久しぶりに映画「食べて,祈って,恋をして」を観ました!
恋をしたくなったのでレビューにまとめてみました♪
映画「食べて,祈って,恋をして」
人生に恋に生き詰まった主人公が旅で出会った人たちとの関わりから,再び恋をしていく姿が描かれています.今はどん底でも再び恋をしようと勇気をくれる映画です.
2010年の映画ですが,数年間ぶりに改めて鑑賞したら,落ち込んでいる時に励ましをもらえるセリフが沢山でした.主人公のリズが再び恋するまでの過程を,セリフを通してご紹介していきます.
私が人生に行き詰まっていた(失恋)時に助けられたセリフの数々です.
読んでくださる方の何かお役に立てれば幸いです
映画概要
- 2010年製作/133分/G/アメリカ
- 原題:Eat, Pray, Love
- 配給:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
- 監督:ライアン・マーフィ
- 製作:デデ・ガードナー
- 製作総指揮:ブラッド・ピット,スタン・ブロドコウスキー,ジェレミー・クライナアー
- 原作:エリザベス・ギルバート
- 脚本:ライアン・マーフィ,ジェニファー・ソルト
- 出演者:ジュリア・ロバーツ,ジェームズ・フランコ,リチャード・ジェンキンス,ビオラ・デイビス,ビリー・クラダップ,ハビエル・バルデム
エリザベス・ギルバートが自らの体験をつづった世界的ベストセラー「食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書」を,ジュリア・ロバーツ主演で映画化
あらすじ「再び恋をするまでのストーリー」
NYで活躍するジャーナリストのエリザベスは,離婚や失恋を経験し,35歳で人生をリセットするために1年間の旅に出る.イタリアで“食”に魅せられ、インドで瞑想にふけり、最後にバリ島では運命的な恋に落ち…
インドネシア・バリ島
エリザベス(リズ)は,バリ島での取材旅行中に占いを受ける.
占い師クトゥから,「お金を失い,6か月後にバリ島に来る.世界を見る時は頭ではなく,心で見る」と予言される.
NY
夫との未来が見えなくなったリズは,8年間の結婚生活を終了させる.新しくできた年下の彼氏ともうまくいかない.
友人の夫から,付き合う男性に趣味を合わせるリズを見て,「飼い主に似る犬のようだ」と言われる.
リズは生きる意欲が無くなり,これまでの人生で自分を見つめる時間を取ってなかったことに気づき,1年間世界を旅行すると決める.
イタリア
00:28:40頃~
イタリアへ語学留学をする.イタリア料理を堪能し,食欲を満たす.
イタリアでできた友人達との会話で,リズは自分を職業など肩書で表現し,自分自身を表現する言葉を持っていないことに気づく.
イタリアでのリズの気づき
永遠の都ローマ,アウグストゥス廟を観光した時に気がつく
“
ローマで一番静かで人気(ひとけ)のない所
街は周囲で成長しつづけ
そこだけが甘美な恋の名残のように
古傷として残っている.
人間は変化を好まないものです.
変化が怖いから,みじめな暮らしを続ける・・・
でもこの廟がたどってきた想像を超える変化
焼かれ荒らされても時代に適応し 今もまだ立っている
私は思ったの
“混乱しているのは自分の人生ではなく周囲の世界であり
周囲に執着し固執すると先に進めない
破壊は天の恵み 破壊から新しい自分が生まれるの”
“人は常に変化に備えるべきだと”
”
未練があった恋人へ別れのメールを送る
ここのセリフは,心折れた時に勇気をもらいます.
インド
00:58:25頃~
リズは,魂の拠り所,安らぎを求めインドで瞑想をする.アメリカ人のリチャードとの会話で多くの気づきを得る.
インドでの学び・気づき
- 初めての瞑想で,頭の中のおしゃべりが止まらず,1分もできなかったリズに対して,リチャードは諭す.
『 人生を何とかしたけりゃ,
まず自分の心を何とかしろ
毎日 服を選ぶように,
自分の考えを選ぶようにしろ.
自分の心が支配できなければ,
今のままトラブル人生だ! 』
自分の心の統制をはかれ!!
ガツンときました
- 別れた男を吹っ切れないというリズへのアドバイス
『 人生は変わっていく,悪いことではない
しかもここは慈愛に満ちた素晴らしい場所だ
恋しただけだろう,恋しいか
彼を思うたび,彼に愛と光を送って,忘れろ.
彼や夫の執着を追い出して,
君の心に大きなスペースを作るんだ
心にスペースができれば
そこに入り口を見出せる.
その入り口をみた宇宙は
神が君の中に踊り入り,
大いなる愛で君を満たしてくれる
君はいつか
全世界を愛せるようになる力があると思う 』
- インドまできて学んだ聖なる真理とは
“神はあなたと共に,あなたの中にいる”
バリ
01:33:00頃~
6カ月ぶりに占い師クトゥを訪ねる.クトゥは「以前来た時のリズは悩みと悲しみを抱え悲しい顔をしていたが今は美しい」と笑顔で迎える.リズは宝石商のフェリエと出会い,恋に落ちるが,恐怖でフェリエを受け入れられない.
バリでの学び・気づき
バリに来たリズにかけたクトゥの言葉
「バリ人は自分が幸せになるには
自分のいる場所にこだわる
ここは調和が完ぺき.
天と地が出会う場所だから.
神ばかりでも,煩悩ばかりでもだめ
偏ると人生が混乱する
調和が崩れ,人はパワーを失う
朝はインドで学んで瞑想を真剣に
昼間はバリを楽しむ
夕方はクトゥに会いに来る
1日の終わりにはシンプルで新しい瞑想を
顔で微笑むのはもちろん
心で微笑む
そして肝臓でも微笑む」
シーユーレーター,アリゲーター@クトゥのオヤジギャグ
離婚の心の傷が癒せていないフェリエにクトゥが慰めた言葉
『 傷つくのが怖い,心を開くのを恐れている
また傷つきたくないから
傷を癒してくれるものは信頼
だが辛い思いは努力したという証拠 』
新しい恋に恐れをもつリズにバリの友人ワヤンがかけた言葉
「 自分を見失くないのね
恋って怖くて危険なもの
―中略―
人は愛を求めて
普通じゃない行動をとる
男と女って最初は皆同じ
幸せを欲しがり,歓びも欲しがり
そして,げんなりしてしまう
自分を見失ってしまう 」
NYに帰国するリズがクトゥに別れの挨拶をした時の言葉
リズは.調和を保てなかったからフェリエと別れたことを告げるとクトゥに言う
「 愛のために調和が崩れることは,
調和のある人生の一部なんだよ 』
旅を通して,リズが学んだこと
❝
結局
私は“探求の力学”と呼べるものに行き着いた.
万有引力の法則と同様に自然界に存在する法則だ
法則とは・・・
勇気を出して自分が慣れ親しんだもの
例えば家とか古い恨みの感情とか捨て去り,
真実を求めて外の世界へ
あるいは魂の内側に向かう
そして,その旅の途中で起こったことを全て“手がかりと受け止めるなら,
出逢う人 全てを先生として受け入れるのだ
そして,何より自分自身の受け入れがたい欠点を
正面から向き合い,それを許せば
真実は必ずみえてくる
私は経験からそう学んだ
❝
リズはフェリエを桟橋に呼び,フェリエの手を取り,“さあ渡りましょう”という
END
感想
世界的ベストセラー本の映画化だけあって,落ち込んだ時にみたら元気をもらえる映画だと感じました.
心が傷ついて,心が空っぽの時は,食欲で自分を満たしてあげる!が一番手っ取り早い世界共通の自分の愛し方なんですね.そして,物や人,環境など外側に自分を満たしてあげる答えを求めるのではなく,瞑想で自分の内側を整える.
そこから,新しい自分で過去の恐怖を乗り越え,新しい恋を始める.
やっぱり最後は愛なんですね♡
恋愛していきましょー♪
(ジュリアロバーツ,いくつになっても可愛らしい)
最後まで読んでいただき,ありがとうございました!