スタジオドラゴンの2024年3月開始・放送予定・制作予定作品概要を追記しています

韓国ドラマ『グリッド』全10話あらすじ・感想、登場人物一覧

グリッド あらすじ 韓国ドラマあらすじ
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Disney+独占配信中の韓国ドラマ『グリッド』全話詳細なあらすじ登場人物をまとめています.

地球と太陽、1997年、2005年、2021年の宇宙と時間軸の規模の大きいミステリードラマ.

謎解きを楽しんでいきましょう♪

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「グリッド」概要

太陽風から人類を救った防御膜“グリッド”を誕生させ消えた、未知の存在の「幽霊」が24年の時を経て殺人者の共犯として現れ、それぞれの目的のために彼女を追う人々の物語を描いたミステリー追跡スリラー

原題 그리드
演出 リ・ゴン、パク・チョルファン
脚本 イ・スヨン
出演 ソ・ガンジュン、キム・アジュン、
キム・ムヨル、キム・ソンギュン、イ・シヨン
配信 Disney+
配信日 2022年2月16日~4月20日(全10話)
グリッドを視聴 | Disney+(ディズニープラス)
危機に陥った人類を救ったミステリアスな存在の謎を解く追跡スリラー。

 

グリッド公式ティザー

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登場人物 一覧

キム・セハ 24年間、執念深く“幽霊”を追っていた管理局職員.
事務局所属.
“幽霊”とは子供の頃に何らかの因縁がある様子…?
ソ・ガンジュ
チョン・セビョク 優秀な刑事
科学捜査隊、専門は生体組織の捜査.
殺人事件の犯人を追う最中に“幽霊”と遭遇
キム・アジュン
ソン ・オジン 管理局、事務局職員.
“幽霊”と呼ばれる消える女の存在を信じておらず、
彼女を探すという管理局の仕事に嫌気がさしている.
セビョクの元夫.
キム・ムヨル
謎の女
通称“幽霊”
地球を救うグリッドを誕生させて、空気のように消えた謎の女.
グリッドを誕生させて24年後、突如現れ、連続殺人犯を守る.
イ・シヨン
キム・マノク 正確な出生年月も不明、家族も友人もいない孤独な連続殺人鬼.
彼と幽霊の関係性が謎の鍵を握る…?
キム・ソンギュン
グリッドの韓国専門機関「管理局」内部署 「事務局」職員
チェ・ソンウル グリッドの韓国専門機関「管理局」内「事務局」副局長.
前身’電波研究所’から勤務.
24年前に発生した事件の顛末を知っている人物.
当時’グリッド’を創始した幽霊の実体を追っている
チャン・ソヨン
チェ・ジョンイ 事務局の職員.
全般超自然現象、多重宇宙、超紐理論などに対する関心が大きい
ソン・サンウン
ハン・ヨン 「管理局」のセキュリティ実装.
24年前の幽霊が現れた当時、現場におり、皆が知らない事実ももう一つ知っている
イ・ギュフェ
イム・ジユ 軍人.「管理局」の特殊捜査隊所属 ホ・ジュンソク

 

あらすじ

第1話

太陽の爆発により発生する“太陽風”.
2005年、巨大な太陽風が地球に届き、世界中で通信障害などが起きていた.世界中の空でオーロラに似たものが観察される.
地球に防御膜を張るため、世界中でグリッドシステムを起動させる.太陽風が届く直前に世界中のグリッドを連結でき、大量風の影響を防ぐことができた.
電波研究所職員のチェ・ソンウルは「彼女の言った通りだった」と呟く.

キム・セハは仕事帰りにコンビニに立ち寄る.店員の不審な動きと購入品の血液の付着が気になり、店内に戻ると事務所で店員が血だらけで倒れていた.通報したセハは刑事に状況を説明する.

セハはTVで警察が犯人の家で犯人に逃げられたことを知る.
グリッド専門機関「管理局」の事務局では、“消える 女性”をネット上で捜索していた.セハはコンビニ殺人を捜査した刑事チョン・セビョクの調書を見つけ、副局長に見つからないようデータをコピーした.

殺人事件の犯人キム・マノクは犯罪歴がなく、偶発的な事件と考えられた.住み着いていた閉院した歯科医院へ刑事が逮捕に行く.マノクが窓から逃げると、屋上からロープが垂れ下がってきて、そのロープで屋上に上がっていき、はしごを渡って隣のビルに逃げて行った.

刑事セビョクは路地でマノクを見つける.逮捕しようとした時、黒ずくめの女に邪魔される.女を殴ろうとすると、女は空気のように消えた.
セビョクは女のモンタージュ写真を作り、女の落とした帽子から髪の毛を見つける.

 

 

第2話

セハは、副局長ソンウルにコンビニ殺人の消えた女を報告する.副局長は調書のモンタージュを見て、犯人捜査を警察から管理局に変更する.消えた女“幽霊”に関する情報は秘密厳守であった.

セビョクは“幽霊”の毛髪を科捜研にDNA検査を依頼すると、結果DNA異常が見つかった.セハ達はセビョクと科捜研研究員からDNA情報を回収し秘密厳守を指示する.捜査資料は副局長によって管理局13階で厳重に管理された.

セハは子どもの時の出来事から個人的に女を探していた.自宅で管理局のサーバに侵入し13階の防犯カメラの録画を見て、副局長の資料の保管方法を確認した.

セハは母の介護記録をアリバイにして、マノクが住み着いていた歯科医院を調べに行く.セビョクが共犯の“幽霊”が触ったと考えられる窓枠の指紋採取をしていた.捜査状況を質問するセビョクに、セハは事務局の業務は消えた女の痕跡を探すことだから捜査から外されると説明する.削除した調書データをセビョクに渡す.

“幽霊“は未来から議員の贈収賄の報道の情報を得て、贈収賄現場に行き現金を奪い、活動資金にしていた.

”幽霊”捜査は管理局特殊捜査隊が担当になった.副局長は事務局スタッフに今後も幽霊の検索を指示する.日頃から副局長ゴミ捨てをしたりしてご機嫌取りをしていたセハは事務局内での調査を選び、副局長が不在時に副局長のデスクに近づく.副局長のスマホにデスクへの侵入のメッセージが入る.セハは副局長のデスクの横にいるのを副局長に見つかる.

 

 

第3話

副局長が事務局の防犯カメラを確認すると、セハがいつも通りに水筒の洗浄とゴミ捨てをしている様子が撮影されていた.

セハはセビョクに情報共有を条件に、すり替えた副局長の水筒から指紋採取し偽装指紋の作成を依頼する.その指紋を使って事務局13階に侵入し、1997年の“幽霊”のデータ資料をコピーした.事務局サーバーに侵入し、セハ自身の映った防犯カメラの映像を副局長に書き替えて証拠を消した.

1997年の幽霊のデータには、幽霊が少年のそばで清掃員の男性に触れると男性は真っ黒に焦げ、女が消えた映像と、副局長が少年と亡くなった男性について証言する映像があった.

セハはセビョクに幽霊が同日に10分で世果中の国に現われた映像を見せる.
セビョクは「1997年の女と先日の女は似ている.私も武器のような物に触れて痣ができた」と話す.幽霊は1997年に世界中の研究所でグリッドを設置し、2004年太陽風から人類を守っていた.反面、幽霊は清掃員を殺し今は殺人犯の手助けをしていて行動が矛盾していた.
セビョクは「なぜ消えずに、敢えて自分の前に女が現れたのだろう?」と疑問に思う.

歯科医院の周囲にはキム・マノクと“幽霊”が現れるのを管理局の特殊捜査隊が監視していた.
キム・マノクが戻ってきて食堂のおばあさんを襲おうとしたため、捜査隊はマノクを追跡する.マノクは捕まるが...
時間が戻り“幽霊”がマノクを助け追跡から逃がす.そして、地下にマノクを閉じ込める.

 

 

第4話

「管理局」特殊捜査隊のイム隊長は殺人犯のマノクと幽霊を逃がし苛立つ中、現場に現われた刑事のセビョクを捕まえる.隊長は事務局の誤った情報が原因と考えるが、隊員が謎の武器で意識不明になったと報告を受け幽霊の関与を信じる.セビョクの身柄は事務局に移される.

事務局職員のオジンとセハでセビョクを食堂のおばさんの関わりを取り調べる.セハは、これ以上関わると全ての業務から外されると忠告する.

副局長から「地下鉄全駅の映像から顔認証プログラムを使用し行方不明のマノクを探せ」と命令を受ける.

翌日解放されたセビョクは車を取りに歯科医院前に行く.近所の住人から昨日は別々の場所で負傷した2人が救急車で搬送されたと聞く.セビョクは海洋警察への異動辞令が突然出たため、休暇届を出す.セハから救急車のナンバーを聞き、不明な負傷者が搬送された病院に向かう.負傷者について主治医に質問するが聞き出せない.そこへセハが現れ、セビョクに代わり誘導尋問し、特殊隊員は軽度の火傷を負っていたと聞き出す.

副局長は長年幽霊を捕まえ、清掃員を殺した理由を聞きたいと考えていた.当時清掃員の横にいた少年を町役場で調べる.少年“イ・シウォン”は1歳の時清掃員の養子になり、2015年役所の判断で籍を抹消されていた.

セハは母親を家族看護サービスに看てもらい、セビョクと会う約束をする.しかし、セビョクが元夫オジンと話すのを見て、会う約束をキャンセルし帰宅する.看護をしていたのは雰囲気を変えた“幽霊”だった.

 

 

第5話

セビョクは異動に怒り、管理局より先にマノクを捕まえようと考える.セハに電話し情報共有を依頼する.管理局では監視カメラの映像を探していると話すセハに、謎の女“幽霊”は“DNA連結酵素異常”があり瞬間移動のため体に苦痛があるはずと情報共有した.

事務局では謎の女を探す別の方法を検討する.セハは『グリッドが壊れると報道し管理局に誘き寄せる案』を提案する.「瞬間移動のリスクを負ってまで女自身にグリッドが必要なはずだから、システム修理にくるはず」と説明した.オジンは報奨金付きの公開捜査を提案し、2人は対立する.

大臣を含めた上層部との会議で、副局長は97年の清掃員の傷と先日の隊員の傷は「超電導体による電気刺激の痕」で、現在では無理な技術を“謎の女”は使っている.グリッドの“創始者”と謎の女は同一人物で、27年ぶりに現われたから捕まえようと提案する.大臣は大統領に相談することにする.

セハは会議をスマホで録音していた.超電導体は“謎の女”の技術を研究し、2020年に実験が成功したと論文から知る.セハは拳銃を裏で購入する.子どもの時、母親がトイレで自殺しようとしたことを思い出し、寝たきりの母に「もうすぐだ」と話しかける.

グリッドの故障の報道とキム・マノクと謎の女の画像が公表され、1人当たり報奨金7億ウォンが付けられた.
特殊捜査隊が管理局や調整室で“謎の女”が来るのを待つ.隊長は謎の女の捕獲できなかったら実弾で射殺するよう隊員に指示する.

セビョクは管理局の公開捜査をオジンに抗議する.その時の電話でオジンはセビョクとセハが知人であることに気づく.

謎の女は地下鉄の駅で報奨金狙いの男2人組に絡まれる.掃除係が助けようとし逆に絡まれ、駅を捜査に来ていたセビョクが助けられる.女はセビョクに気づかれず、その場を立ち去り、2人組を瞬間移動で消した.移動した場所には大量の砂糖が残っていた.

地下鉄の清掃員は、不審な音がする工事中止となった路線を見に行きマノクを発見する.驚く清掃員の声を聞いたセビョクが現れ、マノクを捕まえに行く.セビョクとマノクは争い、首を絞め合う.

感想

少しずつ謎が解けてきてますます盛り上がってきました!

第4話で、謎の女が大量に炭酸飲料とケーキを摂取してていたのは、

瞬間移動した場所に大量の砂糖が残っていたので糖を消費すると推測.

セハとオジンの静かな対立
開発された超伝導体はどんなものなのか
管理局は女を捕獲できるのか
セハにどんな詳しい過去があるの

新たな謎が増え、後半の展開が楽しみデス

第6話

セビョクはマノクともみ合い、手錠をかける.マノクは女の身元や居場所は知らないと答えた.戻ってきた清掃員は「さっき助けた女が探している女」と話す.マノクは警察署に連行される.セビョクは地下で女が現れるのを待った.

事務局では、通報により回収した“謎の女が映ったケーキ店の防犯映像”を確認していた.大量のケーキを食べる姿に糖分がエネルギーと考えられた.副局長は隊長に生きて捕獲するように指示する.

管理局の上司は、オジンを戻すのを餌に映像の内容を尋ねる.調整室に戻りたいオジンは“グリッドの創立者”と教える.

武装していない事務局を心配するセハに、局長は「作戦が長引けば裏切る人間がでる」と話す.セハは「好都合.女に仲間が出来れば探しやすい」と答える.副局長は「甘い.幽霊を救世主と呼ぶ者、調整室を爆破しようとする者など色んな裏切る職員がいた.昔の管理局はもっと自由だったのに、機密保持重視で部署を分けたのが悪い.全部人間のせい」と説明した.

セハは母の介護の状況を見守りカメラで確認すると、看護サービス者(謎の女)がケアしていた.

公開捜査の騒ぎを鎮めるため警察は、マノクの逮捕の速報を出した.怒った副局長はマノクの身柄を移すため警察署に向かう.抵抗する警官を副局長は脅し、マノクの身柄はセハとオジンに移る.署に来たセビョクは拳銃を副局長やマノクに向けるが、副局長は拳銃にひるまなかった.セビョクは偽の情報を流す管理局の対応を見届けると主張し、同意した副局長の車に同乗し管理局についてきた.

副局長は、セビョクにマノクを見つけた方法を尋ね、警察より事務局のほうが合っていると誘う.セビョクは「女が捕まれば管理局自体なくなるのでは?」と尋ねる.副局長は答えず「管理局についてくるのは女が忘れられないからでは?痕跡しか見てない私でさえ忘れられない.女が持っている技術が解明されたら、人間や人類の歴史がどこまで発展していくか.それを私が先導する.だから生け捕りして解明してみせる」と話す.

謎の女が調整室のビルに侵入し調整室に現われる.待機していた特殊捜査隊が実弾を撃つが、女は消えた.
そして、ビルのロビーにいたセハや副局長の前に現われた.特殊捜査隊が女に向かって実弾を撃ち、女をかばった副局長は心臓を撃たれ亡くなる.女の肩にも実弾が当たり、落とした謎の武器をセハが拾った.武器は冷たいだけで何の変化も起きなかった.武器は局長の手に渡る.女は身柄を確保される.

セハや管理局職員は、特殊捜査隊隊長に副局長を実弾で撃った責任を問う.逃れようとしたが、局長の指示で退院の拳銃を回収した.ジョンイは実弾を奪われないように搬送される副局長についていった.

セハとオジンは上層部に紛れ、大臣の到着を待つ.大臣は作戦の提案者のセハに気を揉まないよう慰める.局長やオジンは止めるが、セハは大臣にゴマをすり、一緒に女のいる13階についていく.

女の腕には、球体のチップが埋め込まれていた.チップは脳から送られる神経信号を電子信号に変換させ、武器の金属装置が再び運動信号に変換させると推測された.金属装置までは解明されてなかった.大臣は局長に明日大統領が来る前までの指示を出す.読唇術で大臣の会話を読んだセハは、指示を阻止するため隊員から回収した拳銃を準備した.

局長はオジンを事務局の臨時責任者にし、謎の女の首に注射を打ち移動技術やグリッドについて質問するよう指示した.
オジンの問いに、女は「2091年生まれで、(時間の流れに逆らったのではなく)時間は流れていない」と話す.

セキュリティー部門のハン・ヨンは、「局長に指示され武器持ち込みの保安レベルを下げたせいで.前回も今回も目の前で人が亡くなった」とセビョクに話す.セハはセビョクを帰宅させようとするが、セビョクは目が血走って何かしようとするセハを止める.セハは「あの装置を分解しようとしている.あの装置で、父(焼死した清掃員)、副局長、母もみんな助けられる.僕の気持ちが分かるのか」と話す.その時、セハにメールが届く.

メールには見守りカメラの映像が届いていた.そこには、謎の女が顔を映した後、セハの母に注射を打つ映像が映っていた.

感想

まさか副局長の離脱⁉
セビョクの質問通り、これから事務局はどうなるの??

セハの母親は大丈夫???
他にも色々いろいろどうなるか⁉️

疑問だらけ!

第7話

セハは謎の女に会いにエレベーターに乗る.セキュリティ部門のハンがエレベーターのロックを解除し、追ってきたセビョクと13階に向かう.セハはセビョクの協力で女と局長のいる部屋に入室した.

セハは拳銃で局長を脅し、女に話しかける.女は「母親はもう死んだ.救える方法は1つよ」とチップが埋め込まれていた自分の腕を見た.セハは女の装置を奪い、研究員に自分の腕にチップを埋め込むよう脅した.

装置を使ってセハは1997年の焼死事件直前の電波研究所に移動した.
博士が女に倒され研究室に入るのを目撃する.倒れた博士“クォン・スグン”はセハの父だった.研究室に入った清掃員は女と争い、壁のアンテナのような棒に刺さり亡くなった.

セハは再度女が現れる前の研究所に移動する.父親のIDを盗み、女が研究室に入るのを待ち構え、グリッドの初期プログラムを入力させた.入力する女に「殺人者」と責めるが、殺害前の女は返事できなかった.セハは父を殺された恨みを女に話していると、突然女は苦痛を訴え、入力完了前に消えてしまった.セハが入力したがプログラムは入力できなかった.

2021年の自分のマンションに移動した.
そこには別の人が住んでいた.外を歩く人は放射線を防ぐ服を頭から着用し、セハの皮膚も直ぐにただれた.管理局の場所は別の建物が立っていた、

セハは2005年6月に移動した.母の勤務する工場を訪れたが所属しておらず、セハは笑顔がこぼれた.警報音が響き、巨大な太陽風による放射能が地球に届いていた.

2021年
役所で、自分の元の名前“クォン・セハ”で住所を検索した.ソウル市内の豪邸に、元気な母と父の3人で暮らしていた.元気な母や記憶にない父に体調を心配されたり、母と何気ない会話をしたりしたセハは笑顔がこぼれた.

翌朝、両親と3人で出社した.研究者の父は“放射性ヨウ素を用いて汚染を除去する技術を事業とした化学工業会社を立ち上げ、セハはその会社の専務だった.工場で働く人達の顔は放射能による痣が出来ていた.セハは太陽風を検索しようとしたが止めた.

父とスポーツジムに行くと、キム・マノクがスタッフとして働いていた.
セハはセビョクを探すと、図書館の受付で働いていた.セビョクは顔に痣があり、言葉が話せず手話での会話を求められた.セハは放射能の被害をネットで調べると、2005年の太陽風で多大な被害が出ていたことを知る.
セハは元の服に着替え、リビングでくつろぐ両親を抱きしめ「ゴメン」と呟きながら、装置を握りしめた.

セハは1997年の研究所に移動した.
父の白衣を盗み、セハが女の入力内容を思い出し、グリッドシステムを入力した.そこへ白衣を盗まれ不審に感じた父がやってきて、2人はもみ合いになる.セハは父を殺してしまう.

感想

セリフがほとんど無いのに主人公セハの感情がヒシヒシと伝わった第7話.

多くの人を犠牲に
最愛の母と記憶のない父との幸せな時間を手に入れたけど…

2人に涙の別れを告げ、
再び起きたコトはもっと最悪な事態!!!

もし謎の女がシステムを作らなかったら
セハが行った世界が本当の世界なんでしょうけど…
時間移動なんてするもんじゃないですね.

謎はどんな風に回収されるのでしょう?

  • なぜ女はグリッドを作りに来たのか
  • マノクは何者?
  • なぜ女は消えたのか?
  • セハの身体は大丈夫?

 

第8話

セハが父を殺した所を清掃員に目撃される.セハは清掃員に「お前を助けるとこうなる」と言い追いかける.しかし、子どもに噛みつかれ、セハは子どもの顔に起動させた装置をぶつけ火傷させてしまう.

2021年
謎の女が母親に薬を注入しようとした時に移動した.
セハは女から薬を奪う.薬はビタミン剤だった.女は移動し、セハもついていく.

2021年 マノクが殺人直後に隠れた歯科医院のビルの屋上に移動した.
セハは、ロープを垂らす女に“結果を変える方法”を質問する.女は「あの方法しか知らない.変えようとしないで」と答え、マノクが車の下に逃げ込んだ道路に移動した.

セハ自身は体調の変化が無く、「DNA異常は瞬間移動のせいじゃない.お前は消えかけている」と言うと、女は「今は回復した」と答えた.
セハは「清掃員は死ぬべき人間?父親は?IDが必要なだけでは?」と尋ねると、女は「そうだと思っていた」と答える.
セハは目の前で父親が焼死して犠牲者が気の毒では?と尋ねると、女は笑って「早く救ってくれば?」と答える.
セハは「グリッドではなく自分が助かるための身勝手で壊している」というと女は「壊しているのは誰?邪魔しないで」と言い移動した.
セビョクがマノクともみ合いになり、女はセビョクを倒している様子をセハは見た.
逃げて来たマノクの顔には、セハが付けた装置の火傷痕があった.

1997年5月18日
女は研究室に入ろうとするセハの父親を装置で倒す.セハは女が苦しみながらグリッドのシステムを入力するのを観察する.
そして、セハは清掃員の前に立ち装置を起動させると、消えかかる女が現れ清掃員を襲おうとし倒される.セハは清掃員に装置を向けると、復活した女が清掃員を焼死させた.

セハは、倒れた父を抱きしめ涙を流す.当時警備員のハンは窓に立つセハの顔を見て、慌てて研究室に入ってきた.女は警備員も殺そうとしたが、セハは「きっと黙っているから殺すな.僕の恩人」と止めた.女は「元に戻せば済む」と言うが、セハは「父親が一晩中放置される」と言い、ハンに「家に連絡を.あの子の件もあなたのせいじゃない」と話した.

2000年
セハは下校する小学生の自分の前を歩き、声をかける.
小学生のセハは「父親は電気でしびれて死んだ」と話す.セハは「急いで家に帰り、まずトイレに行くように」と忠告する.そして、抱きしめながら「きっと大丈夫.すぐ大人になる.大人になったら好きな事をしよう.君のお母さんは少しつらいだけ.だから嫌いになるな」と言って別れた.

酔って寝ていたセハの母は目を覚まし、顔を洗いタオルで顔を拭こうとするとタオル掛けが壊れた.部屋に戻るとテーブルの上に、メンタルクリニックのパンフレットが置かれていた.

2021年
セハは管理局で装置を奪った時に移動した
セハは自分の腕をナイフで裂き、球状のチップを取り出した.
オジンは驚き、セビョクは移動したと理解した.セハは「グリッドが無かった」と答えた.セビョクは腕の火傷痕を女に見せ「私に何を見せた?」と問いかける.

オジンはチェから電話でドアの前に爆破装置を設置されたから出るように言われる.よく聞こえず、オジンはドアの近くに行く.セハは女にチップと装置を渡すと同時に、ドアが爆破しオジンが火の中に包まれた.女は装置を起動した.

 

マノクを捕まえる少し前
セビョクは工事現場、セハは事務局の前に移動した.
血だらけのセハは事務局内に入り、副局長、オジンがいることを確認する.火薬所持のアラームが鳴り続けたため、1階に降りる.

セハはセキュリティ担当になったハンに拳銃の玉を渡す.ハンはセハが1997年助けてくれた人物だと気づく.
セハは自動車登録証から住所と自分の名前が“クォン・セハ”のままだと知る.

セビョクはオジンに電話し「大丈夫?無事よね」と聞く.何も分からず戸惑うオジンにセビョクは安心した.
セビョクは地下鉄のマノクの監禁場所に向かう.柵は開けられマノクは逃げた後で、地下鉄清掃員が殺されていた.

セハは自宅に向かうと古い3階建ての一軒家だった.家の中に入ると、元気な母親が現れた.ケガをしているセハを見て毒蛇(副局長)がケガさせたのかと尋ねた.

セハの母は、1997年の事件後に管理局からセハの父と清掃員の怨恨関係を執拗に聞かれていた.
夫が清掃員を殺し自殺したと悩んでいた母親は清掃員の葬式に行くと副局長に追い出されていた.そして、母親は副局長に監視され、父の死因も過労と説明されており、母親は副局長に不信感を抱いていた.セハの父親がグリッド開発者となっていて、セハは特別採用として副局長が無理やり管理局に採用されていた.
セハは自宅で現状をネットで検索し、グリッド創立者が変わったことを知る.

副局長とオジンは地下鉄の殺人現場に向かう.セビョクは2人の姿をみて安心し、状況を説明した.
セビョクは副局長に「女を捕まえないとマノクを捕まえても無駄」と言うと、副局長は「警察より事務局が向いている」と以前と同じ発言をした.セビョクは「直接女に能力や技術を尋ね、人類の歴史がどう発展するか見てください」と以前聞いた副局長の望みを話した.

セビョクは清掃員の夫を車に乗せ、自宅に送ってあげた.オジンも助手席に乗りついてきた.
セビョクはマノクを逮捕できていないせいで清掃員が被害にあったと後悔する.オジンは女が急にマノクを逃がしたことを疑問を言うと、セビョクは「女は私たちが来るのを知っていた」と答えた.
セビョクがセハのことを尋ねると、オジンは2人が知り合いなことを不審に思う.管理局でセビョクの車から降りたオジンは、署に向かうはずのセビョクが違う方向に向かったため、さらに不審に思った.

謎の女は誰もいなくなった事件現場で、装置を起動させようとしたが止めた.

マノクは公園のベンチで眠っていた.夢の中でセハの顔や女に襲われそうになったことが見え、目を覚ます.
特殊捜査隊がマノクを探しに公園に来た.マノクは遊具の中に隠れるが見つかる.

感想

続けて2回視聴してやっと理解できた第8話.
こういう複雑なドラマが大好きデス♡

あの少年はセハだと思ってたのにマノクだったとは!?

小学生の自分を励まし慰めてからの
(お父さんは残念だったけど…)
お母さんと普通の生活ができて良かったね。セハ♬

あと2話なのに疑問が深まる。。。

  • 結果を変える唯一の方法とは?
  • なぜ清掃員とセハ父は死なないといけなかったのか
  • 女が消えそうになった事と関係あり⁉︎
  • マノクの存在の意味は?
  • 女の最終目的は何?

 

第9話

セビョクはセハの自宅を訪ねる.
セハの父親はグリッドの研究をした偉大な人物として歴史上に記録されている事、セハが謎の女とセハの父親が1997年の清掃員殺人の共犯の映像を見せた事をセハに教える.
セハは97年は自分の仕業だった事、自分のいる時代しか移動ができなかったことをセビョクに教えた.
セハはセビョクが女に見せられた映像を尋ねるが、セビョクは分からないと答える.

セハが1997年の清掃員の息子はマノクだと教えると、セビョクが「死ぬべき人が助かると女が消える.今はグリッドがある世界で、女がマノクを逃がし清掃員が殺された.マノクの人生が変わると女も消滅する.2人は血縁関係なのか」と仮説を考えた.

セビョクは「地下鉄清掃員の犠牲で、3人(副局長、オジン、母)が助かった」と考えたが、セハは女が母親に使用した注射はビタミン剤だったと答えた.
セビョクは「女は、銃弾をわざと受け、グリッドの故障も嘘だと知っていて、母親も殺していなかった.なぜ女は管理局に現われたのか?」と疑問に思うと、セハは「97年から女はマノクを中心に動いていた.」と答えた.

事務局の副局長が児童養護施設に行くと、セビョクが施設から帰ろうとしているのを目撃する.
施設長は「警察官からもマノクのこと聞かれた.以前“ジョンイ”という女(謎の女)も訪ねて来た.マノクは言葉を話さず障害児と思っていた.マノクの養母は家を出て、清掃員の養父の死んだため施設で名前を付け、前のイ・シウォンの記録は削除した.」と副局長に伝えた.副局長はセビョクがマノクの過去をどこで情報を得たか疑問に思う.

セビョクは科捜研でマノクと謎の女のDNAの照合を依頼する.科捜研の研究員は「直系の祖先は母系は何代前も分かり、父系は3代前でも不確か」と教えると、セビョクは全てのデーターベースから照合するように依頼した.

副局長はセビョクの情報源をセハと考え、前日の事務局の防犯映像を確認する.97年のクォン博士と思われた男はセハだと気づく.

セハは仕事を休み、母の職場への車で送ってあげる.以前のセハは母の弟に養子に出され“キム”と名前が変わっていた.
副局長はセハの家を訪ねる.セハは「父親がグリッドを作ったと世界中に嘘をついている」と副局長を責めた.副局長は「グリッドを作成した時のコードはクォン博士のIDだった.女と一緒にいた映像で世界中は信じた.クォン博士が利用されたのはセハのせい」と反論する.

マノクを捜索する事務局は無料食堂に並ぶマノクを見つけ、特殊捜査隊が捕まえていた.
セハは謎の女に「自分の残された時間」を聞いており、電話でセビョクにこれまでのお礼を伝え、管理局に戻る副局長に同行した.セハはマノクの子孫が謎の女と教える.セハがセビョクに情報を流したことを気づいた副局長は、セハを保安違反と言う.

セビョクは科捜研からDNAの結果を聞く.
女のDNAは、今回は正常で、セビョクと女のDNAが母系のDNAで一致し、マノクと女の血液型が同じ特殊なcisAB型であった.

副局長は、管理局に護送されたマノクに子供時代のことを話し、セハの顔を見せる.97年時の記憶を思い出したマノクはセハの首を絞める.副局長は謎の女が来るのを待つが現れず、セハは13階に連行される.

尋問する局長と副局長に、セハはこれまでの経過を説明する.局長は装置を奪い原理も分からないまま装置を返却したセハを責め、セハは自分も犠牲を払ったと反論した.局長は女をおびき寄せた方法をセハに尋ね、全て女は分かっていたとセハは答えた.

セビョクはマノクに会いに管理局に現われ、オジンが対応した.マノクに会えないと理解したセビョクが管理局から離れる.

マノクは特殊捜査隊隊員に囲まれていたが、突然の停電した隙に管理局から逃走した.その頃、謎の女も管理局の前をバイクで現れた.

感想

全く謎が解けないどころか、謎が増え続ける第9話

なぜ副局長の帰還を歓迎したのだろう。。。やっぱり嫌なキャラでした!

元気だと思ってたセハはなんだか期限がありそうだし
女のDNAは元気になってるし
セビョクのDNA関連も気になるし
どうやってマノクは脱走したのか不明だし

あと1話なのに謎が増えていきます!!

第10話(最終回)

逃走したマノクは管理局のビルを出て、路地に隠れる.
謎の女がバイクで走ったため、セビョクはマノクに気づかなかった.

局長と副局長が、マノクとセハを囮に謎の女をおびき寄せようとしていた.時間移動をしたセハは電磁波の数値が高く、高濃度電磁波を放出する人物を検知することで、マノクに会いに来た謎の女を捕える計画だった.

セハは事務局局員とマノクの捜索をする.
高濃度の電磁波を放出する謎の男がマノクに取り付けたGPSを別の男に付け、マノクは管理局の捜査員から逃げ物陰に隠れる.
養父を殺したセハへの憎悪が強いマノクは、セハを見つけ鉄の棒でセハのお腹を刺し、捜査員に見つかり麻酔銃で撃たれ気を失う.

意識を失うセハは、1997年研究室で謎の女との会話を振り返る.
女は「太陽が存在する限り、どの時代も太陽風は起こる.グリッドが無ければ未来でも大勢亡くなる」と言う.セハが他の犠牲者がいるのか尋ねると「他の方法を何十回も試した.私が生まれるために・・」と答え、セハは次の犠牲者は自分だと気が付く.
母のために死にたくないセハに、女は「自分で頑張って」と話す.セハは残された時間を女に質問していた.

刺されたセハは、モニターで管理局の局員たちが見ている中、息を引き取る.

謎の女は自分が装置を使用していないのに、時間が止まったことに気が付く.
マノクが管理局を逃走した時間に戻る.

セビョクは管理局の前でマノクの逃走に気づき追いかける.捜査中のセハと会い、2人でマノクの捜索をした.
マノクが隠れている前で、セビョクはセハにマノクを捕まえると話す.怒ったマノクはセビョクをスパナで殴ろうとしたが、謎の女が現れ、マノクの腕を掴む.しかし、別の謎の男が現れ邪魔される.謎の女は、青い光を放つ装置を持つ男を追いかけ争う.

セビョクは銃でマノクを撃つ.
セハはセビョクをかばい、マノクのスパナがセハの後頭部に当たり倒れる.セビョクの呼びかけに、セハは「僕の死を知っていたのですか?」と言い、息を引き取る.

銃声を聞き駆け付けたオジンは副局長から横に女がいると指示を受ける.
オジンの横に、謎の女と男が立っていた.2人は時間を止め、セハの横に移動し、お互いに装置を起動させる.女はセビョクを掴むと、セビョクは「彼を救って、彼を助けて.本当に私の子孫?」と謎の女に声掛ける.女も男も消えた.
管理局では、高数値の電磁波の人物が2人いたことに気が付く.

国立墓地でセハの納骨時、セハの母は副局長を責める.
無視する副局長に、事務局局員は副局長とは別の車で帰宅する.オジンはセビョクの車に乗せてもらい、タクシー乗り場で降ろしてもらう.

夜、オジンはセビョクの家のそばでお酒を呑みながら、セビョクに電話をかける.会いに来たセビョクに、マノクとセハの関係を尋ねる.
セビョクは「私と出逢わなければ、彼は死ななかった.97年のマノクの養父が謎の女に殺され、セハが手伝った映像が13階にある.養父を殺さないと女もグリッドも消える.オジンも.」と女を捕まえた時の話も説明した.
さらに「過去の変化は知らないが、時間は戻され、あなたは生き返った.時間を戻した本人は多くを失っていた.戻す前も後も管理局に利用され、悔しさを抱え生きていた.自分の人生を生きればよかったのに」とオジンに話した.

セビョクはオジンに会うのは平気ではないから、もう会わないと話す.オジンは「大怪我したのは“大丈夫?”と言った時だな.夢じゃない」と言い、セビョクにキスをした.

事務局の人員は増え、規模は拡大していた.

 

1年後、セビョクは異動先の漁村で警官をしていた.
仕事帰りに預けていた娘を引き取り、自宅でミルクを与えながら、謎の女とぶつかった時に見た映像が、今の家の状況だと気づき、“時間は流れるものではない”と気がつく.
オジンが家を訪ねて来て、セビョクと娘が危ないから逃げようと声をかけた.娘の名前を知らないはずのオジンは、セビョクから名前は聞いたと答える.セビョクは娘とオジンの車に乗り込む.

セビョクは『この娘かはわからない.未然に終わらせよう.どんな未来が待っているか分からないが、未来の子供達のために水・空気・森など1つでも守れるように私は選択しよう』と決意していた.

その頃、管理局・事務局は攻撃を受け、火の海になり、グリッドは消滅した.

青い光を放つ装置を持つ謎の男は、ボスに「全ての時間軸からグリッドが消えた」と報告をする.ボスは、意識なく横たわる謎の女を見つめ「誰も分からない.果たして終わるのか」と答えた.

オジンは森の中を走り、倉庫にセビョクを連れていく.
倉庫からセハと謎の女が出て来て、女はセビョクの娘を受け取る.そして、セハはセビョク、オジンを倉庫の中に入れる.

以上、終わりです.

 

まだまだ続きそうな謎だらけで、ドラマは終わりました.

まさか、グリッド派(謎の女)対 反グリッド派(謎の男)の対立が主だったとは!!
無数の時間軸(パラレルワールド)がkeywordということだけが明確になりました.

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました.

 

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