スタジオドラゴンの2024年3月開始・放送予定・制作予定作品概要を追記しています

韓国ドラマ「シスターズ」全12話 あらすじ(ネタバレ)

シスターズ あらすじ Netflix配信
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Netflix配信の韓国ドラマ「シスターズ」の全話あらすじです.

多数の登場人物が世代を渡り1つの事件に絡んで…
怒涛の展開!濃くて複雑です!!
さすが!ヴィンチェンツォの監督作品♪

必要な回に飛ぶには、目次をご活用ください👇

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シスターズ 詳細

「シスターズ」 まとめ(登場人物・相関図・事件など)

シスターズ 相関図

シスターズ 相関

*画像出典:韓国公式サイト

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シスターズ あらすじ

第1話あらすじ

長女インジュ、次女インギョンは、三女イネの誕生日祝いをする.2人はイネの欧米への修学旅行代金をプレゼントするが、母に盗まれる.母は多額の借金を抱えフィリピンに逃げた父を追って渡航した.

オーキッド建設経理に勤務のインジュは同じ極貧で、職場でハブられ仲間のチン・ファヨン先輩に妹の旅費を借りる.社内で蘭を育てるファヨン先輩は経理管理プログラムで起業予定で、海外で登録するためにインジュに英語の契約書にサインをさせた.

インギョンは大叔母から一カ月間週末に大叔母の家で新聞を読む代わりにイネの旅費を受け取ることになった.大叔母の家を訪ねた時に幼馴染のジョンホと再会した.

TV局社会部ではソウル市長選挙立候補予定のパク・ジェサン弁護士の話題となる.チャン記者は市長候補として、インギョンはポべ貯蓄銀行事件の裁判での役割を取材することになった.

事件で起訴された32人中、パク弁護士が担当した銀行頭取など4人が自殺していた.事件は3万人の預金4000億ウォンが消え、1400億ウォンはウォルリョン産業代表ウォン・サンウ(パク・ジュンサン夫人の兄)に流れていた.

インギョンはパク弁護士に事件の質問した.飲酒して取材をしていたインギョンは“飲酒取材”を問い詰められ、その様子の動画をネットに流された.停職1か月となる.

イネは姉達を負担に感じ、パク弁護士の妻ウォン・サンアから交通費を貰いヒョリンの絵を描いていた.

インジュはチェ・ドイルから海外出張中のファヨン先輩の連絡先を聞かれる.その直後、ドイルとパク弁護士が2人で会っているのを目撃する.

先輩に頼まれた金魚のエサをやるためにインジュはファヨン先輩の自宅を訪ねる.部屋には新品の服と靴に溢れ、クローゼットの中で赤いハイヒールを履く先輩を見つけた.先輩は前日、整形外科手術を受け、一週間後に出国する予定だった.

インジュは取締役とドイルに呼ばれる.ファヨンは欧州法人の口座の裏金を15年間で700億ウォン横領し、取締役から指摘された直後亡くなっていた.取締役に裏金探しを依頼されるが、インジュは断り退職願を提出した.

ヨガスタジオからファヨンの会員権がインジュに譲渡されたと連絡が入り向かう.スタジオのロッカーの中には「今までありがとう.あなたは親切だった.窓の建付けのいい家で、妹たちと暮らしてね」の手紙と大金の入ったリュックがあった.

第2話 あらすじ

アルコール依存症疑いで停職となったインギョンは、昔大叔母のお金を株で増やしていた.大叔母から休職中は事務所で働くことを勧められる。

インジュは大金を自宅のキムチケースに隠し、お金の使い道に悩みながら、ファヨンが自殺でないことに気づく.シン取締役の700億の裏金と裏帳簿探しに協力することにする.

ファヨンのスマホの画像から、シンガポール在住“チン・ミギョン”のSNSサブ垢を発見した.ファヨンは毎月シンガポールに行っていたと考える.先輩の「経理は、これまでの会社、危険と潜在力があるか、どこにいくべきか分かる」の言葉をヒントに、ファヨンの洋服や靴と請求書を照らし調べる.

取締役に報告すると、ファヨンは会社の指示で危険な業務を行い高額な報酬を得ていたと言われる.取締役はファヨンの部屋の青色の蘭をみて驚いて出ていく.

インギョンは自殺した頭取の甥に取材を依頼した.魚市場で会うことを指示される.インギョンが市場に向かう道中、甥の交通事故を見つけ、現場には青色の蘭が落ちていた.

インジュはファヨンの昨年の誕生日の足取りを探る.先輩の靴は国内に3足だけの貴重なもので、取締役が購入していた.ドイルによると、ファヨンは長年取締役と巨額の横領をしており、取締役の代理でスイスに現われ700億を別口座に移していた.

インジュは取締役がファヨンを始末したと推理した.事件当日、ファヨンのアパート付近の防犯映像や車載カメラの映像は消されていた.ファヨンのSMSを解析する.取締役は、検察からマカオの件で出国禁止となり、ファヨンに裏帳簿の管理を指示していた.ファヨンのファイルからは“不法遠征博打、外貨密輸、外貨不法取引、横領”の嫌疑の告発状を見つける.告発がバレて取締役から脅されていた.

ファリョンの横領の前任者ヤン・ヒャンスクもウォルリョン建設経理で、横領の嫌疑を受け、自宅で赤いハイヒールを履き自殺していた.その時のウォルリョン建設常務はシン取締役だった.

インジュは取締役を通報の提案をするが、ドイルは拒否.ファヨンと自分は『お金ほど神聖なものはない』という同じ道徳律だと言う.

インギョンは自殺した頭取の甥に取材を依頼した.魚市場で会うことを指示される.インギョンが市場に向かう道中、甥の交通事故を見つけ、現場には青色の蘭が落ちていた.葬儀で甥の弟に会う約束をしていたことを伝える.

イネが描いたヒョリンの自画像が、ヒョリンの作品として国際コンクールの大賞を受賞する.インギョンはイネの作品と気づく.

インジュの自宅に取締役から赤いハイヒールの宅配が届く.インジュが取締役を問い詰めると、「ヒャンスクの第一発見者はファヨン.自ら仕事を引き継いだ.自分はファヨンに利用された.上の人の怖さを知らない.ドイルにこれ以上探るな」と言い、検察に向かう車に乗る.取締役の車は暴走し、猛スピードで立体駐車場の壁を破り落ちた.

第3話 あらすじ

シン取締役は亡くなった。ドイルはファヨンから受け取った20億は見逃すから深追いするなと忠告した。

インジュはランの栽培日記からファヨン宛のウォン・サンウ代表の絵葉書を見つける。入院する精神病院に面会に行く。

サンウは将軍の父を横領で告発し入院させられていた。通報せず自分のお金として守れとアドバイスし、裏帳簿を渡す。

裏帳簿を探しに来たドイルに見つかるが、インジュが6割の取り分で20億と裏帳簿を守る契約をした。

インギョンは頭取の甥から、頭取が亡くなった時の映像をもらう。映像にはジュサンが面会に来た後、青い花の香りを嗅いだ後に亡くなっていた。そこで葵ランを調べ始める。

イネはインジュに来月から財団の奨学金を使いヒョリンとボストン留学をすると言う。

インジュは大おばに姉妹で住む家の購入を相談した。

イネはジェサンから「最も愛してくれる人を裏切れるか?」と問われる.

【シスターズ】第3話・第4話 詳細なあらすじ

第4話 あらすじ

ジェサンは父の死を犠牲にしたという。

イネはヒョリンの家に行く。サンアはイネに自画像を描かせる。ランの香りでイネは倒れ、慢性心疾患で手術が必要と診断された。

インジュはイネの治療費のために20億を使おうとし、室長に奪われる。

サンアは市長選で好印象を与えるため財団から治療費を出し、引き換えにインジュはサンアのアシスタントになった。

治療費を支払う時、インギョンが多いおばを連れて支払った。

ドイルはファヨンがシンガポールでインジュ名義でマンション等を購入し、700億を口座に入金していたことを知る。

第5話 あらすじ

サンアは毎年シンガポールで資金洗浄していた。今年はドイルが担当するため、補佐としてインジュが同行し、インジュ名義のペーパーカンパニーに700億を移す計画を立てる。ドイルは他人のお金は命懸けで守るから、君も守ると言う。

インギョンは大おばの不動産会社取締役に就任し、ジュサンの父の不動産を調べる。”ウォルリョン学校”に取材に行く。将軍が創立し青いランを送っていた。

サンアはNYの演技学校で演技を学んだが諦めた。今は市長や大統領夫人になりたくてジェサンをキャスティングし、愛される妻を演じているとインジュに話した。

インギョンはインジュにドイルが母の傷害事件直後に将軍の奨学金で米国留学したと伝える。

記者を免職され怒ったインギョンはジェサンの講演会で父の名義で不動産が80億あると暴露した。

イネの助言でヒョリンは赤いハイヒールの女の絵を描く。その絵についてインジュが質問すると、ヒョリンはジェサンがファヨン宅を訪ねた車載カメラの映像を持っていた。

第6話 あらすじ

70年代にジェサンの父と土地を売買していた大おばはジェサンから事業妨害を受ける。インギョンが資料を調べようとするが姉妹や会社を守るために資料を処分する。

ジェサンは父が義父に不動産の名義貸しをしていた贖罪のため財団を立ち上げ学生支援をしていると公表し、支持率が上昇した。

サンアの信頼を得てインジュは世界ラン大会に代理参加を依頼される。ランの個人取引で財テクをしていた。上手くいけば国際ラン協会、別名情蘭会の一員にすると青いランを渡された。

インギョンは古い資料の中から一枚の写真を見つける。ウォルリョン学校の建つ13万坪の土地を購入した時の写真で、裏に情蘭会と書かれていた。13名が写り、生きているのは将軍、校長、大おば、行方不明のチェ・ヒジェだった。

インギョンが大おばを訪ねると、大おばは頭から血を流し倒れ、そばにインジュがいた。

【シスターズ】第7話・第8話 詳細なあらすじ

第7話 あらすじ

大おばの家にドイルが現れる.大おばのそばには青いランが落ちていた.

葬儀に参加したサンアはインジュに、大おばが昔家の看護師で、サンアの母が亡くなった時にかけてもらった言葉をかける.「状況を受け入れられなければ扉を閉めなさい.理解出来たら開けなさい.そして負けないこと.あなたの人生のほうが大事」.まだ開けれていないサンアにインジュは「扉は閉めない.納得いくまでサンアを信じない」と答えた.

インギョンは大おばの個人株式と自宅、膨大な会社の負債を相続する.

インジュは直ぐに駆け付けたドイルに犯人を問う.ドイルはシンガポールに行くまで君を守ると約束した.

大おば殺害の犯人が捕まる.食事係のチョン・サンヒョクが不動産投機に失敗し恨んでたことが理由だった.動機を話す動画の最後に青いランを掴む姿が写っていた.インギョン達は大おばの書斎に隠し部屋を見つける.中の金庫は空で青いランが置かれていた.インジュは情蘭会関連を全て記事にすることを決意する.

党内選挙でジュサンが市長選挙候補となる.演説の構成が、ベトナム戦争時の将軍の演説と同じだった.当時の映像を確認すると、大おばが米軍看護師として映っていた.米軍病院で大おばと将軍や情蘭会会員は軍人として知り合っていた.今は将軍と1998年失踪したチェ・ヒジェのみ生き残っていた.ヒジェが失踪後は息子ドイルが相続していた.

サンアはジュサンに部屋に閉じ込められる.その隙に、イネとヒョリンは屋根裏部屋に行く.サンアのアルバムには人物が切り取られた.“閉ざされた部屋”という演劇学校舞台学科の卒業作品で、ファヨンの自殺現場にそっくりの人形の部屋があった.

インジュとインギョンは刑務所のドイルの母に面会に行く.
1998年9月9日のホンシン洞殺人事件で懲役30年の服役していた.再開発地区の組合事務所で70歳代の男性が殺害され、再開発が進んでいた.母は3か月前に越してきて、1カ月前から殴る練習をしていた.息子を友人宅に泊まらせていた.ジュサンの父は、人の苦しむ姿を見るのが嫌いな人で、殺人現場は整然とし、被害者は苦しんでなかった.
息子が会計担当になり危険が及ぶと伝えると、殺人事件の証拠を持つ夫の居場所と、ドイルが留置場に面会に来た時の答えは「いいえ」と伝えた.

コ室長はジュサンにオ姉妹が面会に行ったことを報告すると、ドイルを尾行するように指示した.

インジュはドイルに母の答えと父の居場所を伝える.怒ったドイルは契約破棄を言うが、インジュは事件にジュサンの父が関わっていることを伝える.ドイルは大おば殺人犯の前妻と娘が新居に移る資料をインジュに渡し、これから本当に命にかかわると警告する.インジュは命懸けでドイルに乗っていると答えた.

ドイルは山奥の父に会い、殺人の証拠の金づちを預かり、貸金庫に保管した.

サンアはイネを通してインジュにメモを渡す.「夫に閉じ込められている.シンガポールで現金を確保し、子供達と追いかける」と書かれていた.イネはジェサンに「君の選択次第で私の家族の一員になれる.この数日起こることに耐えられるか」と言われた.イネはシンガポール行きを誘うインジュに、ジェサンの映る車載カメラ映像のデータを誕生日祝いとして渡した.

ドイルはジェサンに父の居場所を教える.ジェサンはドイルに直ぐにインジュを消すように指示する.ジェサンはドイルの父ヒジェの家を襲わせるが、逆にヒジェは爆破させ反撃した.

1人で誕生日のお祝いをするインジュに、ドイルはシンガポール行きを誘う.世界ラン大会の競売の下見でインジュを名乗る人物が参加し、ファヨンの後ろ姿の写真の記事を見せた.

第8話 あらすじ

ジェサンはドイルに「明日24時までにインジュを消せ、できないとドイルが死ぬ」と指示していた.ドイルは、インジュに“シンガポールで行方不明になり、妹たちも居場所を知らない”と計画の筋書きを説明しシンガポールに向かった.

ヒョリンは自宅の防犯映像を偽造し、自分の預金通帳を金庫から取り出す.閉じ込められた母に海外逃亡を誘うが断られる.

シンガポールに来たインジュは競売会場のホテルにチェックインしようとすると、MIP(世界で最も重要な人物)として特別待遇を受ける.金賞のランを3年連続購入し、昨年は30万ドルの“貴婦人のネックレス”を購入していた.このホテルは、英国のラン収集家デボンシャー公の自宅で、ロンドンに就く目に貴重なランが枯れたため移転し、ランのテーマのホテルになり、世界ラン大会の会場となっていた.

インギョンは取材で、ベトナム戦争時、韓国軍先鋭部隊は快進撃で、ランの霊が憑いたように秘密の作戦から戻ってきていたと聞く.ヒジェがインジュに会いに来た.「大おばは情蘭会の一員ではない.ドイルを殺人犯の息子にしたくなく山にこもり、ドイルを被害者にしたくなく山を出た.ジェサンを殺す」と話す.インギョンはニュースで情蘭会を暴露すると反対した.

インジュはファヨンを探しにSNSの場所を訪れる.カフェ店員もマンションの警備も毎日インジュと会っていると言う.ファヨンがインジュとして生きているのか疑問に思う.

ドイルが贈った高価なアクセサリーをつけ、世界ラン大会の競売に参加する.50年前に絶滅した“プリンス・オブ・シーブス”を60億ドルで購入し、注目を受ける.会場で黄色のドレスを着た同じ顔の人物に会ったと聞き、インジュは探すが見つからなかった.

競った電話入札者からメッセージを貰う.『おめでとう.姫のようでした.気になっていた、花が咲いたら、どれほど輝くのか』の言葉にファヨンからと感じた.

ジェサンは生放送のゲストにサンウではなくヒョリンが登場し激怒する.室長にサンウを探させる.ヒョリンは発作を起こし救急搬送された.

イネはジェサンがドイルに危険な指示をしてることに気づき、インギョンとインジュに伝えた.ドイルの手配で700億を現金化したインジュは、ドイルに「これからどう信じればいいのか」と問う.ドイルは「金のため殺人を犯した母のようになりたくないと巨額の金を信じた.拳銃を向け僕のそばに居ろ.現金と拳銃だけを信じろ」と拳銃を渡した.

ファヨンの後ろ姿に似た黄色いドレスの人物からのメモを受け取る.「ドイルは怖い人、逃げて」と逃走方法を記されていた.ドイルが離れた隙にインジュは指示の車に乗り込む.移動中、交通事故に巻き込まれ、救急搬送された.インジュは、「私は死んだ.一人で逃げなさい」と話すファヨンの夢を見た.インジュは、なぜファヨンが自分と友達になり、大金を渡したのか聞きたくて、病院を抜け出しファヨンのマンションに向かった.部屋には青い飲み物が用意されており、飲み干す.

イネはジュサンのパソコンでファヨンが亡くなった日の防犯カメラ映像を観る.サンアが毛皮のコートを着て外出し、コートを脱いで帰宅していた.ファヨンは舞台の人形と同じ毛皮を着て発見されていた.

黄色のドレスを着たサンウがインジュに会いに来た.
「秘密の演技が好き.退屈しのぎの人形遊び.今回の劇の主人公はインジュ.会社に入社面接時に決めた.貧乏だが希望を持っている.職場でのいじめからシンガポールでの様子も見ていた.ファヨンの配役は“ハブられ友達”.最愛のキャラ“貧しいのにブランド品が好きな女”に教育した.インジュは“ランで詐欺を行った韓国人女性が男性に全財産を奪われ投身自殺”と明日新聞に載る.イネは私たちの一員になる」と話す.

青い飲み物にはランの液が淹れられていた.睡魔が襲うインジュは、最期に700億が見たいと言うと、サンアはスーツケースを開けて見せる.中にはレンガが入っていて、驚くサンアにインジュは拳銃を向ける.「最高の表情.おもちゃを無くした子供もみたい」

第9話 あらすじ

インジュはファヨンが生きていると信じていなかった.サンアの手下が来て拳銃を奪われる.ドイルも手下を止めに現れる.サンアは「700億は大作の製作費.お金でモメた女が男を撃ち、女は投身自殺にしよう」と拳銃を撃とうとした.ドイルはジェサンの指示で来ていた.ジェサンは全財産が懸かってるからトラブルは止めろとサンアを止めた.

介抱するドイルにインジュは逃げたことを謝罪し「先輩に会いたかったが死んでいた.お金は後で分けるつもりだった.このまま意識が戻らなかった妹たちに分け前を」とお金を隠した駅のロッカーの鍵を渡し、気を失っていた.レンガはホテルの夫人に準備してもらっていた.

インギョンはジェサン宅を訪れ、裏帳簿をインジュの命と引き換えに渡した.シン取締役の父は将軍の命を助けた軍人で、取締役は25年以上で3兆以上の裏金を集めていた.ジェサンはインギョンに「私を潰せない.ポべ貯蓄銀行事件を追及し解雇され、不動産問題で支持率を上げ、私のために働いているようだ.ニュースにならない銀行事件の取材を続ける新人記者に、部長は貧乏だから撃たれ強いと小さな事件を回した.裏帳簿はないから誰も信じない」と帳簿を燃やした.

インジュは社会部部長に会いに行く.部長は前職を解雇されお金に困っている時に、社長に声かけられランを受け取り将軍に合っていた.「契約は“情蘭会に己の生死を預けること.許された者以外に口外しない”で、忠実であれば自由に取材が出来る.マリが市長の代弁人になれば席が空く」とインギョンを会員に誘うが、拒否した.

インギョンはジョンホに愚痴る.ジョンホは「手を引き、一緒に米国に行こう.君が好きだから結婚しよう」と話す.インギョンは男女のトキメキではなく家族間の愛情だと拒否した.インギョンはヒジェにジェサンとの事を電話する.ヒジェはジェサンを殺すから、君が世間に知らせろと言い、インギョンは一緒に殺すと答えた.

目覚めたインジュに見守っていたドイルは、お金は代表がインジュ、取締役がドイルのペーパーカンパニーに入れ、手配したギリシャでの生活を説明した.飽きっぽいサンアはインジュを忘れるが、自分は複雑な関係にあるから今後関わらないと言う.

帰国したサンアはジェサンに屈辱を受けられたインギョンを直ぐに殺すようにお願いする.室長の部下が大おばの家に行く.ジュンホが荒らされた家とインギョンが消えたことをインジュに連絡する.インジュはドイルに「一番親切だったから信じる.私が死んだら妹にお金を分けて」と言い残し、韓国に帰国した.

イネとヒョリンはそれぞれの母親に絶望し、2人で世界旅行に行く計画を立てる.授業中にイネが消えた.サンアはヒョリンに「一人で出国した」と説明する.イネは“閉ざされた部屋”に閉じ込められていた.クローゼットの中に血で“逃げて”と書かれ、机の引き出しには切り取られたサンアの母の写真があった.母は2922日閉じ込められていた.食事を持ってきたサンアにイネは「私もココで首を吊って死ぬの?その姿を描いてみたい」と話した.

インギョンの携帯位置情報の最後の場所はサンウの入院する精神病院だった.帰国したインジュとジョンホは病院に行く.インギョンはインジュとして入院し脱走していた.

入院前、インギョンはサンウから「パク・イルボクの土地の価格より、所有した理由を質問すべきだった.土地の多くが都市開発事業で大きな利益を出している」とメールを貰っていた.福祉院から病院になり、福祉院の増築時から関わっていたヒジェに排気・空調図を貰っていた.病院に入院し、ダスト口を通ってサンウに会った.

貯蓄銀行事件で1400億着服したのに入院させられた理由を聞く.サンウは「手を回しても許可されなかった事業がとん挫し、借入金の返済を回避するため故意に銀行を破綻させた.暴露しようとして入院させられた.ソウル市長や大統領を目指すのは、あらゆる事業で許認可する利権が重要.ジェサンが市長になったら許可する事業や土地を調べる必要がある」と話す.インギョンはサンウに証言を頼む.

コ室長が精神病院にインギョンを探しに来た.インジュは火災報知機を鳴らし、インギョンに危険を知らし、室長を屋上に引き付けた.その隙に、インギョンとサンウは病院から逃げ、ヒジェの車に拾われる.インジュは室長に暴力の復讐をしたが捕まえられ、ジョンホと地下に閉じ込められた.ヒジェの指示で病院に来たドイルが助けに助けられる.

ヒジェの隠れ家に全員集まる.ジョンホは「何も望まないから安らぎだけくれ」とインギョンを抱きしめる.

ヒジュは3日後のジェサンの演説時に殺害を計画する.ドイルも殺さないと我々は暮らせないと賛同した.

イネと連絡が取れてないことに気づいたインジュはドイルとウォン家に向かう.

サンウはジェサンに会う約束の電話をした.「逃げる気は無かった.遠くで静かに暮らしたい.現金とIDを用意して」と頼む.約束の場所には室長が現れた.遠くで様子を見ていたジェサンに、サンウは拳銃を向ける.

第10話 あらすじ

サンウは銃を撃たず、パナマ海外渡航のため口座入金を要求した.ジェサンは拳銃を奪い、撃つが弾が入っていなかった.サンウは「殺人犯の顔が本当の姿.父さんが命じれば人を殺す、よく聞く犬のよう.病院を出て、世間に泥棒と知らしめたかった」と言う.ジェサンは石でサンウの頭を殴り続けた.

帰宅したジェサンはサンアに「褒めてくれ」と言い、サンアは「全て計画通り」と睡眠薬を飲ませた.イラつくサンアはイネに会いに行く.察したイネは「ここに閉じ込められるより死んだ方が良い.正気を失うからヒョリンには秘密に」という.サンアは「母は父が殺し続けるなら、教会で告白し神に許しを得ると言い、父に閉じ込められた.他人の死より母でいるべきだった.なぜ兄は自分の非を認め、命乞いしなかったのか」と涙を流す.イネに2人の男の子と1人の女の子の写る写真を渡し、絵を描くことを命じた.

インジュとドイルは忍び込んでヒョリンに声かける.ヒョリンはイネが母が連れ去ったと答え、サンアの後をつけ、イネを救出した.イネとヒョリンは明け方家を出て、福岡行きのフェリーに乗り出国した.

インジュはサンアに会い、ヒョリンの置き手紙を渡す.「母を見ると母の不幸と悲しみが伝わり悲しかった.だけど、その気持ちを断ち、自分の人生を歩みたい.探さないで.だけど大好き」と書かれていた.しばらく自由にさせようと提案するインジュに、サンアは見張りをつけて無事か確認する、今日は休戦と答えた.そして、詐欺師のドイルを信じず、お金を整理し、海外に行くタイミングだと言う.

インジュはインギョンに海外行きを話す.インギョンは、銀行の被害者、非望の死を遂げた情報提供者、大おばが一緒にいるから、どこにも行けないと答えた.そして、PCを見ていたインギョンが突然泣き出す.

ジェサンはドイルがサンウの病院脱出の手助けをしたと知り、母アン・ソヨンを仮釈放させる.ドイルに母が自殺を謀り、手術の同意書が必要だと連絡が入る.病室にはジェサンも来た.息子の邪魔になると何年も仮釈放を拒み、手なずけられたくないと舌をかんだ.ヒジェが殺人の命令に背き、母が代わりに殺人犯になっていた.ドイルは12歳の時に、ランを父の木にかけ、将来母と一緒に暮らし、父に復讐すると願い、ジェサンと渡米していた.

ジェサンは「ロシアマフィアも恐れるドイルが誇らしかった.ヒジェの計画を言えば、胃がん治療を拒む母を連れて海外に渡らせる」と言う.ドイルは暗殺計画を話し、インジュから金を動かす委任状を受け取ったら縁を切ると答えた.

ドイルはインジュに個人資産に変える英語の委任状を渡す.インギョンが内容確認し、サインした.室長の手下は、ヒジェの暗殺用狙撃銃を撤去し、ヒジェの武器トラックに爆弾を仕掛けた.武器を売却するため、ドイルはインジュにイ会長への書類を手渡しさせる.インジュの目の前で、ヒジュのトラックが爆破しヒジュが緊急搬送された.

インギョンとドイルの母はTVニュースに出演した.98年のホンシン洞殺人の真犯人はジェサンの父で、被害者の対策委員長が殺害後のウォルリョン建設が再開発で2兆以上得たと公表した.

ヒジュの病室でニュースを見るインジュに、ドイルが現れ2人を逃がしに来る.ドイルはシンガポールから帰国直後、貸金庫に預けていた証拠の金づちをDNA鑑定に出し再審の準備をしていた.ジェサンに脅され計画を変更していた.英語の委任状には、計画の内容とインジュに秘密にして欲しいと書かれ、イ会長への書類は、ヒジェをニセ患者として入院と救急車の手配依頼が書かれていた.本当の計画に見せるためにインジュを動かしていた.逃走中、ヒジェは密告により銃の不法所持で逮捕される.

TV局に来ていたジェサンは他局の記者が集まる中、インギョンに「アルコール依存症の妄想性障害のたわごと.法的処置を取る」と脅す.インギョンは「ジェサンの本性を見せたい」と反論した.

ジェサンの父の報道より、ヒジュとインギョンの殺人計画疑惑報道のほうが多く、ジェサンの支持率に影響は無かった.

多くの市民の前でソウル市長選の演説をするジェサンを、インジュとドイルは市民に紛れて見ていた.ドイルが舞台の大画面をハッキングし、自ら撮影したサンウ殺害の映像を流した.会場は静まり返り、ジェサンは舞台を退場する.ビルの大画面には、TVニュースでサンウ殺害を話すインギョンが映った.サンウは胸ポケットのカメラで撮影し、送信予約メールで動画を送っていた.メールには「ジェサンを殺しても変わらない.どんな人間か、どうやって人を殺すのか、何のためか僕が見せるよ」と書かれていた.

銀行事件では、ジェサンが借りた4000億を返済しないために、計画的に破綻させ頭取や関係者4人を自殺させていた.

市長選当日、出口調査でジェサンは当選確実となる.サンアはニュースを見ながらリンゴの皮をむき、ほっとするジェサンに渡す.選挙特番で、ジェサンが投身自殺した映像と共に緊急ニュースが入る.ジェサンは青いランを握っていた.

サンアはインジュに「ただじゃおかない.期待して、何が起きるか」と電話をする.インジュはドイルに電話するが繋がらず、預金も一瞬で0となった.何者かが家に侵入してくる.

第11話 あらすじ

ソウル市長選の出口調査で当確になったジェサンに、サンアは「あなたが失敗したせいで私と父が危険にさらされた」と向いたリンゴと一緒に青いランを渡す.ジェサンは「いつでも君のため死ねる人間」とランを受け取り、ためらわずビルから飛び降りた.

サンアにイネから子供頃のジェサン、サンウ、サンアの写真を描いた絵が届き、サンアは号泣した.コ室長を呼び「私は唯一の後継者.オ姉妹を直ぐに殺せば、私が疑われる.当分もてあそびながら様子を見ましょう」と指示した.サンアは「インジュが横領し、ファヨンを自殺偽装で殺した.お金のためにジェサンを利用し罠にはめた」というストーリで報道するよう、マリ記者に指示する.

ドイルはドイルの母と空港に向かう途中、車に追突され、救急搬送される.

インジュは警察に逮捕される.国選弁護士から横領罪で懲役20年、インジュの詳述が正しければ犯罪収益隠匿罪で7年、罪を認め減刑しようと言われる.

裁判中、インギョンは4年前ファヨンが銀行事件被害者の会で会い、キム頭取の甥を紹介されたことを思い出す.ファヨンは母に贈った家の購入資金2億が銀行倒産で失い、契約金が払えない母は亡くなっていて、復讐を目的としていた.「人は自由意思で生きているようでお金に支配されている.お金に操られず人が人らしく生きるにはどうすべきか?」と話していた.

インジュは4年前のファヨンの母の葬儀時に、インジュのことを話していた.サンウはファヨンを通じてインギョンを知っていたと判る.
インジュの脚本とファヨンの復讐劇に踊らされ、自分の人生は何だったのだろうと思う.サンアのファヨンと11年前のヒャンスク殺しを立証するため“閉じられた部屋”を調べるようインギョンに頼む.

インギョンは最期に着ていた毛皮のコートを探す.ジョンホがフリマで見つけ購入者に会う.

サンアはウォルリョン学校の校長にジェサン財団の運営を頼む.校長は快諾した.サンアは「父の娘が、夫、兄、娘を失い、苦しみ続けるのが理解できない」と校長にインギョンを拷問するよう指示した.サンウの死因の質問にサンアは「正気じゃない兄を世間の基準で、母のように判断した」と答える.

サンアはインジュに面会する.インギョンの取材メモを見せ「私は家族を失った.妹たち、両親を消す.インジュは20年間生きてもらう
と話す.インギョンは校長に捕らえられていた.

ドイルが検察側の証人として証言する.「主犯はファヨンとシン取締役.インジュは恐怖で20億を戻し、自分の口座に違法な金がある恐怖で引き出した.シンガポールからパナマのサンアの資金洗浄用ペーパーカンパニーに送金した.下っ端に機密は話さない.金融に鞭で純粋だから利用されただけ」とインジュの無実を話し、取引明細のデータを証拠として提出した.ドイルはインジュの前で、横領と裏金作りの疑いで逮捕された.

9時のニュースにインギョンが出演し、サンアのファヨンの死の関与と閉ざされた部屋、青いランについて言及した.チャン・サンピョル校長がラン専門家として、ランの栽培にはサンアの家の木が必要と説明した.

校長はインジュに協力していた.
将軍は“我らは誰よりも強い.我らの力の源は我らに対する世間の無知.我らは幽霊のごとく韓国社会に深く入り込み、いつの日か全てを手に入れるだろう.そうして我らは最も大きく強くなるのだ”と語っていた.入隊前、小学校の先生だった校長の夢は、貧困地区の子どもたちを大事に育て、多様な分野で活躍し、成長し将軍の志を広く伝えることだった.
校長は、将軍の志と異なり、私利私欲に走ったジェサンと遊びで殺人をするサンアが将軍の息子サンウを殺したのが許せなかった.

最終公判でインジュは証言する.
「20億を見た時、貧しかった人生が償われた.でも、今なら分かる.お金のせいで死にかけ、愛する人を失い、失いそうになった.そのお金は償ってくれない.700億より自分自身が大切.主犯のファヨンは死んだが、生き残った私を処罰し裏金を作った者たちも罰して欲しい」

チン・ファヨンが裁判に現われる.

 

第12話(最終話) あらすじ

ファヨンは公判で、「インジュは横領する動機がない.サンアは10年以上私を利用し莫大な富を築いた.問題があれば私に罪を着せる計画だったから、逆に横領罪をサンアにかぶせ、お金を持ち逃げする私個人の復讐計画.インジュの幸せを願い20億あげた.死んだ設定のためお金を残したい唯一の相手の口座に700億を入れた」と証言した.

インジュは、横領罪は無罪、20億を得た罪で懲役1年6か月、執行猶予2年となる.インギョンと豆腐を持ったジョンホに出迎えられ拘置所を出た.

大おばの家に帰るとファヨンがいた.
インジュの名前を借りた理由は、ファヨンの母の死後は死人同然だったが、欲しいものややりたいことが沢山あるインジュになりたいと思ったからと説明する.

インジュは先輩の死の真相を明らかにできるなら命もかけられると責める.ファヨンは「ただ良い家に住んでほしかっただけ.真相を探っていると思わなかった.ラン新聞に、インジュの名を語り私の服を着るサンアの写真を見て、インジュの危機に気づき後を追っていた.競売所を出て車に追われるインジュが交通事故に遭いそうになったから、車の間に入った.事故をジェサンの指示.病院でインジュに逃げるよう声かけた.マンションに行くとサンアがマンションに入って行くのを見つけ、インジュが飛ばした紙飛行機理由に警備員に対処をお願いし、事故の怪我で気を失い、数日前まで入院していた.今までありがとう.これからは私に関わらないで」と言い、部屋を出た.

ドイルから電話が入る.証拠不十分で不起訴となり釈放されていた.サンアから守るためオランダにいるイネに会いに行こう.費用はファヨンからもらっていると言われる.

ファヨンは記者会見をする.2年前自殺サイトで死を知られたくない体形の似た人を見つけ、見た目を同じにする準備していた.事件当日の防犯カメラ映像には、身代わりの女性にサンアが暴力を振るい自殺を装い、現場を閉ざされた部屋に飾っていた.司法解剖も偽装で、いつもの手口.警察は早く私を逮捕し、事件の真相を暴いてほしいと訴える.そして、未来の経理を無料DLすると、約20年間サンア一家が行った横領の裏帳簿が見られると公表した.

サンアは校長に会う.「父から情蘭会は何のためらいもなく人を殺せる人1%の戦士の集まりと聞いた.私はその1%だが、臆病な兄や殺人を損得勘定するジェサンを選び、自分は選ばれないのはなぜか?」と問い、校長の首にランの抽出液を注射した.校長は「君は己のことしか考えない.犠牲になり組織を活かすべき時に逃げることを考えている.絶対に君がダメな理由は、手に入れた者を壊さないと気が済まないイカれた女だから」と言い息を引き取る.将軍の吸入器にもランの液を数滴まぜ、将軍は心拍数が上がる.

サンアは室長に、私が殺したと分かるように屈辱的に始末するよう指示した.

オランダへの機内に搭乗した直後にインジュはサンアから、温室にファヨンを捕らえたと連絡が入り、飛行機を降りる.ロッカーに預けていたヒジェからもらった手榴弾を持ち、サンアの家に向かう.

インギョンとジョンホは校長に会いに学校に行く.室長の手下にインギョンは拉致される.ジョンホはインジュを追うドイルに連絡をした.

サンアは、インジュのファヨンを助けるという小さな希望を砕いたら楽しいと言う.ファヨンは、サンアを破滅させたインジュは砕けないと反論した.ファヨンがサンアを怒った理由は、「母が亡くなった時にシンガポール行きを命じた.帰国したら生きている人は生きないと.母と親しかったの?と言われ、母と親しいことを見せようと決めた.本気を出したら、どうなるか見せつけたかった.

サンアの家に来たインジュは手榴弾を見せ、3人とも助かるか、死ぬか決めてと言う.サンアは温室のスプリンクラーに高濃度塩酸を入れたから3人とも生きれないと答えた.

インジュは、サンアが人を殺し続け、最後は苦しみながら死にたい理由は自分を罰している、本当に殺したいのは自分.母の死亡時を再現してるのではなく、母が死んだ瞬間に戻りたいのでは?という.

サンアは「母が悪い.父に謝り部屋から出してもらおうと言ったが、母は父の殺人が許せないと謝った.悪いと思うならやめるべき.母を突き飛ばしたら、頭を机にぶつけ出血した.母は心配せず部屋を出ろと言った.夜心配で会いに行ったらクローゼットで亡くなっていた.血の付く服を脱がせ、一番いい服と靴を履かせた」と言う.

室長によってインギョンもサンアの家に連れて来られるが、助けに来たドイルとジョンホに助けられる.ドイルは室長から「インジュを愛しているのね」と言われ、「そう思うなら邪魔しちゃダメだろ」と室長の腕を折り屋敷に向かう.

サンアはスプリンクラーのスイッチを入れた.
塩酸が降りかかり苦しむファヨンを助けるため手榴弾を使い鉄板を外し、ファヨンを覆った.温室に来たドイルにファヨンを預ける.インジュはサンアに掴みかかられ、押し合いになり、サンアは高濃度塩酸を含む池に落ち、亡くなった.サンアが原因の事故と処理される.父の木、青いランも枯れた.

学校の生徒が校長に頼まれ、インギョンに回顧録を届けた.
回顧録には、“ベトナム戦争で将軍たちはCIAが造ったスパイ養成所を破壊し残った要員を殺した.CIAが少数民族をスパイに育成後に消したことを知る隊員たちは生還してはいけない作戦と気づいた.政府は作戦の対価として米国から100万ドルを受け取り、我々の命を売り渡したのだ.ジャングルを彷徨い、これ以上夜は越せないと思った.ヒルを避け木を登り休憩すると、痛みや空腹を感じなくなった.死を悟っていたが朗らかな気持ちになった.その木で青いランを見つけ、ランを持って帰れば我々は死なない.祖国で戦争を続け、勝ち続ける.死を感じないから.我々が幽霊であることは絶対に秘密に”と書かれていた.

インギョンは情蘭会が欲望恨みなど増大し殺人鬼を誕生させ、全て灰になったとニュースで報告した.

携帯を持たずドイルは出国した.見送るインジュに「また会おう」と笑顔で別れた.

懲役12年で服役中のファヨンにインジュは面会する.ファヨンは園芸プログラムに参加し心も体も健康に過ごしていた.未来の経理のアプリが好評で売却し、インジュに山分けしようとする.インジュは拒否し、お金をため事業を起こすことを勧めた.

インジュに大おばの漢江の見えるマンションの贈与に対する贈与税請求が届く.マンションに行き、大おばが「すべてを失っても、このマンションがあれば大丈夫.始めからやり直せる」の言葉を思い出した.「魂が生きる場所が欲しかった.家に受け入れられたと感じた時、全て大丈夫と感じた.これから多分、私は少し変わるだろう」と感じた.

インギョンは報道したTV局から誘われるが断る.ジョンホに「ニュースを伝えられ、ジョンホが取材を助けてくれたおかげで、人生で最も楽しくて輝く毎日だった.一緒にアメリカに行く.私も他の人を好きになれなさそう」と言う.

インジュは不動産を担保に6億借り、贈与税を払い、残りはインギョンの留学費用にすると決意する.

ヒョリンの誕生日に、ドイルはパナマでイネとヒョリンを連れ銀行に向かう.
2人が家を出た時、ドイルは安全な場所を確保する代わりに、700億を守るためヒョリンのパナマの銀行口座を借りていた.イネ・ヒョリン・インギョン・ドイルに100億ずつ、インジュに300億をイネは山分けした.

イネは「貧しい家庭で姉たちの愛をたくさんもらったが、姉の愛に見合わない妹になりそうで怖かった.姉さんたちとの思い出で忘れられない表情の数々を描き、別の顔になれた時に帰る.インギョン姉さんは思いっきり勉強して素敵な記者になって、地球のどこかで、また会おう.インジュ姉さんは、家族の家ではなく自分の家を買って.自分のためだけに食べて寝て働けますように!といつも願っていた.」と姉たちにメッセージを送った.

以上です.

感想

オ姉妹×サイコパス集団の濃いドラマでした!

ヒョリンの口座は凍結されないのか?
インギョンの相続した負債は返却できた?
執行猶予中に300億も贈与されて大丈夫?
など疑問がありますが、
きっとチェ・ドイルが全て解決させたのでしょう((笑))

結論:姉妹愛が勝つ!!

最後まで読んでいただき、ありがとうございます.

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