムを見て,ウヨは微笑む.そして「玉を出してほしいのに,玉があると聞いて安心するのか?」と尋ねる.ダムは「ちゃんと玉を取り出したい.自分だけが助かるのではなく,玉を返したい」と言う.ダムはウヨがピザを食べないことを聞くと,ウヨは「人間の食べ物はたまに食べる嗜好品,料理もピザもダミのため」と言う.
ダムは“九尾の狐さん”の呼び名から,敬意を示す呼び名で呼びたいと“長老”を提案する.
夜,レポートを書くダムはウヨを思い出し.思ってたより,優しく,思いやりがあり,寂しそうに見えると感じる.
眠っているウヨは,武官時代に女性が殺されそうになる夢で目を覚ます.庭に出て散歩していると.ダムに「つらいですか?」と声かけられる.ダムは「地下室で長老が長く生きたことを感じた.一つの夢を求めていて,それが水の泡になるかもしれない.私のせいで申し訳ない.今日だけに集中して過ごしてみませんか?それを続ければいい日が来るかと.一緒に頑張りましょう」と励ます.
ウヨはダムが酔った日に部屋で母の写真を見て泣いていた姿を見ており,思い出す.
ヘソンに「本当に人間になりたかったの?あのことがあって,希望を捨てたと思った.同居する子はどんな子?玉を取り出す方法は分かっているのに」と言われたことを思い出す.
ウヨは「一つだけ確認を」と言い,ダムの手を取ると玉は少し青く光った.そして「元に戻るんだ.全て夢だと思って」と言い,ダムにキスしようとすると玉が青く光り,驚き顔を離す.そして,ウヨはダムを抱きしめる.
終わり
ウヨの心の変化
- 欲を我慢する辛さを学ぶ.
ダムの大好物のチキンを食べれない苦痛を理解ができない.
ウヨは喫煙を暇つぶしと考えていたが,ダムから禁煙を約束される. - ダムのウヨを思いやる姿から,人間の女性を愛しく思う気持ちを少し思い出す
最後まで読んでいただき,ありがとうございました