Netflix配信の韓国ドラマ「明日」の第11~13話のあらすじです.
玉皇会長やク・リョンの励ましの言葉が好きなので、2人のセリフは詳細にまとめています.
- イム・リュングと母のエピソードの第11・12話「西の空」
- 慰安婦の女性のエピソード 第13話「春」
良いドラマ♪ ドラマ楽しんでいきましょう!
「明日」登場人物一覧
ク・リョン | 死神、「走馬灯」危機管理チーム チーム長 |
チェ·ジュヌン | 半人半魂、危機管理チームの契約社員 |
パク·ジュンギル | 冷血なカリスマ死神、引導管理チーム長 |
イム・リュング | 死神、危機管理チーム代理 |
玉皇 | あの世の独立企業『走馬灯』の会長 |
チャン·ジェヒ | 「引導管理チーム」のエリートチーム員 |
チョン·スイン | 「引導管理チーム」チーム員 |
「明日」あらすじ
“死んだ人”を導いていた死神たちが、これから“死にたい人たち”を助ける“あの世”のオフィスヒューマンファンタジー.作家ラマの同名のNAVERウェブ漫画を原作にした作品
Netflixは、ログインしたらコチラ【韓国ドラマ「明日」】から視聴できます.
11話 西の空1
加害者を殴ったイム代理は、死神行動網領の違反により懲戒処分を受ける.危機管理チームに迷惑をかけた事を理由に異動願を出した.
朝鮮時代
庶民のイム・リュングは、母から文字を学びながら、2人で幸せに暮らしていた.
昔、両班出身で娼妓だった母は県監から暴行を受けていた.その県監が赴任してきて、リュングを養子にするのを引換えに夜伽を強要してきたが、母は拒否した.怒った県監は部下に母を襲わせる.そして、街で母の噂を流しリュングは母のことでいじめられる.
リュングは家から部下たちが出てくるのを目撃し、家の外から母を責めた.暴行され、息子からも責められた母は自死した.
母が自ら売春していたと思っていたリュングは母を恨みながら大人になった.
ある日、母が暴行されていたことを知ったリュングは、県監と暴行した男達3人を殺害する.そして、母への罪悪感から大量の薬物を吸引し、犯罪者担当だったリョンがリュングを引導した.
リョンは自殺の罪で引導した母から聴いた話を伝えた.
母は、最初は息子を愛しておらず出産後捨てようとしていた.しかし母に手を伸ばす息子に愛情が湧き、息子を捨てないと誓っていた.
リュングは、生まれ変わらずに死神になることを志願する.
母が自死したため自分との縁が切れ、息子の記憶はなく会うことは叶わないため、記憶のある自分が生まれ変わった母を見守ることを決めた.リョンは名簿管理チームで母の転生情報を得ることを勧める.
心に残された傷は魂に刻まれ次の生にも影響するため転生した母が自殺しないように見守るため、リュングは新設された危機管理チームに志願した.
転生した母を見つけ、毎日退勤後に見守っていた.母は妊娠し幸せそうに暮らしていた.
1か月後
母の転生“イム・ユファ”のネガティブ度上昇のアラームが鳴る.
第12話 西の空2
イム・リュングは営業チームで夢に入り死亡日を告げ転生までの契約を結ぶ業務をしていた.
イム・ユファのネガティブ度上昇のアラームが鳴る.リョンは同じ顔と名前だがリュングの母と別人だから知らせるなとジュヌンに指示する.
リョンとジュヌンは、ユファの勤務するアパレル売り場にバイトし観察を始めた.
1カ月前、ユファは客から暴力を受け9カ月の赤ちゃんを死産していた.子供を守れなかった自分を責めていた.
退勤中、ユファは倒れる.心配したリョン達が自宅へ連れて帰り看病する.眠ったユファのネガティブ度は減少し、リョンは夢と関係すると考える.
リョンは営業チームに行きユファの夢の中に入った.夢の中でユファは赤ちゃんの世話をしていた.リョンが現実に戻るよう説得するが聞き入れなかった.
ジュヌンはユファが睡眠薬の内服に気づき救急車を呼び、イム代理にも伝える.
イム代理もユファの夢の中に入る.
胎児ネームの“ミツバチちゃん”に話しかけるユファに、イム代理は「ここで手放してあげれば再会できる.赤ちゃんはお腹の中で両親の深い愛情に包まれていることを本能で感じている.ママの温かい言葉を覚えているはず.自分を愛してくれる母が悲しんでいたら苦しむ.だから罪悪感から抜け出してください.生きてください」と話しかけた.
救急病院に運ばれ処置を受けたユファは目を覚ます.
心配する夫に「私だけ苦しんでいるようで辛かった.簡単に子供を忘れられるあなたを恨み、平気なフリをした.でももっと虚しかった.支え合って生きるべきだったのに」と正直な気持ちを話した.
ユファは海岸の砂浜に、「また会おうね」と赤ちゃんへの手紙を書いた.
イム代理は、母の記憶をユファに思い出させ、話しかけた.
想像以上に立派に育ったがねと話す母に「自分が幼すぎたと毎日後悔した.胸に刺さった悲しみを取り除きたかった.毎日弁解して後悔した.だから母さんに会いたくて死神になった.心にもないことを言って、ごめんなさい.今まで一度も息子であることを後悔していない」と告白した.
母は「私はあの時に戻っても、あなたを生み母親として生きる.1人にして寂しい思いをさせ、ごめんね.身勝手だけど、あなたにすごく会いたかった」と答えた.
イム代理は「僕は大丈夫だから、過去は忘れて、ここでは幸せになって欲しい.母さんと僕はもう会えない運命.この記憶もすぐに消える.あの子との縁は切れていない.もうすぐ会える.だから心配しないで.現世でも来世でも、その次でも僕が守る」と言い、母の手首に赤い糸を結んであげた.
死神を辞めてと願う母に「理由は母さんが僕に命をくれたから.ありがとう」と言い、母の記憶を消した.
ネガティブ度25%のイム代理は、危機管理チームに復帰した.
会長はリョンに「1度生まれ変わっただけでは、簡単に傷は癒せない.深い傷は幾度も転生が必要」と話す.
パク チーム長は会長に悪夢に苦しむ理由を尋ねる.会長は「その人生を歩んだのはあなただけ.償うべきか、治療が必要な傷か分かっているはず」と答えた.
チーム長は名簿管理チームに自分の名簿の閲覧を依頼する.前世は閲覧可能だが、前々世は鍵がかかり会長だけ閲覧可能となっていた.ク・リョンも閲覧に鍵がかかっていた.
エピローグ
会長は生まれ変わる前の子供たちに両親からの手紙を読む.
“あなたは私たちを幸せにしてくれた.パパとママがお花を咲かせて待ってるね.ママの元に来てくれる.また会おうね”とミツバチちゃんに伝える.
感想
イム代理が定時退勤するのは、とても切なかった理由でした….
大切な人への心ない言葉は、後悔してもしきれず、心に深い傷となると改めて気づかされました.
そして、大切な人を残して自ら命を絶つことは、残された人を傷つける大罪.イム代理は愛する母に言葉で傷つけたけど、母は子に謝罪する機会を奪い、深い心の傷を残してしまいました.
イム代理は1度も転生せず、しかも今後も母の転生を何度も見守り続けると決意.
会長がパク チーム長に話した「深い心の傷は1度の転生では癒やせない」の言葉.いつか死神として生きる中で、イム代理が母にかけた言葉「自分を責めないで.生きて」のように、代理自身も自分の心を癒し、また転生しようと考え直す日が来るといいなぁと思います.
第13話 春
主要人物以外の登場人物
- チョン・ボヨン … 新人の引導管理チーム員
- ユニ … 若い時のボクヒの親友、慰安婦
- ユ・ボクヒ … 91歳 自殺予定者
- イ・ジョンムン … 寿命直前の元慰安婦
パク チーム長は、会長の指示で自分とク・リョンの前世の鍵がかかっていることを知る.
危機管理チームは引導チーム新人のチョン・ボヨンと一緒に、自殺予定者のユ・ボクヒと担当することになる.ボクヒは若い時の親友ユニが慰安婦だったと知り、罪悪感を抱いていた.チョン・ボヨンは日本統治時代に若くして命を落とし、パクチーム長に引導されていた.
リョンはボクヒを病床のジョンムンに会わせる.
ボクヒとユニは姉妹のように育っていた.ボクヒは貧しいユニに、新聞広告に掲載された日本の工場で働くことを勧め、それ以降2人は会えずにいた.
ジョンムンは慰安婦としてユニと出逢っていた.ユニは仲間を助ける優しい娘で、未来を持って生きていた.2人は助け合い支え合っていた.ある日、仲間と脱走した.仲間を助けるためにユニは囮になり、兵士に殺された.
ジョンムンは、ユニはボクヒのせいで亡くなったのではないと慰めた.
ク・リョンはユニが死神となったボヨンをボクヒに会わせる.謝るボクヒにボヨン(ユニ)は“これからも幸せ”と抱きしめ伝えた.
ボヨン(ユニ)はジョンムンを引導するため病室に行く.
ジュンムンは過去を謝罪させることを悔い死ねずにいた.ボヨン(ユニ)はジョンムンに親切にしてくれたことのお礼を伝え、“安心してあの世に行こう”と引導した.
会長はジョンムンとボヨン達の元慰安婦を会わせ、楽しい少女時代を過ごせる時間を与えた.
以上です.
次回 第14話
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