韓国ドラマ チャン・ギヨン主演「九尾の狐とキケンな同居』の第5・6話の詳細なあらすじです.
九尾の狐ウヨが人間の心・ダムとの愛を獲得する過程が気になったため備忘録として書いています.
何かのお役に立てれば幸いです!
登場人物
シン・ウヨ | 999歳の九尾の狐.人間になるため人間(女性)の精気を集めて生きてきた. |
イ・ダム | シン・ウヨの大切な玉を飲み込んだ歴史学科の今どき大学生. |
ヤン・ヘソン | 最近人間になった約700歳元九尾の狐で,ウヨの700年来の友達.慣用句が苦手 |
ケ・ソヌ | ダムの先輩.大学のモテ男.自分に関心を示さないダムのことが気になる. |
ト・ジェジン | ダムの同級生.気が弱く,女性に優しい.ダムを頼りにしている. |
チェ・スギョン | ダムの親友. |
チョン・ソク | ダムの先輩.成績優秀で,スギョンのライバル. |
イ・ダン | ダムの弟.優秀なアーチェリー選手 |
ケ・ソウ | ソヌの妹. |
第5話 あらすじ
ウヨとダムはカフェから帰る.
ダムが暑いと言うと,ウヨは熱を確認しようと顔を触る.ダムは動揺する.
ダムは自室に戻り,スギョンとジェジンにスマホで相談する.
急に胸がドキドキし,呼吸が苦しくなり,ふわふわするのは何故かと聞くと,スギョンはダムの恋愛細胞を目覚めさせるチャンスと「その人のことが好きなのでは?」と答える.ダムは「ウヨのカフェでの言葉やビジュアルにときめいているだけ」と自分に言い聞かせるが,普段のウヨの姿に見入ってしまう.
ジェジンはダムとソヌが両想いだと勘違いする.スギョンはソヌが相手ではないと言い切る.
ウヨは編集者に食事を誘われるが,「今度と言うのが礼儀だと思っていた.人と食事をするのが好きではない.」とはっきり断る.ウヨはよそよそしいダムの様子を思い出し,メールを送る.
ダムはジェジンとスギョンの3人で食事をする.
ウヨから「近くを通るから迎えに行く」とメールが届き,ダムはウヨに電話し迎えに来てもらうことにする.スギョン達を置いて,急いで店を出る.
ウヨは大学でダムが来るのを待っていると,ヘソンが助手席に乗ってくる.ヘソンは人を愛しても幸せな結末はないとアドバイスをしたはずと言うと,ウヨは元からそんな感情はないと答える.ヘソンは「今までにあった人と同じなのか?」と聞くと,同じ,意識して距離を置くと不自然だと答える.ダムが近づいてくるがヘソンは車を降りようとしないため,ウヨはヘソンをジェジンの車の前に瞬間移動させる.
ウヨはダムに避けられている様子だから迎えに来たという.ダムは個人的な理由で混乱していただけと答える.ダムが漢江は食べ物が2倍美味しく感じる場所だから好きというため,ウヨは漢江に行くことを提案する.
ヘソンはジェジンに送ってもらう.
ヘソンはダムとは楽しそうなのに私とは気まずそうと言うと,ジェジンは「高校の時女神のような彼女にデートの都度5万ウォンを渡しだまされた.別れようとしたら根性焼きされそうになって女神トラウマがある.自然に接せれるよう努力する」と言う.車が故障し,ヘソンとジェジンはレッカーに乗る.
ダムとウヨは漢江でラーメンを食べる.
ジェジンからヘソンと一緒の時に恥をかいて休学すると連絡がある.ダムはウヨにヘソンは美人だと思うかと尋ねると,ウヨはダムのほうが綺麗だと答え,ダムが謙遜すると,ウヨは「いつも以上に真剣だ」と言い,ダムは照れる.
ダムがメールだと気づくに遅れると言い,ウヨはダムに合わせメッセージアプリを利用することにする.
ウヨが中宗時代の肖像画を書いてもらって以来写真を撮ったことがないというため,ダムがアプリのアイコン用の写真を撮ることにする.楽しそうな笑顔のダムを見て,ウヨはこれまでの人とは違うことに気が付くが「特別じゃない」と自分に言い聞かせる.ダムもウヨにトキメクが夕日のせいと自分を言い聞かせる.
ソヌは,SNSのウヨが撮影した笑顔のダムの画像を見て「誰と言ったんだ」と呟き,ジェジンがダムのタイプが良い人と言ったことを思い出す.ソヌは妹に「いい人ってどういう意味.いい人になるには?」と聞く.妹は「性格のいい人の事.お兄ちゃんは遊び人っぽいから生まれ変わるしかない.」と答える.
ウヨとのメッセージのやり取りを楽しむダムに,ソヌは次のデートの誘いをするが,ダムはそっけない.
その様子をみたジェジンは,ソヌとダムの仲を取り持とうとスギョンに提案するが,スギョンはダムが嬉しそうにウヨの車に乗る姿を目撃していたため,ジェジンに見守ろうと提案する.ジェジンはダムが恋愛の相談をしてくれないことに拗ね,ダムを避け続ける.ダムは怒りが爆発する.
怒るダムをウヨは心配し,声をかける.ダムはジェジンから避けられる理由が分からないから寂しいと言い,ウヨに一緒に散歩に行きたいと言う.ウヨは一緒にいるから今日だけお酒を飲もうと提案する.お酒を飲み泣いたり笑ったり沢山感情がでるダムにウヨも楽しい気分になる.ウヨは「長く生きていると全てが過ぎ行く季節のように,無意味に感じる.ダムは常に本心で,正直な姿が好きだよ」と言う.ダムも「好きです.この感情をうまく表現できないけど,ふわふわ,ぽかぽか,熱くて飲み込むことも吐き出すこともできないくらい好きです」と言い,瞬間移動したウヨの肩で眠る.
翌朝,二日酔いで目が覚めたダムは,昨夜ウヨに告白したことを思い出し,逃げるように登校しようとするが,ヨに捕まる.ウヨは,ダムに手作りの茶わん蒸しを出す.ダムが告白した時に目の前に茶わん蒸しがあり,ウヨは勘違いをしていた.
ソヌは,ダヨンにダムの好みを聞く.
ダムに興味を持つソヌに対し,ソクは「お前とテジン(顔を評価した学生)には注意しろと噂になって,科の雰囲気を悪くしている」と注意する.ソヌはテジン達に,ダムを落とす賭けはやめると宣言し,ダムを週末誘う.
ダムは,一緒に住んでウヨに情が移ったせいだと考え,早く玉を取り出し家を出ることを決意する.そして,ウヨに早く玉を取り出し,元に戻りたいと告げる.ウヨはまだ方法が見つかってないと謝る.ウヨは「僕は,人間の心が無いから方法を話さないことを謝る必要はない,後悔したことはない.特別なことではない」で自分に言いきかせる.
ニュースでは,手がかりのない殺人が話題になっている.ヘソンは,人間の仕業ではなく私たちに関係すると感じる.
スギョンは,ダムにジェジンがダムを避けるのは,私が男の人の車に乗るダムのことを話したからと謝る.ダムが秘密にするからジェジンは寂しいと教える.スギョンはどういう関係か答えられないほどの微妙な関係なら,心を開かない方が良いと忠告する.ダムは「ただの知り合いでもない,付き合ってもいない関係,ウヨにとっては災難な存在かもしれない」と考える
テジン達は「ダムのおかげで賭けに勝ち,儲かった」と話しているのを,ジェジンは聞く.ジェジンはダムで賭けをしたソヌに詰め寄る.ソヌが「後悔したからやめた.出しゃばるな」と言い,親友のジェジンは怒りが増す.そこへダムが現れる.ソヌは「ダムで賭けをした.ごめん」と謝るが,ダムは「ソヌに先入観があったから申し訳なく思っていた.でももう申し訳なく思う必要はない.関わらないで」と言う.
ニュースでは殺害された女性は,生前お腹を噛み切られたという.ダムに似た女性が夜道を歩いていて後ろから男性が付いて歩く様子を見かけ,ウヨは心配になり後をつける.女性は別人だった.
ダム,スギョン,ジェジンの3人は食事をする.
スギョンはソヌへの怒りで暴言を吐きまくる.ジェジンは,「ダムが呑むのも断り,話もしてくれないから悪いことがあったのではと心配していた.でも話してくれるまで待つ」と言う.ダムはジェジンと仲直りしたが,ウヨとの関係が契約上の乙なだけで価値がないように感じ,気分が落ち込んでいた.
ウヨは帰りが遅いダムにメッセージを送るが返事がないため迎えに行くことにすると,ダムが庭にたたずんでいた.
ウヨは自分のコートをダムにかけ「心配かけない約束だよ」と声をかける.ダムは「私の正直な姿が好きだと言ったので正直に言う.契約上甲と乙の関係だけど,はっきりと公私の区別ができない.ウヨがどう思っていても,私にとってウヨは大切で特別な人」と告白する.
ウヨは,嘘は正直さに勝てないと感じ「僕もダムは特別だよ.」と言う.
終わり
ウヨの心の変化
- ウヨはダムに思いやりの心を見せる.
- 九尾の狐にとって嘘や謝罪を感じる心はないが,ダムの正直さに嘘つくことの罪悪感を覚える.ダムの正直な気持ちの告白に,ウヨも正直な気持ちを伝える.
第6話 あらすじ
ウヨは,「長く生きていると全てが過ぎ行く季節のようだ.最初はダムをにわか雨だと思ったけど,今でも雨に打たれている.僕たちの関係を説明するのは難しいけど,君は特別だ」と言う.さらに,ウヨは「家族のようだ.姪みたい」と嬉しそうに言い,ダムは驚く.
ダムは「私は姪だから,長老より叔父さんと呼んだ方がいい.時々お小遣いをくれると嬉しい.叔父さん」と言い,冷たく家を出る.ウヨはダムが怒っている理由が理解できず,悩む.
ダムは姪と言われたことに怒るが,洋服や日常生活の行動から人間と認めてもらっただけマシだと思う.ジェジンとスギョンに告白したことを言うと,ジェジンは「酷い振られ方だ.女として見られていない」とはっきり言う.スギョンはジェジンにダムに男を紹介するように勧める.ダムはウヨに寅年以外の男性と会うことを伝えると,ウヨは契約上恋愛禁止はないと言われ,ダムは紹介してもらうことにする.
ジェジンは,ヘソンに約束のフルコースをおごるため会う.ジェジンは,ヘソンに男に会う時のふるまいをアドバイスするよう頼む.
ダムはオシャレしてデートに出かける準備をする.ウヨはダムを見て驚く.ダムはウヨに「運命の相手に出会えそうな気がする.叔父さん」と言って出かける.デートの前にヘソンとジェジンがアドバイスをする.ヘソンは,玉から精気を吸われているのに耐え,ウヨが特別に思うダムに興味をもつ.ヘソンがアドバイスをするが,ダムは駆け引きが出来ず,ヘソンはダムは恋愛が無理だと言う.
ダムのデート相手は自分の自慢話ばかりして,ダムは退屈する.
ウヨは,ダムのデートが気になって,メッセージの文章に悩み,途中の分を誤送信する.ダムはウヨに電話をして,デートは順調と報告する.デート相手とカフェに入ると,横にウヨがいた.デート相手は,ダムに説教と自慢話をする.ダムは学芸員への夢を言うと,相手は夢を見ず現実的に考えた方が良いとアドバイスをする.席を立つデート相手にウヨは椅子を動かし転ばせる.
ウヨとダムは一緒に帰宅する.
ウヨに「なぜ姪みたいと言う言葉で機嫌が悪くなったのか」と聞かれ,ダムは答えられない.ウヨは「人間のマネをしているだけだから表現が難しい.本当に伝えたかったのは特別だって事.1000年生きて,家族のようだと思ったことはない.僕にとって勇気が必要な言葉だった.それをわかって欲しい」と言う.ダムは優しい言葉にウヨへの気持ちが諦めれないと思う.ダムはデート相手の言葉で落ち込んでいると誤魔化すと,ウヨは博物館の中に移動する.
ダムは朝鮮時代の展示物を見て笑顔になる.
ダムは時代劇が好きで,歴史書を読み知れば知るほど好きになったという.ウヨは「ダムが初めて笑顔になった日は地下室だった.多くの人に会って感じたことがある.好きなことがあると,そっちに引き寄せられる.だから望みは叶う.長く生きている僕の言葉のほうが正しい.ダムには好きなことを諦めて欲しくない」とダムを励ます.警備員が来て,2人は逃げる.
ダムはウヨに,ヘソンが来て男を落とす方法をアドバイスしてくれたと伝える.
ウヨはヘソンに会いに行き,ダムに会った理由を聞く.ヘソンは,友人に頼まれたからと答える.そして,「憎らしく思っているけど気遣う間柄.たった一人の仲間が潰れる姿は見たくない.あなたは特別な人ができて辛そうだった.」と言う.
ダムはソヌに構内で会う.
ソヌは謝罪するが,ダムは関わらないで欲しい.ソヌに興味はないと言う.
ダムはウヨに好きになる確信じゃなく,自信がないことに気づき悩む.
ダムは,母から電話があり住所を聞かれる.
ダムの母親が,ウヨの家を訪ねてくる.母親は状況を確認するが,ウヨもダムもうまく答えられない.ウヨが記憶を消そうとするが,意志が強く芯がある母には通用しない.母親は「嘘をつくと状況が悪くなる」とダムに言う.ウヨが「一緒に生活していますが,この先も心配はありません」と言う.母は「娘はしっかりしているから心配していない.とがめるつもりもない」と言う,
母親はダムに「ウヨを気に入った.恋愛になるよう頑張って」と言って,タクシーに乗り空港に向かう.ウヨはダムに「今空港に行けば,もう少し話ができる」と空港へ送る.ダムはダンと一緒に母親に会う.母は2人を信じているという.
ダムはウヨに「母と別れ寂しいけど,家族はケンカもするけど何かあると味方になって,思い出すだけで強い味方になる」と言う.ウヨは「家族はそんな存在なんだね」と言うと,ダムは「ウヨには私がいる.家族みたいな存在になる.何かあったら味方になり,思い出すと心強い存在.玉を取り出したとしても」と言う.
≪回想:朝鮮時代,武官だったウヨ≫
父を殺され,自分も斬られそうになった女性を助けた.
本心ではない誠意などいつもと同じ,特別なことではないと思っていた.精気を吸われ弱っていく女性に対し,玉を取り出し助けることができた.全てなかったことにし,玉を取り出し記憶を消すことをためらわなければ,彼女に忘れられることを恐れなければ・・・
女性は,「ウヨのせいじゃない,一緒にいたいと私が願ったこと.どうか一緒にいる意味を教えてくれる人と出会ってください」と言う.ウヨが玉を取り出すが,女性は息を引き取る.
“最初から心を許さなければと後悔した時には気づかないふりをしたかった.
“特別”は僕にとって矛盾した言葉.
ただの偶然で終わらせることもできた.そうすべきだったのに
あの子には家族があり,人生があり,友人がいる.
あの子を縛り付けていいのか,寂しさを埋めてくれるという理由だけで.
失望させるのが怖いと言う理由だけで
いつまで?あの子が死ぬまで?
この子を手放すのは,今日だ.“
ウヨはダムを見つけ決心する.
出版社を出る編集者は,駐車場で後を付けられる気配を感じる.
赤い目に追いつめられる.
終わり
ウヨの心の変化
- ウヨはダムのために,玉を回収することを決心する
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