Netflix配信の韓国ドラマ「明日」の第1・2話のあらすじをまとめています.
ドラマの設定解説も含め、長文気味のあらすじになっています.
ファンタジーだけど、社会問題をテーマにしたドラマです♪
「明日」登場人物一覧
ク・リョン | 死神、「走馬灯」危機管理チーム チーム長 |
チェ·ジュヌル | 半人半魂、危機管理チームの契約社員 |
パク·ジュンギル | 冷血なカリスマ死神、引導管理チーム長 |
イム・リュング | 死神、危機管理チーム代理 |
玉皇 | あの世の独立企業『走馬灯』の会長 |
チャン·ジェヒ | 「引導管理チーム」のエリートチーム員 |
チョン·スイン | 「引導管理チーム」チーム員 |
詳細の登場人物・相関図をご紹介しています.
「明日」あらすじ
“死んだ人”を導いていた死神たちが、これから“死にたい人たち”を助ける“あの世”のオフィスヒューマンファンタジー.作家ラマの同名のNAVERウェブ漫画を原作にした作品
第1話 落下1
廃墟にク・リョンが現れ、イム・リュングは自殺ブローカーのSNSから自殺志願者を見つける.
ク・リョンは、車の排気ガスを取り込む管を外し、車内から4人の自殺志願者を助ける.
そして、街中を車で暴走し高台から落ちるギリギリで停車させた.怯える4人に「生きたいか、死にたいか」と質問し、4人とも“生きたい”と答えた.
チェ·ジュヌンは就職試験で最終面接を行くが、不合格が続いていた.
橋の上で自分を励ましていると、川に飛び込もうとする男性を見つける.助けようとすると「どけ」と言われ、リョンとリュングに蹴られる.
男に「自殺すれば、今の何倍も苦しむ」と断言するリョンに、ジュヌンは「優しい言葉をかけれないのか」とつかみかかる.その隙に男が川に飛び込もうとし、助けようとしたジュヌンも一緒に川に落ちてしまう.リョンは川に飛び込む.
母の呼びかけにジュヌンは目を覚ます.
生きていることに喜ぶが、病室のベッドには自分が横になっていた.慌てていると、ク・リョンが現れた.
リョンは「走馬灯 魂管理本部 チーム長」と自己紹介した.
死を怯えるジュヌンに「川でのことはコチラの責任.今は昏睡状態だが、3年後に目を覚ます.今後のことは会長に相談するから、ついてきて」と、ジュヌンを魂から肉体に変えた.
リョンに付いていくと『走馬灯葬儀社』の建物に入っていた.
秘密の扉の奥に洞窟があり、その先には会社があり、大勢のスーツ姿の人が忙しく動いていた.
ジュヌンは、最高神である“玉皇大帝”の会長室に連れてこられた.
1人で会長を待っていると、乳製品を配るおばさんに話しかけられた.ジュヌンが会長のことを尋ねると、おばさんは真っ白のドレスに衣装が変わり「走馬灯へ ようこそ」と挨拶をした.
ヤクザの抗争現場にパク・ジュンギルが現れる.
亡くなった自分の姿を見て命を懇願するヤクザに「神は助けない.お前を待つのは地獄の苦しみだ」と命の回収を言い渡した.部下から会長参加の理事会の招集を伝えられる.
各部門のチーム長が集まっていた.
危機管理チームのク・リョンが、誤ってジュヌンを死亡させたことが議題だった.各チーム長達は寿命を延ばすために設立された危機管理チームと、地獄出身のク・リョンがチーム長であることを批判した.
引導管理チーム長 パク・ジュンギルは「自ら死を選ぶ者にチャンスを与えるのは人材の浪費.自殺は殺人を変わらない.遺族を悲しませる利己的な行動」と危機管理チームを否定した.
ク・リョンが「誰よりも生きたかった人の最後のあがき」と反論すると、「自殺は人間の犯す最大の過ちであり、許しがたい犯罪」と更に批判した.
会長は路上生活者の命を救ったジュヌンに、誤って昏睡にしたことを謝罪する.
ジュヌンに走馬灯の社則により2択の選択権を与えた.
1つ目は『このまま3年間昏睡状態にいる』、2つ目は『ここで働いて半年で目覚めるか』だった.
会長は「夢だった就職をここで果たせば、覚醒後は就職や資格試験に合格できるスーパーパスを与える.好きなチームを選んでいい.やってみる?」と言うと、ジュヌンは「やりません」と即答した.驚く会長に「就職を簡単に約束するなんて、これは夢」と、ソファーに横になり眠る.
ジュヌンの意識は病室のベッドの体に戻る.
母の声かけが聞こえたが、身体は動かず返事が出来なかった.母親が疲労で倒れる姿を見たジュヌンは死神をやることを決意する.すると会長室に意識が戻った.
会長はチーム長会議に出向き「出生率が低く、自殺率が高い.人口減少率が主要国で最も高いこの国は消滅する.走馬灯も廃業するしかなくなる.良い条件で生まれ変わるため一生懸命に働く従業員たちの生まれ変わる場所が無くなっていく.危機管理チームの失敗がまた失敗したら解散させる」とチーム長達を納得させる.
会長はリョンに「結果的に助けたが過程が良くなかった.言葉1つが人の生死を左右する.言葉の重みに耐えられない人もいる」と話す.増員してほしいリョンに会長はイム代理が50人分は働くと意見を退ける.自殺希望者のアラームが鳴り、リョンは仕事に戻る.
エリート集団の引導管理チーム所属をジュヌンは希望したが、会長は危機管理チームにいくよう指示する.リョンはジュヌンに何もしないよう指示し、チームの3人は自殺希望者ノ・ウンビの勤務地に向かう.
アプリのネガティブ度と自殺危険度は比例していた.
ノ・ウンビの前に転倒したバイクが突っ込んでいく.
ク・リョンは超能力で人・モノを静止しバイクの向きを変えウンビを助けた.驚くジュヌンに「私は人を救う死神なの」と言う.
人助けに感動するジュヌンに「助けるのは自殺しようとする人だけ.それがチームの業務」と説明した.
放送作家のノ・ウンビは上司に強要され、いじめの漫画の作家にインタビューをすることになった.リョンたちはインタビュー担当者としてウンビに近づいた.
いじめ被害者の人生を壊した加害者への復讐劇を描いた作家へのインタビュー中に、ウンビは席を立ちトイレで泣いた.作家はウンビと初対面と話すが、リョンは2人の間に何かあると感じる.イム代理に“記憶のキー”の決裁を指示する.
リョンがキーを使って記憶に張り込もうとすると、イム代理は退勤をしてしまう.
見学するというジュヌンに「人には嫌な記憶や怖い記憶もある.記憶には何一つ触れるな」と警告し、2人でウンビの記憶の中に入る.
記憶の扉を開けると、学校でいじめられるウンビの姿、自宅でいじめに耐える姿があった.
エピローグ
ク・リョンはネットフリマでグッチのパーカーを購入した.
しかし、ロゴがAGUCCIM(煮込みアンコウ)と偽物だった.そのパーカーはジュヌンに渡した.怒ったク・リョンは販売者に乗り込み殴った.
第2話 落下2
記憶の鍵を使って、リョンとジュヌンはウンビの記憶の中に入る.
リョンは、ジュヌンに人とぶつかると記憶の中に閉じ込められると注意した.
高校時代の記憶の中に、ウェブ漫画作家のキム・へウォンがいた.
イライラするへウォンは、友人2人と一緒に、楽しそうなウンビをいじめていた.
へウォンはペンをノックする音がしたら笑うように脅した.嫌がらせをしてはペンの音を鳴らし、無理やり笑わせるいじめを繰り返していた.
我慢できなくなったジュヌンは、蹴られるウンビに覆いかぶさった.
すると周囲の景色が崩れ始めた.リョンとジュヌンは入ってきた順番で戻る.唯一、地下鉄の中のウンビだけが、チョン課長のコントを見て笑っていた.
最後の扉は、ジュヌンが鍵を壊して開け、無事に現実に戻ることができた.
いじめの加害者が被害者の漫画で有名になったことに怒るジュヌンに、リョンは加害者は憶えていないものだと話す.
ウンビは上司にへウォンは加害者と訴えるが、相手にされなかった.
へウォンは友人達から放送作家はウンビだと教えられる.インタビュー現場でペンの音を鳴らし嫌がらせをするが、ジュヌンが止める.追い詰められたウンビは屋上に向かう.
ジュヌンが力になると声をかけるが、ウンビは聞き入れなかった.
リョンは「飛び降りるのが最善の選択?だったら死になさい」と言う.リョンの言葉に抗議したジュヌンは、イム代理から屋上を追い出され、階段を駆け下りた.
死ねば今より楽になるはずと言うウンビに、リョンは「乗り越えようと、打ち勝つ努力はした?弱すぎて戦う勇気もないから甘く見られいじめの対象になる」と言う.
「どん底から抜け出そうと努力した.心から笑いたいのに笑うのに抵抗がある.どんな思いで耐えて来たか分かる?」とウンビは答えた.
リョンが「命を絶てばすべてが終わると思う?」と尋ね、ウンビは「生きていたい.死にたくない」と呟く.
リョンは「さっき言った“乗り越えようと努力して”は、毎晩自分に言い聞かせたウンビ自身の言葉よ」と言う.
驚いたウンビは、ビルから落ちてしまう.
落ちながら、楽しかった思い出が浮かび「生きたい」と心から感じた.リョンが助けた.
リョンは「苦しめたあいつらが悪い.そろそろ立ち上がりなさい.不幸を避けても幸せになれない.助けられるのは自分だけ.だから見下されないように、しっかりしなさい」と励ますが、ネガティブ度は高値のままだった.
ジュヌンが“チョン課長”を連れて来た.
チョン課長のギャグを見て、ウンビは心から笑った.
ジュヌンはウンビを抱きしめ「あの時のように笑って.持ちこたえてくれてありがとう」と慰めた.ウンビが「ありがとう」と答えると、ネガティブ度20%と低値になった.
ジュヌンは失敗したらウンビはどうなってたかを質問した.
「地獄で残された人々の泣き声を聞きながら後悔の道を歩いた」とイム代理は答える.罰が大きいというジュヌンにリョンは「生きることを恐れ、死を選択した代償」と答えた.
リョンはへウォンに会い、ウンビに謝るよう通告した.
拒否したへウォンに高校生の自分にいじめる体験をさせた.そして、いじめの加害者だった報道を流し非難を受ける罰を与えた.
いじめた友人2人にも仕返しをした.ウンビの訴えを無視した上司も批判を受けた.ウンビは被害者としてインタビューを受け、前を向いて生きることにした.
リョンは会長に、ジュヌンの出来は悪くないが一緒に働きたくないと言う.
地獄の道を歩いていたク・リョンは、会長から自殺する人を救えば、ある人に会わせてもらえる約束をしていた.
ジュヌンは映像管理チームへ配属した.
自殺する人の意志が弱いと悪口を言うチーム員に、ジュヌンは怒鳴りつけ、チームに居づらくなってしまった.
チーム長会議で、ジュヌンの配属先が議題となる.リョンは危機管理チームに入れると発言した.
エピローグ
トイレ中のチョン課長は、トイレットペーパーがないことに気づく.
隣からジュヌンが3枚のペーパーを見せ、協力してくれたら渡すと言って、チョン課長をウンビの前に連れて来ていた.
以上です.
感想
自殺を食い止める死神の話なので、扱われるテーマは重そうだけど善きドラマ!!
いじめのシーンは酷かった。。。
キム・ヒソンさんが演じる死神さんのチーム長が痛快☆
そして
ロウン君演じるジュヌンの予想外な言動も面白い♪
生きることに一生懸命なとこに共感!
死神さん達を演じる役者さん達がとても素敵
これから本格的にどんな展開をしていくのか、楽しみデス
第3・4話 「時間の森」 あらすじ
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました.
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