チャン・ギヨン主演「九尾の狐とキケンな同居』の第9・10話の詳細なあらすじです.
九尾の狐ウヨが人間の心・ダムとの愛を獲得する過程が気になったため備忘録として書いています.
何かのお役に立てれば幸いです!
登場人物
シン・ウヨ | 999歳の九尾の狐.人間になるため人間(女性)の精気を集めて生きてきた. |
イ・ダム | シン・ウヨの大切な玉を飲み込んだ歴史学科の今どき大学生. |
ヤン・ヘソン | 最近人間になった約700歳元九尾の狐で,ウヨの700年来の友達.慣用句が苦手 |
ケ・ソヌ | ダムの先輩.大学のモテ男.自分に関心を示さないダムのことが気になる. |
ト・ジェジン | ダムの同級生.気が弱く,女性に優しい.ダムを頼りにしている. |
チェ・スギョン | ダムの親友. |
チョン・ソク | ダムの先輩.成績優秀で,スギョンのライバル. |
イ・ダン | ダムの弟.優秀なアーチェリー選手 |
ケ・ソウ | ソヌの妹. |
第9話 あらすじ
ウヨはダムが自分の前から消えたら耐えられないと考える.
ト・ジェジンはダムの家に泊まり,ダムの弟ダンが作った朝食を食べる.
遅く帰ってきたダムを責めるジェジンに,ダムはヘソンの車を壊したこととヘソンの車にシンが乗っていたことを教える.
ダム,ジェジン,スギョンの3人でシンの授業を受ける.
ダムとジェジンの仲が良い姿をみて,ソヌはダムがジェジンを好きなのと考える.シンも2人の仲いい姿をみて「気にするな.しばらく見守り消えなければ」と考える.学生たちがシンを学科の旅行に誘うが,シンは会議のためいけないと答える.
ジェジンはヘソンと会う.
ジェジンが車の修理代を聞くと,ヘソンは車を修理してまで使用しないと破棄していたが,修理代は不要と言う.ジェジンがバイトして支払うと言う様子に,ヘソンは普通の人は逃げるのに不思議な人だと思う.ジェジンはお詫びに“韓国語 慣用句辞典”を贈る.
シンがジェジンに近づいてきて,ダムを思って「酔って周囲の人に迷惑かけないように」と注意する.
ヘソンは,ウヨに「ダムとジェジンを見て嫉妬した?まだ人間になれない」とからかう.
ウヨは「誰かを愛して悲惨な結末を迎え,誰も愛さずに生きてきた.全てが虚しく感じ.希望が見えなかった.辛い思いをしたのに,なぜまた愛せた?」と尋ねる.
ソヌは妹にジェジンと自分を比べさせる.
妹は「顔は兄.黙っていれば顔は誰にも負けない」と言い,ソヌは気を良くし妹にお小遣いを渡す.
ダンはダムにソヌとの関係を聞く.
ダムは関係を否定する.ダムは以前は旅行前はウキウキしていたのに,今回は沈んでいるのはソヌとケンカしたのかと勘繰る.
学科のバス旅行
ヘソンがダムの横の席に座ってくる.ダムはシンとヘソンが一緒にいたことを思い出し気まずく思う.スギョンがヘソンに直接シンと一緒にいたことを尋ねると,ヘソンは「小さな事故があって」と言いスギョンに目で圧をかける.
ダム,ジェジン,ヘソン,スギョンの4人で昼食を囲む.ジェジンはヘソンに鳥鍋を取り分けてあげる.ダムはヘソンの小さな事故がウヨの玉を飲み込んだことと考えていたが,ヘソンが手羽先を美味しく食べ,寅年の学生とぶつかっても平気な様子をみて,ウヨとヘソンが一緒にいた理由がわからず悩む.
ソヌはダムが食事する様子を見つめる.食後にダムに告白したことを気にしないように言う.2人が話している間にジェジンが入る.ソヌはジェジンに当たる.3人の様子を見たヘソンは,ウヨに「嫉妬ほど正直な感情はない.また愛した理由は,過去を言い訳にして諦めるのが嫌だった」とダムを挟んでソヌとジェジンが立っている画像を送る.
お寺で調査したことを発表するダム.
以前ウヨに昔のモノを見せてもらっていたため,実際に見たように発表してしまう.ダムは風に飛ばされた原稿を取ろうとすると,ウヨが拾ってくれた.旅行にしたウヨをみて,ヘソンは微笑む.ウヨの旅行の参加に喜ぶ学生達.ダムが複雑な気持ちになるところに,学科代表のソク先輩からウヨの対応を頼まれる.戸惑うダムに,ヘソンが引き受ける.ダムは2人の関係を怪しむ.
ヘソンはウヨに「旅行に呼ぶため画像を送った.そんなにダムが好きなら早く人間になれば.会いに来たのに表情が暗いのはなぜ?」と尋ねると,ウヨは気になることがあると答える.
道路の事故で次の目的地がウヨと旅行に行ったお寺に変更になる.
ダムは石を積んだ石塔の前で,記憶を消されると知らずにまた一緒に来たいと願ったことをウヨが滑稽に思っただろうと考える.ウヨはダムの様子を見て,記憶が消えていないことに気づき,消えたふりをする理由を不思議に思う.
夜,酔ったスギョンがヘギョンに教授のウヨにため口で話す理由を尋ねる.
戸惑うヘソンに,ジェジンが海外生活が長く敬語が苦手とかばう.ダムはヘソンに軽い事故のことを聞くと,ヘソンはウヨの車に接触し車に乗せたと説明する.
ヘソンはウヨに,ダムが昔の私の時と同じ気持ちかもと説明する.
≪ 回想:ヘソン 愛した男性の葬儀を見つめ悲しむ.ウヨに死にたくならない程度の少しの記憶を残し.記憶を消してほしいと,お願いしていた≫
ダムは,契約は終わりと言われた日のことを考える.
ウヨも悲しそうな様子で,私を大切だから手放したのかもと考える.ウヨが近づいてきて,ダムを呼ぶ.ダムはいつも通りに返事してしまう.
ウヨはダミに記憶が消えていないことを尋ねると,ダムは「なぜ記憶があるか気になるのか.なぜこんな仕打ちをするのか.知り合いのふりも,心配するのもやめて」と泣いて訴える.驚くウヨにダムは「長老に優しくされるとドキドキする.私はただの玉の入れ物だったのか?」と泣く.ウヨは「ダムの望む返事ができない理由は,ダムは僕にもったいないから.平凡で安全な人に出会ってほしい」と言う.
ダムは「打算的に考えるほど軽い気持ちじゃない.好きです.好きになって」とウヨに訴える.
ウヨは“無謀で怖いもの知らずの告白.この子は最初からそうだった.ためらわず物怖じしない.千年近く生き多くを見て聞いて触ったが,全て実感がなかった.車窓に映る景色のようで,素早くぼんやりと通り過ぎていく生活で,この子と出会って雲の上から落ちて現実へ足を踏み入れたようだった.誰かにとって匿名の存在じゃなくなること.起きたことを忘れるのではなく,日常の一部になること.誰かを待っていると時間が有意義に過ぎていった.一体何がこの子を怖いもの知らずで不器用で正直にしたのか.愚かだと分かっていながらも心が奪われていった.”と考える
立ち去ろうとするダムをウヨは抱き締める.
ウヨは「僕は伝えたよ.君はもったいないと.もう引き返せない」とダムに言う.
昔を思い出し悲しくなるヘソンにジェジンが声をかける.
ジェジンはフリマアプリで物が売れてお金ができたから支払うと嬉しそうに言う.ヘソンは計算高くないと思う.寒がるヘソンに.風邪をひかないようにとジェジンは自分のダウンを着せる.ヘソンはジェジンの良さに気づく.
ダムとウヨは手をつなぎ歩く.
ダムは記憶が消えなかったことをウヨに聞くと,ウヨも分からないと答える.ダムはヘソンとの関係を怪しむと言うと,ウヨは700年前からの知り合いで,4年前に人間になったと教える.ウヨはダムがヘソンとの関係を気にしていたことを嬉しく思う.ダムが記憶が残っていることに気づいた理由を尋ねると,ウヨは誤魔化す.宿泊先の前で2人はなかなか離れられない.
ウヨは幸せな状況に「罰を受けてもしかたがない」と微笑む.
ダムは布団の中でウヨにメッセージを送る.ダムは,連絡先を消されたけど,番号を憶えていたと伝え,お互いお休みの挨拶をする.
大学に戻ったダムは見知らぬ学生とぶつかる.
ウヨに声かけられ,教授室で2人話をする.大学で働き続けるというウヨに,ダムはずっと一緒にいられることを喜ぶ.笑うウヨにダムは「恋愛経験が無いから,ぎこちなくても理解して」と正直に言う.お互い恥ずかしくてからかい合う.そして2人は,夜デートすることにする.
お互いの雰囲気に合わせ洋服を考える.
ウヨは初デート記念にダムに花束を贈り,ダムは喜ぶ.2人サウナに行き,チキン料理店に行く.美味しそうに食べるダムを見て,ウヨは飢えを感じる.
ヘソンに「それは食欲.オオカミが羊を愛したら?ダムを求めるほど飢えを感じる」と言われる.
サプライズでダムがウヨに会いに来る.ダムに会いたかったウヨは,突然ダムにキスをする.ウヨは目が赤く光る.驚いたダムに止められる.
ウヨは「精気に飢えているから,あらがえない.九尾の狐が人間を普通に愛することはできない.愛情と飢えの間で苦しむ」とヘソンに言われたことを思い出す.
終わり
第10話 あらすじ
ウヨは,飢えを感じたのは初めての経験だったとヘソンに相談する.
ヘソンは「本能が精気を強く求めている.山神が決めた“玉に精気を溜めてもらって返してもらう”というルール.精気がたしないだけ,だから心配ない」と言うが,ウヨは「ダムを危険にさらしたことが許せない」と言う.ヘソンは「プラトニックな恋愛を」と提案する.
ダムは今日のキスがファーストキスだったことを思い出し興奮する.
ウヨは昔キセンに「きれいな容姿の妖怪に出会うと騙され,肝胆を奪われ精気を吸われて死んでしまう」と聞かされ,キセンがダムに代わり迫ってくる夢を見る.恋人に飢えを感じる初めての経験に,ウヨは戸惑う.
ダムに誘われウヨと2人カフェでコーヒーを飲むことにする.
他の恋人たちを見てスキンシップに慣れようと意欲を見せるダムはウヨの腕を組もうとするが避けられる.そして,ウヨはダムの口についたミルクの泡を指で拭いてあげようとし,我に返り紙ナプキンを渡す.ダムはゲームセンターに行きウヨとイチャイチャしたいが.ウヨに避けられ落ち込む.ウヨが避ける理由を,キスした時に展開が早いといったことに気遣っていると考える.
ヘソンから人間の食べ物で満腹にして,精気への渇望を消してみては?と提案される,食べることを楽しめたが,精気は満たされない.
翌日ウヨは教授室でめまいを起こし気を失う.
ダムは突然不思議な雰囲気の学生に声かけられる.学生は見守っていたと告げる.ジェジン達もその学生を知らないと言う.
ウヨの授業が直前に休校になり,心配したダムが教授室に向かう.ウヨが冷や汗をかき,気を失っている.心配するダムに,目覚めたウヨは部屋を出るように言う.ヘソンも部屋に来て,ダムを連れて部屋から出る.ヘソンはダムに私たち種族の理解は難しいと伝える.
ウヨは昔ヘソンに「狐であることが耐えられなくなる日があなたにも来る」と言われたことを思い出す.
ヘソンはウヨに「他の女に玉をあげ,人間になれば,ダムを怖がらせずに済む」と提案するが,ウヨは聞き流す.ウヨは「自制じゃなく,統制がとれない.逆に精気が満ちてきている」と言う.
ウヨはダムに電話をかける.
ウヨは「玉を返しても人間にならなかった理由は精気が足りない.そのせいで自分の意に反して精気を求める.ダムがさらに精気を奪われたら危険.方法が見つかるまで少し距離をおこう.君は賢いから理解できるよね」と言う.
ダムは自分の家族や友人,夢があり,初めての恋愛に命を懸ける自信がないと考える.
学園祭で,ウヨは不審な学生を見つける.
ダムの代わりに“有料ハグ”をしているソヌにダムは声をかけ,お礼のコーヒーを渡す.ソヌの友人が,ソヌとダムの相性占いをすると声をかける.
ウヨは不審な学生に声かける.学生は山神だった.
山神は「誰かを愛し幸せになったことは?死ぬか生きる屍になった.人間にとってお前は災難のようなもので,あの子もお前を愛していると信じているが,人間は人間と結ばれるべき.それでもあの子が運命の相手だと信じるなら本物の運命を見せろ」と言い,ダムとソヌの小指に赤い糸を結ぶ.
ダムとソヌは占いで,「2人は相性が良く運命の相手.天が定めた縁.年の差のある男がいるでしょう.あなたが土で,男は木,その木は大きくて古い,一緒にいるとあなたは干からびる」と言われる.ジェジンがダムに声をかけ,ダムの手をつなぎ歩こうとする.ダムは驚く.
ダムはジェジンに「占いで言われたことが当たっている気がする.でもそう思った自分が嫌になる.彼氏ができた.すごくいい人,一緒にいると楽しい,世界一かっこいい」と言う.ジェジンがどれくらい好きか尋ね,ダムは「私のほうが好きだと思う」と答える.ジェジンがそれは違うと答えると,ウヨに変身し「僕の方が好きだから.距離をおこうと言ったことを後悔している」と言う.ダムは「長老の顔を見ると気持ちが揺らぐ.」と答える.ウヨは「玉の問題は僕が解決する.ダムを危険な目に遭わせない」と言う.ダムはウヨの手を取り「1年は耐えられる.手を繋ぐのは3日に1回にし,痩せたら沢山食べる.だから距離を置かず一緒にいよう」と言う.
ヘソンが男子学生に声かけられる.強引にヘソンの手を引き止めようとする.ジェジンが現れ,男子学生たちを背負い投げし助ける.
学科の打ち上げ.
ソヌはダムが気になり,ダム達の席に着く.ソヌとダムが付き合っているか尋ねられ,ダムは彼氏がいると言い,ジェジンとソヌは驚く.酔ったジェジンはヘソンが面倒を見る.慣用句辞典を読んで覚えたヘソンをジェジンは頭を撫で褒める.ヘソンはときめく.
ソヌは酒に酔い立ちあがれないでいると,赤い糸に引っ張られ,ダムはソヌに声をかける.ソヌがダムに抱き着く.
ウヨは2人を見つめる.
≪終わり≫
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