チャン・ギヨン主演「九尾の狐とキケンな同居」の第3・4話の詳細なあらすじです.
九尾の狐ウヨが人間の心・ダムとの愛を獲得する過程が気になったため備忘録として書いてます.
何かのお役に立てれば幸いです!
人間の心が分からない九尾の狐が,大学生ダムとの同居生活で,人間らしさ,愛することを獲得していきます.基本,クールな九尾の狐ウヨと大学生らしい明るいダムのやり取りがとても面白く笑えるラブコメディードラマです.ちなみにstudio dragon制作作品♪
登場人物
シン・ウヨ | 999歳の九尾の狐.人間になるため人間(女性)の精気を集めて生きてきた. |
イ・ダム | シン・ウヨの大切な玉を飲み込んだ歴史学科の今どき大学生. |
ヤン・ヘソン | 最近人間になった約700歳元九尾の狐で,ウヨの700年来の友達.慣用句が苦手 |
ケ・ソヌ | ダムの先輩.大学のモテ男.自分に関心を示さないダムのことが気になる. |
ト・ジェジン | ダムの同級生.気が弱く,女性に優しい.ダムを頼りにしている. |
チェ・スギョン | ダムの親友. |
チョン・ソク | ダムの先輩.成績優秀で,スギョンのライバル. |
イ・ダン | ダムの弟.優秀なアーチェリー選手 |
ケ・ソウ | ソヌの妹. |
全話あらすじはコチラからどうぞ!
☝U-NEXTで配信中♪
第3話 あらすじ
ウヨはヘソンとお茶をする.
ヘソンは,自分の時は一瞬で玉が青くなり人間になられたのに,ウヨは玉を取りだそうとしたら玉が青く光って元に戻ったことに驚く.
ダムは,ジェジンとヘギョンにウヨに抱きしめられたことを相談する.
ダムは,友人がいきなり抱きしめられたのはなぜか?か質問すると,ヘギョンは愛情表現よと答え,2人の関係性を質問する.ダミは「結婚はしていないが,同居している.お互いに好きではないけど,成り行きでお腹の中に大切なものが・・・」と答えると,ヘギョンは妊娠を疑う.
ウヨとヘソン.
ウヨは玉を完全に染める方法が分からないが,「今は見守るしかない」という.ヘソンは「もうすぐ1000歳になる時に玉が転がり一瞬でも青く変わったから運命を感じたのね.できるだけダムに優しくするように」と指摘する.優しくする理由が分からないウヨに,「あなたにとって最後のチャンスかも.人間は幸せの時に最もいいエネルギーが出るの.私は幸せにするための努力をした.私と交際したら幸せだから,交際してやった.」と言い,ウヨは呆れる.さらにヘソンは「その娘と付き合えばいい.恋愛するとエンドルフィンが分泌される.恋愛してるふりをして人間のそばにいるのは嫌だろうけどやるしかない.我慢して付き合いなさい!」とアドバイスをする.
ウヨの自宅で,ダムがウヨに話しかける.
「私と付き合いたいの?」と言い,ウヨは飲んでいた水を吹き出す.さらにダムは「なぜ抱きしめたの?おかしな行動をしたのは長老なのに,私が悩んでバカらしいから理由を教えて」と言う.ウヨは「最初は解放するつもりだったが,一人で玉を解決だろうかと不安になった」と誤魔化す.ダムは「2人で無人島に取り残されたのに,同志なのに私だけ脱出した気分?」と聞くと,ウヨは「そんな感じ」と答え,ダムは「理解できるから無かったことにする.もう思わせぶりな行動は,誤解するからしないで.」と言う.
ヨは「本心なら?付き合おうと言ったらどうする?」と聞くと.ダムは「付き合いません.タイプじゃないから.なぜ聞くの?」と答える.ウヨは「不安を感じて正しい思考ができないのは禁断症状だろう」と作り笑いする.
ダムが大学校内の廊下を歩いてるとスギョンが話しかけてくる.
2人で話しているところ,ソヌが話しかけてきてスギョンに席を外すように言う.そしてダムを食事に誘う.
ソヌはダムが自分に触れないようにする態度を見て,友人から「ダムは男に鉄のような壁をつくる誰にでもああいう態度.お前は顔はいいけど性格が悪い.ダムは内面を重視するタイプ.落とせる自信があるのか?賭けよう」と言われたことを思い出す.
ソヌはダムに何かにつけて近寄ってくる.
ウヨとヘソンは電話をしている.
ウヨはダムに付き合いを断られたと言う.ヘソンは笑い,ダムの幸せはウヨとの恋愛ではないから,他の方法を探そう.好きな物をプレゼントしては?と提案する.ウヨは語彙力の弱いヘソンに学校に通えと言い電話を切る.
ソヌがダムに週末の映画の誘いをする.
2人を見た女子同級生達が「最近2人が一緒にいるのは,ダムがソムに言い寄っている.」と噂をしていると,スギョンがやってくる.
スギョンとジェジンと3人でランチをする.
ダムはスギョンにソヌとの関係を聞かれ,1度食事をしたと答える.ジェジンは「悪い男っぽいのに」と驚く.そこへソヌから週末の映画のお誘いメッセージが入り,2人はソヌがダムに気があるという.ダムは「沢山いる女子の中で普段は酷い恰好をしている私に興味をなぜ持つ?」と答える.
ダムは保育園から大学まで男女共学だったにも関わらず恋愛経験がない理由は,好きな人の前では小さくなってしまう性格で,興味のない人の前では全く遠慮のない性格.告白してきた相手にも正確な自己省察による鉄壁なガードを見せることである.
ダムは客観的に自分を見ることができるため,ソヌに好かれるはずはないと確信していた.顔も見たくなくなるほどの悪印象を与え事を終わらせると宣言する.ジェジンは「正直に迷惑だ」と言えばと提案するが.ダムは「駆け引きだと思われ,同じ学科の同級生に悪い噂が立つのは嫌.嫌われるのが一番」と言い,ジェジンにアドバイスをもらおうとするが,ヘギョンは振られてばかりの男より遊び人の男に聞くようアドバイスをする.
ウヨの家に帰るダム.
帰宅途中,ピザや中華,トッポギを配達するバイクの列を見る.家に帰ると,その料理が並んでいた.ウヨはダムが好きそうなものを揃えたと言い,ダムはウヨの気づかいに「長老は思った以上に遊び人だ」と感動する.ダムは,長く生きて沢山女性と付き合ったウヨにソヌの件を助けて欲しいとお願いをする.ダムは「先輩とのデートの前に予行練習をしたい.どれが一番嫌な態度か,さらに嫌われる方法をアドバイスを」と言う.ウヨは個人的なことに関わりたくないと言うが,ソヌが寅年と知り快諾する.
予行練習のため家を出ようとするダムとウヨ.
ウヨは予行練習でもデートらしい服装として黒のスーツで現れる.ソヌに嫌われるためつなぎ風の服をきたダムに,ウヨは毛だばって首回りが伸びたダサイTシャツで,スニーカーの踵を踏むと品がないと提案する.ダムは喜びつつ複雑な気持ちになる.
2人は食堂に入り,ダムは汚い食べ方でガツガツと食べウヨに食べる姿を見せるが,ウヨは以前ダムがジャージャー麺を食べた姿のほうが今より不快だったと提案する.ダムは食べ後の汚い皿が恥ずかしくなる.2人はカフェに入り,ダムは今日のお礼を言う.ウヨはダムが熱い飲み物を飲むとき,音を出しすすりながら飲む下品な姿も見せること.ソヌの前で友達と電話をし乱暴な言葉を使うと言いと提案する.ダムはいつも通りの姿が悪印象だったと落ち込み,ウヨは謝るがダムは家に帰ろうという.
帰宅途中,アーチェリーで景品をもらえる出店を発見し,ダムは景品のぬいぐるみが気に入る.朝鮮時代は武官だったウヨは全ての矢をど真ん中に当て,ダムは感動する.ウヨは落ち込ませたお詫びとして景品のぬいぐるみを渡す.ダムの機嫌は良くなり,ウヨにバカのように笑って嫌われてみると提案し,ウヨに笑顔を見せる.ウヨはかわいく見えるからダメだと言う.
可愛いと言われたダムは「私をたぶらかす気?」と戸惑う.
ソヌがダムとウヨが歩く姿を見つけ,ダムに電話をする.
電話を受けているダムの肩に,背後からソヌは触れようとする.ウヨが気づき,ダムを引き寄せソヌから守る.ダムはソヌにウヨのことを「偶然いつのまにか知り合った方」と紹介する.ソヌがダムに週末の映画の事を相談しようとするが,ウヨが間に入る.ダムの続きは微妙な時間にメッセージ下さいと言うと,ソヌはダムの頭を撫で,立ち去る.ダムは腹痛で苦しむ.
ダムは自室のベッドで横になる.
ベッドの脇でウヨが心配している.ダムはウヨの手でも治らないことに嘆いていると,ウヨが玉の近くのほうが効くからとダムのお腹に触れ,ダムの腹痛は治まる.ダムは体脂肪はプライバシーだからと慌ててお腹を引っ込めるが侵害されたと嘆く.ウヨはソヌと会うことを心配する.ダムも急に触るソヌだが同じ科だから避けられない」と言い,ウヨは「心配だから何かあったら駆けつける.ダムは僕が守る」と微笑みながら言う.ダムは,ウヨが守ってくれたこと思い出し笑顔になる.
心配する弟ダンからダムに電話が入る.
ダムが同居人がおごってくれたと言うとダンは怪しむ.ダンは同居人の名前を尋ね,ダムは「シン・ウヒ」と答える
ダンが大学へダムに会いに来る.
ジェジンと会い,久しぶりに姉に会いに来たとダンは言う.ジェジンに一緒に住んでるのになぜ?シン・ウヒと言う友達も知らないと言われ,2人はダムの行動を怪む.家を出た2週間前から酒と鶏を止めており宗教にハマったのではと考え,帰宅するダムを尾行する.
ダムがウヨの玄関の前で,ウヨに“長老“と話しかけ,宗教の教祖と想像する.さらにダムはお腹をさすりながら玉のコンディションについて話している姿をみて,ダムの妊娠を想像する.起こったダンはウヨの家に乗り込んでいく.ジェジンとダンは「愛しているのか?結婚する気はあるか?」と責めると,ウヨは「いいえ」と冷静に答える.怒ったジェジンとダンは「それでも人間かー?」とウヨに殴りかかる.ウヨは「いいえ」と答え,「記憶を消し家に帰す」と言って2人を瞬間移動させる.
今日の分の記憶を消したウヨに対しダムは怒るが,ウヨは今消さないと更に多くの人が知ることになり面倒なことになると平然と答える.ダムは「自分のせいで大切な人の記憶が消えたら心が痛む」と怒るが,ウヨは「人間のように考えれない」と答える.ダムは「人間になりたいなら,そういう感情を学ぶ方が」と言って,ダンに会いに行く.ダンは大勢の友達を呼んで楽しんでおり,ダムを追い出そうとする.
ウヨはヘソンと会う.
ヘソンは「できるだけ優しくするようにアドバイしたのに,数百年も年下の子に感情的になるなんて.」と呆れ,「ウヨは常識はあるが人間の扱いが下手.女性を扱う方法を学べ.最後の望みのあの子が離れていく」と忠告する.
ウヨは帰宅していないダムに謝罪のメッセージを送ろうとするが止める.ダムもウヨに謝り,許してくれるか悩む.
帰宅したダムはウヨに謝ろうとするが言えず,置き忘れたスマホを探したいとウヨのスマホを借り,自分の番号にかける.ダムはウヨのスマホに自分の番号が登録されておらず,何かあった時のためにと登録する.そして誰も登録されていないことに気が付く.ウヨは家族も友達もいないと言い,ダムは寂しいだろうと思いやる.ウヨはスマホに登録されたダムの番号を見つめ微笑む.
ダムはデートの練習など助けてくれたお礼に豚足を食べに行くことを誘う.
ウヨはダムの皿に肉を乗せてあげる.ダムは数百歳も年下に私が盾突いたことを謝る.ウヨはダムを不快にさせたことを謝り,「僕は人間のように考えられない.感情を真似しているだけ.共感することやこじれた人間関係を修復するのが下手.なぜダムが怒ったか理解でなくて,ごめん」と言う,ダムは「長老の周りには人がいないからしょうがない」と言い.さらに寂しいのに,軽率に人がいないと言ったことを謝る.ウヨは「人と過ごす方が気まずい」と答え,ダムは「私と過ごすのも気まずいか?」と尋ねる.
ウヨは自室でダムと過ごした時間を思い出しながら,玉のための同居なのかと考える,
リビングに行くと,ダムが課題の途中で眠ってしまっている.ダムにブランケットをかけてあげると,ダムのパソコンにソヌからのデートの確認メッセージを見つける.
ダムはヨレヨレのTシャツで出かけようとする.
玄関に「何かあったら電話して.玉のためだけじゃない.ダムさんとは気まずさは大丈夫だった」と言うメッセージが貼られていた.ダムは長老のために頑張ろうと気合を入れる.
ダムは映画を止め,公園でジャージャー麺をソヌと食べる.嫌われるよう豪快に食べる.
ウヨが帰宅すると玄関にダムのメッセージが貼られていた.
「長老との同居は大丈夫だった.大丈夫というより楽しい」と書かれており,ウヨは微笑む.そこへダムから「何も問題ない.早めに帰るから一緒に夕食を」とメッセージが届く.外を見ると雨が降っている.
ダムとソヌは雨宿りをしている.
バスに乗ったことがないというソヌにダムがバスの乗り方を教えるという.ソヌはダムの笑顔に心臓がドキドキし,ダムを直視できなくなる.ダムはソヌが目を背けることで,嫌われたと喜ぶ.ソヌはバスの中でダムとのメッセージのやり取りを楽しむ.ダムは疲れてバスの中で寝てしまい,ウヨからの電話に気づかない.ウヨは電話に出ないダムを心配する.
ダムはバスから降り,ウヨからの電話に出ようとするが電池が切れる,雨に濡れながら家に走って帰ろうとすると,目の前にウヨが立っており,傘を差しだしてくれた.ウヨは「隣にいる時でも,電話に出て」と言う.
終わり
第4話 あらすじ
ダムは雨に濡れながら家に走って帰ろうとすると,目の前にウヨが立っており,傘を差しだしてくれた.ウヨは「隣にいる時でも,電話に出て」と言う.
ダムは,ウヨのため夕食に通販で購入した牛の血のスープを作り,一緒に食べる.ダムは,ソヌとのデートが嫌われる態度をとってうまくいったと報告する.しかし,ソヌから明日も会おうとメッセージが入ったのをウヨは見る.
翌朝,ダムはおしゃれして出かけ,ウヨは気にする.
ソヌは,会う誘いにダムから「結構です」と断られていた.ソヌは,昨日のダムの態度を積極的だったと受け取っていた.
ダムは弟ダンの試合の応援に行くためオシャレをしていた.
応援に行く前にスギョンとカフェでお茶をし,ソヌから再び誘いがあったことを相談する.ヘギョンは「あんたの先輩への気持ちはどうなの?」と聞かれ返事が出来なかった.
ヘソンがウヨの家に頼み事を言いに尋ねてくる.
ウヨはダミを「面白い子で,優しいし見ていて退屈しない.1年の付き合いだ」と言う.
ヘソンは「必死で人間になったけど大したことはない.だから大学に通ってみたい.悪い話じゃない.玉が青く変わり始め,問題が起こると困るから不安では?その子を見守る安全で確実な人がいるはず.」と言う.
夜,ウヨはダムの帰りを待つ.
帰ってきたダムに門限22時を提案し,破った場合1カ月間部屋のwi-fi使用不可と提案する.大学生のダムは「むち打ちより辛い.,契約破棄をする.違約金は?」と言うが,考え直し「気を付けます」と言う.ウヨの態度につい笑顔になる.そして,ヘソンの願いを受ける.
ヘソンが大学に登校する.
男子学生はざわつく.ヘソンは,前に立っていたジェジンに人文学の校舎の場所を尋ねる.ジェジンは,ダムとスギョンに「韓国人だけど交換留学生としてきた学生」とヘソンを紹介する.ダムが挨拶すると,ヘソンは嬉しそうに「これからよろしく」と言う.
授業の課題で,“恋人関係”についての課題が出る.講師が決めたペアで毎週デートしレポートを出すよう指示が出る.
ペアは,ヘソンとジェジン,ダムとソヌだった.ヘソンは顔色を変え,ソヌは喜ぶ.ダムはソヌに「デートはせず,適当にレポートを書こう」と提案するが,ソヌは土曜にデートするよう決める.
ソヌとその友人たちは,ダムを評価している.
ダムに振られた学生は,ダムを悪く言う.ダムと先輩のソクが通りかかり,「私はものじゃない.謝罪を.人を評価することが悪いことと分かっていて」と注意して立ち去る.ソヌが追いかけてきて「自分は何も言っていない」と言うが,ダムは無視をする.ソヌが怒っているなら殴ってくれと言い,ダムは丸めた紙でソヌの頭を叩き,「先輩は悪くないが,ああいう話を聞くのも悪い」と注意する.
いつも悪口をいう同級生の女子学生ダヨンたちは,ダムがソヌ達に付きまとい過ぎとエレベーターで悪口を言う.後ろでヘソンとダムは聞いていた.ヘソンはウヨにダムがデートの課題でソヌとペアになったことを伝える.ウヨは「私生活の報告はいらない.危険な時に見守って」と言う.さらにヘソンはエレベーターでダムが泣きそうな顔になったことを伝え「本当にダムの私生活に興味がないのか?」と質問する.ウヨは「もちろん.玉以外のことで干渉するな」と言う.
評価をした先輩たちと悪口をいった女子学生たちと課題をするダム.
質問するダムに先輩は適当に答える.女子学生はダムに「先輩たちがダムの顔の評価をしていたが,大丈夫?」と声をかけるが,ダムは「ここにいない人の話はしたくない」と言う.嫌味を言う同級生に「表では友達のふりをして陰で悪口を言う同級生に会うのが辛い」と言うと,同級生たちは出ていく.ダムは,夜図書館で一人課題をする.
暗い構内を歩いていると,一つずつ明かりがともる.
目の前に迎えに来たウヨが立っていた.安心したダムは泣き出し,ウヨが泣く理由を聞くとダムは更に泣き,ウヨは胸を貸す.ウヨは「自分は辛い時に行くところがあるから,ダムのそういう場所があれば一緒に行こう」と提案する.ダムはカラオケで歌い叫び,ウヨは驚くが笑って見守る.スッキリしたダムに歌うように勧められたウヨは古い歌を歌い,ダムに笑われる.
ダムは,ウヨのおかげで最悪になりそうな日が楽しい日になったと感謝した.ダムがおしゃれして出かけた日は,ダンの応援に行ったことをウヨに言うと,ウヨは無意識に笑顔になる.ダムの口にアイスが付き,ウヨが指で拭くとダムは戸惑う.
ダムは,ウヨが人間になったらいい人になりそうと考える.
生理のため朝から部屋に引きこもるダムを心配するウヨ.
ウヨは,ダムが食べたいと言ったピザなど料理を準備し,栄養剤,鎮痛剤,ダムの好きなお菓子を用意する.ダムは「ウヨが素晴らしい人間になりそう.学科の先輩もニュースも悪い人が多い.長老と会った時はファンタジーと思ったけど,人間関係のほうがファンタジーみたい.変な人間より長老のほうが人間味がある.見返りを求めず優しくしてくれる」と言い,ウヨは笑顔をなくす.
夜ダムは「いつもより生理痛が強い」と言う.寝ようとしたダムに,ソヌから明日会おうと連絡が入る.翌朝さらに生理痛は強く,ダムは寅年のソヌと会うことに気が重い.顔色が悪いダムを心配するウヨだが,ダムは最初の課題だからデートに行くという.ウヨは行かなくて済み方法があると言って,ダムに変身し代わりにデートに向かう.
身代わりのウヨとソヌは,食事に行く.
ソヌが顔の評価したことを謝罪し,許してくれてよかったというが,ウヨは許していないと言い上品に食事する.ソヌがそんな姿をかわいいと思う.ウヨはダムは気が付いてないがソヌの気持ちが丸見えだと感じ,ソヌに諦めさせようと考える.
ヘソンとデートするジェジンは,他の男子学生から羨ましがられる.ジェジンは気まずく思っていた.
食事・カラオケでのデートはヘソンに断られ,映画に行くことになる.ヘソンは映画館でダムに変身したウヨを見つけ興味を持つ.ジェジンとヘソンはダブルデートを誘う.
ヘソンはウヨにトイレに誘い,2人で話す.ヘソンはウヨに代わりに来た理由を尋ね,「玉に精気を奪われているから,体調も悪くなる」とウヨに言う.さらに「失敗は1回でいいでしょう.あの子は玉に精気を奪われ死ぬ.見守るのは辛いだろうから.でもあなたは思った以上に情がわいている.思い出して,誰かを愛して幸せな結末になったことが?」と言う.
ジェジンはソヌに相手の交換を提案するが,ソヌに断られる.
4人で映画を観た後,ウヨはすぐに帰宅する.
ソヌはジェジンが「ソヌのタイプは顔より性格.いい人が良い」と聞き,性格の悪いソヌはどうしたらいいかと悩む.
ダムがリビングに行くと,ウヨがソファで眠っており,布団をかけてあげる.
眠るウヨの顔を見つめ,ダムは「私のせいで長老だけが苦労している」と考える.ウヨが目を覚ますと,目の前にダムがソファにもたれ眠っている.ヘソンに言われた言葉を思い出す.朝鮮時代の恋を思い出し,「情がわき過ぎても良いことはない」と考える.
翌朝,ダムは,ウヨの体調を心配し疲れさせたことを謝罪する.ウヨは無言で自室に戻る.
執筆中のウヨに,ダムが疲労回復にとケーキを持ってくる.ウヨは「人間の食べ物が好きじゃない」と言い,すぐにパソコンに向かう.
ダムが話しかけてもウヨは素っ気に態度を取る.
ダムはウヨに避けられていると悩む.
スギョンに相談すると,「あなたに悪いところがないなら,相手に理由があるのでは.好きな人ができたの?その人を気にしている」と答える.
ダムは帰宅するとウヨが庭の手入れをしている.
ダムを無視しようとするウヨにソヌと一緒にレポートを書くことを相談するが,ウヨは「僕の許可は要らない.大事なこと以外は報告は要らない.やむえない事情で一緒にいるだけの関係」と冷たく答える.ダムはウヨが前は優しかったのに急に冷たくなったのは,ソヌと何かあったためと考える.
ソヌとダムは一緒に課題のレポートを書く.
ソヌがダムの興味を引こうと優しくするが,ダムは身代わりをしたウヨの様子が気になり質問するが,特に何もなかった.
帰り際,ソヌはダムにウヨとの関係を聞く.ダムは「偶然いつの間にか知り合った人.それ以上,それ以下でもない」と寂しそうに答える.ダムは帰り道,ウヨと楽しくデートの練習をしたことを思い出す.その時のカフェにウヨがいるのを見つけ,ウヨと目が合う.
ダムはウヨの前に座り,「ウヨの言い分は分かるが,私は前のように楽しく過ごしたい.私といるのは気まずくない,玉のために我慢してないと言ったのに気が変わったのか」と言う.ウヨは「ダムの人生に深くかかわらない方がいいと思った.そのせいで困らせたようで,ごめん」と言う.ダムは「前の関係に戻りましょう.座るところからやり直すから,気を使ってください」と言い,立ち上がり,座り直す.
ウヨは「あの先輩と会ってきた?」と質問する.ダムは「ええ,まあ」と答え,ウヨは「嫌なことをされた?」と聞く.
ダムは「私の嫌がることはしなかった」と答え,ウヨは「彼はダムを特別に思っているからね」と言う.
ダムは「よくわからない.先輩が私を特別に思うとしたら信じられない.私は誰かを好きになる気持ちがよく分からない.よく知らないのにどうして私が好きなのか?その人が私に期待する姿があって,それに応えられなかったらどうすればいいのか」と言う.
ウヨは「ニーチェの本に“愛には,いつでも少しの妄想が含まれている”という言葉がある.誰かを好きになるというのは,その人を勝手に誤解することかもしれない.誰にとってものダムは,フェルミーナ・ダーサに見えるということだ.小説のヒロインは“彼女はとても美しく魅力的で,普通の人と違って見えた.だから彼女が靴の音を鳴らして歩くときに,誰も正気を失わないのか.彼女のベールから漏れる息になぜ誰もときめかないのか.彼女の髪が紙になびき彼女の手が宙に舞う時や美しく微笑む時に,なぜみんな恋に落ちないのか.理解できなかった”」と言い,2人は見つめあう.
終わり
ウヨの心の変化
- ダムに理論上の恋愛を教える
ダム:「よくわからない.先輩が私を特別に思うとしたら信じられない.私は誰かを好きになる気持ちがよく分からない.よく知らないのにどうして私が好きなのか?その人が私に期待する姿があって,それに応えられなかったらどうすればいいのか」
ウヨ:「ニーチェの本に“愛には,いつでも少しの妄想が含まれている”という言葉がある.誰かを好きになるというのは,その人を勝手に誤解することかもしれない.誰にとってものダムは,フェルミーナ・ダーサに見えるということだ.小説のヒロインは“彼女はとても美しく魅力的で,普通の人と違って見えた.だから彼女が靴の音を鳴らして歩くときに,誰も正気を失わないのか.彼女のベールから漏れる息になぜ誰もときめかないのか.彼女の髪が紙になびき彼女の手が宙に舞う時や美しく微笑む時に,なぜみんな恋に落ちないのか.理解できなかった”」
最後まで読んでいただき,ありがとうございました.