こんにちは!
ドラマの流れ・概要を知りたい方向けに,あらすじを作成しました.
ネタバレがあります.
ご参考になれば幸いです.
原題: 연모
英題:The King’s Affection
双子に生まれ,女児という理由だけで捨てられた子が兄の世孫の死により男装して世子になって起こる秘密の宮廷ロマンス.
全20話(2021年10月~12月放映)
主要キャスト:キャスト: パク・ウンビン、キム・ロウン(SF9)、ナム・ユンス、ペ・ユンギョン、ビョンチャン(VICTON)、チェヨン(DIA)
あらすじ
相関図
恋愛相関
世子フィの近い人々
ジウンに関係する人々
王族
あらすじ
第1話
世子嬪妃は男児と女児の双子を出産するが、王族は双子の出生がご法度なため、王と世子嬪妃の父は女児を殺害することにし,チョン・ソクチョに殺害の指示をする.
世子嬪妃は、殺害される前に娘を小さな山寺に置いて来るよう世子の警護に指示.
数年後、捨てられた少女タミは宮女となり、世孫フィと偶然出会い、親交を持つようになる.
父に連れられ王宮に来たジウンは、タミを見かけ声をかける.驚いたタミはフィから借りた書物を蓮の池に落としてしまう.書物を拾おうとするタミと制止しようとしたジウンは一緒に池に落ちてしまい、タミがジウンを池から助ける.
後日、ジウンは注釈をいれ筆写した書物と【蓮膳(ハンソン)】と言う名前をタミにプレゼントし、端午の節句に再び会う約束をする.
端午の節句の日、フィの師が打ち首の刑を受けることになったため、フィはタミに宮女の衣装を借り、宮女姿で師に会いに街へ出る。
タミが生きていることに気が付いたフィの祖父は、再びタミを始末するようチョン・ソクチョに指示し、ソクチョは宮女姿のフィに矢を放つ。
第2話
世子嬪妃は世孫フィが宮女タミと入れ替わり殺されたことを知り、タミにこれから世孫として誰にも気付かれず生きるよう命じる。タミは、世子嬪妃と祖父ハン・ギジュがフィの亡骸について口論している様子を見て状況を理解する。入れ替わりを知る世子嬪妃、キム尚宮やホン内官の助けを受け、タミは世孫としての生活をはじめる。
タミに会えないジウンは、フィ(タミ)の誕生日に謁見し「これから明国へ留学し、世孫の臣下になれるよう励む」とあいさつをする。世孫姿のタミは、タミから預かったサイコロとしてジウンに渡す。
ソクチョはタミを探しに尋ねてきたイウォリを殺そうとする。ジウン父のソクチョがタミの友人を殺そうとしているところを見たジウンは止めに入るが、ソクチョはイウォリを斬ってしまう。そして、タミも3人の様子を見てしまい、ソクチョとジウンを許せない思いを抱く。周囲の人が殺されていき自分を責めるタミに対し,世子嬪妃は強く生きるよう諭し、そして亡くなってしまう。
10年後...
三開房の医員を顔に発疹が出た吏曹判書の娘が訪ねてきて、今日中に薬を用意するよう脅す.
王族達は鹿狩りを興じている。フィの叔父チャンウン君は、世子となったフィを挑発するためにフィの髪留めを矢で射貫き、髪がほどけたフィを見て女ではないかと疑念を抱く。
フィは髪と身なりを整えるため森の奥へ行くと、薬草を探しにきた医員に髪を下した姿を見られてしまう。 驚くフィと医員は見つめ合う.
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第3話
講武場の森の中で兵士に追われ,フィと医員(ジウン)は2人で川に飛び込む.フィは溺れそうになった医官(ジウン)を助ける.一人で川から逃げたフィは,森の中で刺客に襲われそうになり,従兄のチャウン君と内禁衛長ヒョンソルに助けられる.
フィは森で会った女人を探しに王宮に来ていた医員を見かけ追いかける.初恋の人ジウンと自分しか知らない扉を開けているのを見て,森で会った男がジウンではないかと考える.
森で自分を見た男がソクチョの息子であれば殺すつもりのフィは,ホン内官とジウンに会いに妓楼へ行く.妓楼で叔父チャンウン君と会い,フィはジウンに会いに来たと誤魔化す.フィはジウンが「今も昔も立派な方だ」と喜ぶ姿を見て,ジウンに再び会わないと約束させ殺さないことにする.
フィの祖父ハン・ギジュは,ソクチョに近く明国の使臣団が来るので,ジウンを世子の補佐につけるよう指示をする.
兵士たちに三開房のジウン,ジルグムとヨンジの兄妹が捕らえる.
ある日,世子の教育担当する侍講院の講書担当が替わることになり,司書としてジウンがフィの前に現れ,2人は見つめ合う.
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第4話
ジウンがフィの講書担当の司書となった.ジウンは,父に三開房のジルグルとヨンジを人質に捕らえられ,明国の使臣団を迎え入れるまで世子に仕えるよう脅されていた.
フィはジウンを辞めさせるため色々な嫌がらせをするが,ジウンは辞めない.ジウンは自分の進退についてフィと賭けをするように申しでて,フィの弓矢の的の前に立つ.ジウンが命を懸けた度胸に免じて,1度だけ賭けに付き合うことにする.ジウンは,フィが会講で正解すれば辞めると蓮の種を渡す.
フィは,祖父サンホン君(ハンギジュ)から「世子は高潔である必要はない.私の側近は世子の側近でもある」とジウンを受け入れるよう言われる.
東宮の誰も知らないところで,大妃の命によりフィの護衛武士としてキム・ガオンがやってくる.
会講の時,ジウンから蓮の種を渡された理由を述べるよう問題を出し,フィの回答に【不】を出す.ジウンは「どのような大義も民の命に価値はない.世子も蓮を手本に泥沼の中でも何が最も大切か自ら判断し決断する高潔さを忘れないように」と言う.
会講後の会食にて,フィは「王宮は危険だから二度とあのようなことは言わない方がいい」と言うと,ジウンは「危険にしたのは私の父とサンホン君だ.会講で言った言葉は自分自身に向けた言葉」と言って,2人は和解する.
フィは,明国の使臣団の準備をするチャウン君と市中の店を歩き回る.チャウン君は「いつかお慕いする人に渡すように」と,フィが店で気になっていた指輪を渡す.チャウン君は,汚水がかかりそうになったフィをかばい抱き寄せ,フィの笠が折れてしまう.チャウン君は新しい笠を買いにその場を離れる.
ジウンが通りかかり,世子の品位を守るためと自分の笠をフィにかぶせ,2人は見つめあう.
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第5話
チャウン君が新しい笠を戻ってきてジウンと顔を合わせる.フィはジウンとチャウン君が友であることに驚く.フィは「チャウン君に大切な人が出来たらその人に渡すように」と指輪を返す.チャウン君は,幼少時代にフィと世子嬪妃の会話を聞き,フィが兄と入れ替わり女性だと知っていた.
ジウンに世子は王宮が家で,宮使いを理解することが重要と言われ,フィは王宮中を巡回し不備を指摘した.昔,嬪妃に人をそばに寄せ付けるなと言われていたフィは,今回ジウンに「自分のために人を信じては?人を遠ざけると孤独になる」と言われる.
王宮内で刺客をみつけたヒョンチョルは,世子護衛武士のガヨンを疑う.
世子が湯あみをしようとすると物陰にチャンウン君の指示でキセンが潜んでいた.激怒するサンホン君はチャンウン君の頬を殴り,世子の敵は自分の敵と脅す.チャウン君も世子を弄ぶなと剣で脅す.
体調がすぐれず講書を休んだフィは机の上で寝てしまう.様子を見に来たジウンに驚き,フィは首を絞める.立ち上がろうとするがふらつき,棚の上の壺が落ちてきて,ジウンはフィを抱き寄せ守り,2人は見つめ合う.
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第6話
落ちてきた壺から守るためジウンはフィを抱き寄せたあと,2人はお互いを意識して落ち着かない.
ジウンはフィの書斎の机の上に初恋の人タミに渡した本を見つけ,フィにタミの行方を聞く.フィは,タミは病気で他界したという記録をジウンに見せる.
ジウンは,チャウン君に初恋の人にあげた本をフィが持っていたことを教え,チャウン君はジウンに秘密の片思いの女性がいると教える.
吏曹判書と娘ソウンは司憲府を訪ねる.吏曹判書はジウンが医員だと知り,王にジウンの免職を進言する.ジウンはフィに力添えを依頼するが拒否される.
フィはジウンが三開房を開いた理由が貧しい子を救うためと聞き,子どもの時にジウンが子ども達を助けられる人間になりたいと願ったことを思い出す.
ソクチョはジルグムに罪を擦り付け自害の工作をしようとするが,フィに妨害される.フィはサンホン君に「外祖父の言葉に耳を傾け逆らうな」と脅される.
ジウンは王に[免職後 叩き50打 流刑〕を言い渡されたところ,フィが入ってくる.
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第7話
王がジウンに刑を言い渡した時に,フィはチャウン君とジウンが冤罪である証言者を連れて入ってくる.フィは「チョン司書は過去を隠していない.私は事実を知ったうえで講書を受け,王様にお話ししたはず.でも王様は司書の任命を強行した.責めるべきは身辺調査をしなかった王様と大臣たちでは」と言い,ジウンは解放される.
ジウンはフィに「山のような心をお持ちで,この経書に出てくるような方.」と言い,お礼に【春夜 雨を喜ぶ.好雨 時節を知る.(よき雨は降るべき時を心得る)】と書いた書を贈る.
ジウンは後ろ向きで歩きながらフィに話しかける.ジウンは池に落ちそうになり,フィがジウンの腕をつかみ抱き寄せ助け,2人は見つめあう♡.ジウンは「格好いい」と呟く.
フィは王に明国の使臣団の迎接を任せて欲しいとお願いし,チャウン君と一緒に準備することになる.街に出かけた時,ソウンと偶然会い一緒にいたジウンと会い,フィはジウンにそっけない態度をとる.
明国の使臣団(太監と礼部侍郎)が王宮にやってくるが,常に太監は不機嫌な態度をとる.宴の時,太監は接待した役人に立腹しその場で殺そうとし,フィはこの国の法で処罰すると止める.太監はフィに怒りを表すが,ジウンが間に入り,ジウンは太監からお酒をかけられる.礼部侍郎が仲裁に入り事は納まったが,フィはジウンに「心配は余計なこと.見て見ぬふり,聞いて聞かぬふり」と言う.
翌朝,太監とフィは2人で会食をした.太監の態度に怒りそうになったフィを目くばせで止めようとしたキム尚宮を,太監は「自分を見下している」と怒り,キム尚宮の髪を切り落とす.それを見たフィは怒りを抑えきれず,太監を殴ってしまう.
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第8話
太監を殴った世子フィは,王は「失望した」と言われ涙を流す.ジウンはフィを優しく抱きしめ慰める.「私のせいでチョン司書に迷惑を掛けたくない」と言うフィに, ジウンは「私も同じ.もう冷たくしないで」と言う.
フィは,太監にお酒の席を誘われ行くと,太監と太監の護衛が復讐のため待っていた.護衛はフィの護衛ガオンを襲い,フィがガオンをかばう.護衛はフィを斬ろうとしたため,ガオンはフィを守り背中を大きく斬られる.さらにフィを斬ろうとしたところにジウンが現れ,「世子様に指一本でも触れたらお前の命はない.私が殺す」と護衛の首に剣を当てる.太監は「世子のように苦労を知らず育ち民を慈しむ素振りを見せる人間を一人残らず痛めつけることが望み」と言って去る.
チャウン君は『太監に横領の噂がある,帰国するまで大人しくするよう』に脅すが,太監は聞き流す.チャウン君は太監が怪しい人物と会っているのを目撃し,ジウンと太監を監視する.ジウンが太監を尾行中に太監の護衛の兵に斬られそうになったところをフィが助け,3人で太監の秘密を探ることにする.
太監は、子どもの頃に売られ朝鮮を恨んでいた.一緒に売られた女の子が皇帝の後宮となり,怪しい人物は後宮の父親であった.父親は,太監と後宮が愛し合っていることをネタに,太監から金品をゆすっていた.太監は皇帝と朝鮮間の贈り物を横領していた.
フィは横領をネタに太監に帰国まで大人しくするように言い,太監の朝鮮への恨みを謝罪し,後宮とのことは理解できるから秘密にする約束をし,和解する.
フィ,ジウン,チャウン君,ガオンの4人で慰労会をする.会の後,酔ったジウンはフィの笑顔を思い出し頬が緩み,タミとの思い出の場所で1人お酒を飲む.そこへフィがやってくる.ジウンはフィの太監と後宮の事を黙認した優しさを知り,「本当に不思議です.妓楼で会った時の冷たさはどこに消えたのか.こんなにお優しいお方だったのか」と言い,照れ隠しするフィの横顔にキスをする.
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第9話
2021年11月8日放送
世子フィにキスをされる夢で目が覚めるジウン.フィは,キム尚宮から朝の支度を受けながら昨夜ジウンに頬にキスをされたことを思い出しボーっとなる.
ジウンは,ジルグムや侍講院の人達に一日中胸がドキドキしボーっとなることを相談すると『恋煩い』と言われ,驚き戸惑う.
大妃は世子嬪選び(カンテク)を決める.チャウン君は,望まない婚姻を嘆くフィに「心を寄せる人がいないか」と尋ねる.フィは,「子どもの時に池に落ちて助けた子が初恋だった.」と告白する.
チャウン君はジウンに「思い人のことは,相手に負担をかけず,未練を残さず,終わりにする」と言い,フィの初恋の人がジウンであることに気づき,何か気がかりなことにも気づく.
ずっとフィの事が頭から離れないジウンは,フィに抱きしめて欲しいと頼み,フィはジウンを抱きしめる.2人の行動に驚くホン内官に,フィは「心を寄せてるから.妃を迎えるから,最後にこれくらい許されるだろう.すぐに心の整理をするから心配するな」と答える.
ジウンはフィにキスされたことが現実であったことを思い出す.そして,フィに,「夢かと思っていた.世子に向かう不敬な心が夢に現れたかと.ですが,夢ではなかった.一時の気の迷いと言うなら信じる.でも,私は違う.臣下の忠臣ではなく恋心でした.お慕いしています,世子様.男であり,この国の主君の世子様を私はお慕いしています」と告白する.
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第10話
2021年11月9日放送
フィは告白したジウンに「あの日の事は忘れてくれ,告白も聞かなかったことにする」と答える.
翌日フィは一人でジウンの家を訪ね,2人で街を散策し楽しい時間を過ごす.そして,ジウンに新しい仕官先を紹介する.
チャウン君は,タミがフィに変わったことも,ジウンの告白,フィが想いを終わらせたことも,自分のフィへの想いも知ったうえで,胸の中に留める.
フィは王に妃選びをお願いする.王は「自分が若くして家族を作り家族を守れなかったから,父として妃選びを反対した.フィのために吏曹判書の娘を勧める」という.
フィは,カンテクに参加したハウン(吏曹判書の娘)に世子嬪になるよう頼む.
内禁衛将はガオンがフィを襲った刺客である疑いを持ち尾行する.さらに王に兵曹を殺害した疑いがあることを報告する.
ジウンはフィに最後の講書の挨拶をする.
ジウンは「王宮にいては東宮殿が気になるので,新しい仕官先には行かず,王宮を出る.フィには毎日幸せでいて欲しい」と,1輪の花を入れた辞表届をフィに渡し立ち去る.
受け取ったフィは涙を流す.
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第11話
都を離れるジウンに,別れの挨拶をするハウン.2人をチャンウン君が目撃し,ウォンサン君に告げるとサンホン君に伝えるよう言われ伝える.ハウンの父の吏曹判書は免職となる.
チャンウン君が,ソウンの使用人を連れ去ろうとしフィが止める.激怒したチャンウン君は使用人を殺してしまう.
ガオンがサンホン君を矢で殺そうとするが,ソクチョに妨害される.王の指示でガオンを監視していた内禁衛将がガオンを逃がす.
フィはチャンウン君に使用人を殺した理由を尋ねると「頭にきたから.奴婢の命は軽く,王族の命は重い」と言い,フィは使用人の墓の前でチャンウン君を土下座して謝罪させる.
ある日チャンウン君が自死する.ウォンサン君が遺書を領議政に渡し,領議政は成均館の儒生代表の甥に渡すよう言う.成均館の儒生達は,叔父への道義がないことと叔父の死の責任を問い,フィの廃世子を上訴する.
心配するキム尚宮とホン内官にフィは「奴婢のため死んだ娘と死ぬべきだった私との違いはない.今回目をつぶれば永遠に命を保つだけの人生で虚しい」と言い,2人は最後まで従いますと慰める.
落ち込むフィにチャウン君が訪ねてきて,「14歳の時にフィの秘密に気が付き,世子を守ろうと自分に誓った.今後秘密が知られることもある.どうするのか? 海を渡り望みの場所に行きましょう.お供します」と赤い履物を渡す.
フィは夜の寝室で髪を下ろし赤い履物を履き,部屋の中を歩いてみる.その姿を父である王が目撃する.
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第12話
王は,廃世子を言い渡す.
王はフィに「娘と知っていた.これからは己の人生を生きよ」と父親として言う.
ジウンが王宮に忍び込みフィと出会い「これからは離れず,世子を守る」と言い,フィに口づけする.ずっと一緒にいたいというジウンに,フィは「私の幸せを願ってくれたように,チャン司書の幸せを願う」と離れる.
ソクチョの護衛の元,世子は王宮を出る.途中,王命により内禁衛将がフィを連れ去る.
王は「あの日の選択を長い間 後悔してきた.それゆえ余は二度と後悔したくない.李・輝【イ・フィ】そなたの兄の名だった.だが余にとっては,そなたの名だ.そなたが世子で,たった一人の余の娘であった.無事でいてくれ.」とフィに手紙を送り,今後女人として生きれるように家などを用意していた.
ソクチョは王宮にフィを連れ戻すため,内禁衛将とフィを追いかける.女装したフィは,船着き場で見つかりそうになるが,ジウンの助けで逃げる.
街に着き,フィはジウンに秘密を告白しようとするが,ソクチョに見つかる.兵士が放った矢がフィの腕をかすめ負傷する.フィは傷からの発熱する.ジウンはフィを抱え森の中に逃げる.傷の手当てをしようとするジウンに,フィは自ら服を脱ぎ,「これが私の秘密です」と告白する.
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『恋慕』第12話 あらすじ(詳細)
フィは自分が女性であることをジウンに教える.ジウンは多くを言わず秘密を受け止め,一緒に暮らしていこうと話す.2人で街に行くと,ソクチョの兵にフィが捕まる.
ガオンは王の前に立ち,王から「友であるお前の父を見殺しにした.」と言われ父の墓の場所を教えてもらう.その直後,王はサンホン君が仕込んだ毒で亡くなる.
サンホン君は廃世子のフィを王宮に連れていく.領議政は廃世子を連れてきたことを罪に問おうとするが,逆にサンホン君は王の毒殺の罪を被せる.領議政と娘の王妃,チャヒョン大君は捕らわれる.
サンホン君はフィに内官・尚宮・ジウンなど大切な人を守りたければ王になるよう脅す.フィは,チャヒョン大君の命と自分の配下の安全を約束すれば,サンホン君の操り人形になると答える.
ジウンが王宮に来てフィに会いに来て王宮を出て一緒にいようと言うがフィは断る.ジウンは腕の手当てだけさせて欲しいとお願いする.
フィは即位し王になる.
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第14話
ジウンは内禁衛将になった父ソクチョに,王宮の官職に就けるようお願いし,承政院の注書になる.ジウンは上疏を王に運び,御医に見つからないようフィの腕の傷の処置をした.
サンホン君は敵対する臣下を排除し,地方からのサンホン君への上疏を全て却下していた.さらに戸曹判書と共謀し兵糧を横領し,私兵を強化し王宮を押さえていた.
フィは表向きはサンホン君の言いなりになり,裏で元内禁衛将のヒョンソルにサンホン君の企みの証拠集めを指示していた.偶然指示を聞いたジウンは戸曹判書の横領の資料をフィに渡るようにする.
腕の傷が治り,ジウンはフィに別れの挨拶をする.フィはジウンに「一緒にいたい.王宮にいて欲しい」と伝え,2人はお互いの気持ちを確認する.
ソクチョはフィとタミが入れ替わって王になっていること,王フィとジウンが想い合っていることに気が付き愕然とする.
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第15話
ジウンはソクチョにタミのことを尋ねられ「当時病で王宮を出て他界した.なのに“あの娘が消えたのは父が手を回したから”と考えてた.父を恨んでいることを否定できないが,家族のために選んだ道という父の言葉を理解しようと努力した.いまだに理解はできないが・・・」と答える.
ガオンは王の死を探るため尚膳の妻に会い,サンホン君の陰謀によりガオンの父は謀反の罪を着せられたことを知る.
ジウンは承政院の記録の仕事を全て受け,フィのそばに入れるようにする.
サンホン君への上疏が後を絶たず,フィは左遷したシン・ヨンスを大司憲に任命し,サンホン君の臣下の戸曹判書の不正を暴く.戦略を考えたジウンは,褒美にとフィにキスをする.
ヒョンソルに連れられたガオンは,フィに講武場の刺客は自分だと告白し,先王と父の遺志を継ぎたいとフィに協力する.
王妃のフィに対する態度に嫉妬したジウンに対し,フィは「この思いを背負っていきます」と2人の秘密の場所 緑雲閣でジウンにキスをする.
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第16話
ジウンは承政院日誌の記録から,先王の死後状態と毒薬の症状が合わないと気づき,三開房のジルグムに調査を依頼する.
王妃に会いにハウンが王宮に来て,ジウンと3人でお茶をする.フィはジウンが3人でお茶をしたことに嫉妬し,ジウンを喜ばせる.
サンホン君の私兵への武器の流出を調べるためヒョンソルは私兵基地に侵入する.ソクチョとその兵がヒョンソルを見つけ,兵がヒョンソルに矢を放ち,友人ソクチョに見守られヒョンソルは息を引き取る.
ウォンサン君はフィが双子で世孫の時に人物が入れ替わったと気づき,死んだはずのチャンウン君を呼び,一緒にフィを陥れることにする.
ウルソ(ガオン)からヒョンソルの死を聞いたフィは,ジウン達とヒョンソルの墓参りに行く.そこへチャンウン君がフィが女性だと証明するためにフィに襲い掛かり,守ろうとしたジウンに斬りかかる.ソクチョが現れ助ける.
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第17話
チャンウン君に襲われたフィとジウンは,ソクチョに助けられる.ウォンサン君はフィが女性であることを探る.
三開房で過ごすウルソ(ガオン)は前内膳を殺したのは内医院の御医と気づく.その件で,夜にジウンとフィは夜に会い,王宮中で2人の変な噂が広がる.サンホン君に噂が立ったジウンの命を脅されたソクチョは,ジウンとソウンの縁談を勧める.
ソクチョはチャンウン君を見つけ,王の秘密を守るため殺す.
ジウンはフィの命を守るために,縁談を受け王宮を離れることを決意する.フィはジウンを止めるが,ジウンは別れの挨拶をする.
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第18話
ジウンとハウンの祝言の準備は進む.
フィは床入れで王妃に「嫌いではない.今は理由は言えないが,必ず打ち明ける」と抱きしめ約束する.
毒草を探すジウンとチルグムは,サンホン君の罠にはまり捕まりそうになるが,ソクチョに助けられる.
ウォンサン君はサンホン君に「王は双子の女に入れ替わっている」と告げ,手を組むことを提案する.サンホン君はフィに会い真相を探り,キム尚宮とホン尚膳を見ながら「秘密を知る者はあの世に葬る」と脅す.フィは2人を王宮から出すことにする.
案内をするチャウン君と旅立つ前に,キム尚宮はジウンと会い「王はタミで,ジウンの父が最も危険.王を守ってほしい」とお願いする.
緑雲閣でジウンからもらった”ヨンソン”の名の紙を見つめるフィに,ジウンは「タミ」と声かける.
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第19話
フィがタミと知ったジウンとフィは,お互いの幸せを願い合い,今2人でいれる幸せをかみしめ抱き締め合う.ジウンはソウンに破談を言われる.
サンホン君は裏切ったソクチョとその妻を殺そうとし,ソクチョはジウンを守ることを最優先する.ジウンはサンホン君の屋敷で毒草の箱を見つけるが,兵に見つかり,助けようとしたソクチョと共にサンホン君に捕まる.ウォンサン君に捕まったキム尚宮とホン尚膳と共に4人で捕えられている時に,フィが兵を引き連れ,サンホン君を反逆罪で捕える.
フィは大妃と王妃に自分の秘密を話し,チェヒョン大君に譲位することを決める.
サンホン君は牢から逃走し,サンホン君の私兵を引き連れたウォンサン君と合流する.
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第20話(最終回)
ウォンサン君とサンホン君は私兵を率いて王宮に入ってくる.フィはサンホン君に捕まりそうになるが,ソクチョに助けられる.ソクチョはサンホン君から直接剣を刺され,ジウンの腕の中で亡くなる.
ウォンサン君はチェヒョン君を殺しチャウン君も斬ろうとするが,ウルソに斬られ阻止させる.
フィは和解のためサンホン君と2人で話をする.フィが準備した毒草の入ったお茶を2人は飲み,サンホン君は死に,フィは意識を一旦失う.
チャヒョン君が王位に就く.フィは女性で王位に就いた罪を受ける覚悟をするが,臣下達は恩情を求める.フィは,イ・フィの記録消滅とタミの記録回復し新しい人生を送ることを言い渡される.
王宮ではキム尚宮,ホン尚膳,内禁衛将になったウルソが王ヒョンを支える.
ジウンとヨンソン(タミ)は以前約束した海の近く街で,夫婦となり支え合い幸せに暮らしていた.
番外:伏線回収状況
回想シーンが多く,答えや謎が解明しないままストーリーが進むため,伏線拐取状況をまとめてみました.
【結論】 ほぼ回収されています!
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最後まで読んでいただき,ありがとうございます
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