Netflix配信中の『不可殺~永遠に生きる者~』の第15話の詳細なあらすじです.
状況を整理するために詳細なあらすじをまとめました.
お役に立てれば幸いです.
【不可殺】各話 あらすじ
不可殺-永遠に生きる者- 第15話 あらすじ
第14話の詳細なあらすじはコチラです.
第15話の登場人物
タン・ファル | 600年前,サンウンの前世に殺され魂を奪われ,プルガサルになった男 |
ミン・サンウン | 600年間に死と転生を繰り返し、プルガサルに追われる 転生の記憶は殺された双子の姉が持ち,サンウンは記憶はない |
50年前の前世:ファヨン 火事で家族を殺され,ウルテに殺された | |
オク・ウルテ | ”黒い穴” もう一人のプルガサル |
600年前,タン・グクの長男? | |
ミン・シホ | サンウンの妹.手に触れたら過去を透視できる |
前世 タン・ソル:フィルの妻で,グクの娘.相手の過去を透視できていた | |
クォン・ホヨル | 探偵,15年前の事件を担当していた元刑事 |
前世 タン・グク:タン・ファルの養父,ファルを大切にしていた | |
ナム・ドユン | ウルテに依頼されファルを監視する高校生 |
前世:タン・ファルの長男アチャン | |
ヘソク | ファルの協力者.精肉店経営(第14話で他界) |
前世 巫女:600年前 プルガサルの呪いを予言 |
第15話 あらすじ
ファル、サンウン、シホ、ドユンの4人は600年前プルガサルが住むという山の近くの別荘に移動する.サンウンは「思い出した記憶ではファルとウルテは仲間のようだったが、今は関係ない.一緒にいる」と話す.
ファルはサンウンに「プルガサルの俺とウルテが死ぬことを止めるな」と言う.死ぬと言われたサンウンは「ファルが好きな理由は、家族以外で初めて信頼できる人だから.ただの好意だけじゃない.ファルがいないとダメみたい.ファルが消えれば私も半分消えた気分になる.それが怖いし不安.だから600年より前に私たちの間で何があったのか知りたい.それが分かるまであなたを死なせない.シホとドユンは家族だったでしょう.今度は失ってはダメ.」と言う.
ファルは「失いたくないから俺はウルテと死ぬべきなんだ.もう罪悪感に苦しみたくない.俺が死んだら家族をよろしく」と答える.
ドユンとファルは二人で食材の買い出しに行く.
ドユンは、6人でバーベキューした時の集合写真を街の写真館でプリントする.そこの写真館の人やそのお客は、600年前に子どものファルを追い出した村人たちの転生だった.
ドユンは歩く高校生たちをみて、ファルの家から高校に通いたいと言う.
ファルはヘソクと一緒に生活しなかった後悔から、同居を快諾する.
喜ぶドヨンは、サンウンやホヨル達も一緒に賑やかに暮らしたいと言う.
買い物から戻ったファルとドユン、シホは楽しく会話する.
後輩刑事はホヨルにウルテの居場所を尋ねる.刑事は「ウルテに利用された末に市長が行方不明になっている.ウルテを始末してほしい」と言い拳銃を渡す.
サンウンはファルとプルガサルの山を歩くが、過去の記憶を思い出さなかった.
サンウンはファルに「プルガサルだった私がケリをつける.ファルに魂を返しブルガサルになる.そして家族の元に帰って.ウルテに関わるべきではなかった.人間だったファルはウルテに勝てない.」と言う.ファルは拒否をする.
サンウンは「助けたければ、ブルガサルにするしかない.」と自分の首にナイフを当て切ろうとする.
ファルはナイフを握り止めるが、サンウンは「私がプルガサルになることを止めないで.私の命を救ってくれただけで十分よ」と言う.
ファルは「この手を離すわけにはいかない.お前を思い続けてきたから.幼い俺を救い死んだお前に申し訳なくて、お前が頭から離れなかった.家族を殺し、俺の魂を奪ったお前が憎くて、600年間お前が頭から離れなかった.真実を知った今、復讐の対象も殺すべき理由も失った.だが、お前のことを思い続けてきたから、送り出せないし、死なせるわけにいかない.俺が消えたら、お前も半分消えた気分になるんだろう?だが俺は違う、半分じゃなく俺の全てが消えた気分になる.お前を探し出すのが俺の人生の全てだった」と言う.
サンウンはナイフを下す.
別荘に戻りサンウンの首の傷を見て、シホはファルに怒る.
サンウンは魂を返そうとしたと話す.ファルは「ウルテは俺が殺す」と心配するシホに言う.ドユンが「ファルも死んじゃう.一緒に暮らすと約束したでしょう?」とファルを止めようとする.
シホは「2人でどちらが死ぬか相談した?ヘソクの死を無駄にする気?残される人のことは考えないの?一緒に生きる方法を考えなきゃ.ドユンを学校に通わせ、私の出産を見届けてよ.死ぬのは私たちのためにならない.これ以上家族が死ぬのを見たくない.お願い、一緒に生きようよ」と激怒しながら説得する.
ホヨルが別荘にやってくる.後輩のハム刑事から聞いた「ウルテが井戸の山にいる」と伝える.ファルはウルテが自分を井戸に閉じ込めたいから罠だと考える.
5人で食事を囲む.
シホは「私は7か月後に出産し、そのあと精肉店の仕事を覚える.私が定期便の配達をして、私と子供が井戸を見張る.ヘソクさんの仕事は私が引き受ける.2人で計画を立てているから、私の計画も教えておく.姉さんは実家の母親代わりよ.子育ては大変だから手伝って」と話す.
ドユンも「俺は来年兄さんの家から高校に通うつもりだ.20歳になったら車の運転も教えて.ウルテを封印したら旅行に」と言う.
ファルは2人の話を聞いて「2人で生き延びる方法を考えるから大丈夫だ」と答える.ホヨルは「遠くからウルテを撃つ」と拳銃を見せる.
ファルは食卓のスープを食べ「味は分からないけど、同席するには食べれるように練習を.一緒に食事をすることが増えるだろうから」と話し.全員で食事をする.
ファルとサンウン、ホヨルはウルテのもとに向かう.
出発するホヨルにシホは「2人は死のうとしている.2人を守ってください.カッとなって無茶しないで」と話しかける.
ホヨルは「姉さんは助ける」と答え、シホは「3人とも無事に戻ってください.それから、帰りに染髪剤を.年老いて見える.帰ってきたら染めてあげます」と白髪を撫でる.ドユンはホヨルに6人で撮影した写真を渡す.
ファルとサンウンは、井戸のある山に到着する.
ファルは「3人が無事に帰れるように俺が仕向ける.ウルテを井戸に封印したら、人間に戻りたい.」と言う.サンウンは快諾する.
ファルは「人間になったらただ平凡に日常を送りながら、年老いて死にたい.息子より先に」と言う.そしてサンウンに「プルガサルになると辛いぞ.孤独になる」と言うと、サンウンは「元の自分に戻るわけでしょう.人間として生きてきた人生もつらかった.家族を失い、鬼物やウルテに追われた.もう追われない.プルガサルになれば力も強くなるからシホとドユンを守れる.あなたも鬼物から守ってあげる.プルガサルが嫌になったら、また交代しよう」と笑う.
ファルが「長年つらい思いをしたのに嫌気が差さないのか?」と聞くと、サンウンは「いいえ、プルガサルも目標があってこそ生きられる.来世であなたを訪ねるわ.時間がかかっても」と答える.
ファルは「俺も死なないから、お前も絶対に死ぬな.一緒に戻ろう」と言う.
サンウンはホヨルに「万が一、ファルの心臓に傷を負ったら、ウルテの心臓を撃たないで」とお願いする.ホヨルは両方のプルガサルの心臓が傷つけばいいと理解し「長年の悲願を果たす」と呟く.
3人は井戸のあるトンネルの前に到着する.
ファルがまず一人でウルテと戦い、傷ついたウルテをホヨルが拳銃で撃ち、サンウンが頭抑神の毒物を使う作戦を立てる.
ファルは1人でトンネルの中に入り、ウルテと対面する.
ファルはウルテに「すまない.お前の言葉は事実だった.ウルテが俺を救ったのをサンウンが思い出した.俺をプルガサルにするため600年前お前は俺の家族を殺した.全て俺のためにしたことなのに、お前を恨んだ」と謝罪する.
ウルテは「急にどうした.正気を失ったか?今更親しくしたいのか?騙されないぞ」と戸惑う.
ファルは「お前を恨んではならないと悟った.全て俺の過ちで、お前に非はない.俺に尽くしてくれたお前に恩返しせず、すまない.お前の黒い穴を埋められず、すまない.そして、今日井戸に閉じ込めることをすまない」と言い、ウルテにナイフで切りつける.
2人は闘い、ウルテはファルの胸に剣を刺し、首に噛みつく.
倒れたファルにウルテは「申し訳ないんだろう.俺の言葉を信じるんだよな?1000年前 俺がお前を救ったのも知ってるだろう.なのに、なぜこんなことを?俺は疲れた.もうケリをつけないとな.この地獄のような井戸の中で死ぬこともできずに行き続けろ.俺を裏切り、サンウンをかばったことを後悔しながら.お前が井戸に沈む前にサンウンを殺してやる」と言う.
トンネルから出てきたウルテの前にサンウンが立っていた.
追いかけてきたウルテにホヨルは拳銃でウルテの心臓を撃つ.ウルテは倒れこむ.
そしてホヨルは「プルガサルは皆殺さねば」とファルを撃とうとする.サンウンがファルの身体をかばい「ただのプルガサルじゃなくて、ファルさんよ.私たちを助けてくれたファルさんです」とホヨルを説得する.
ホヨルは妹が死んだ恨みを思いだしながら、森で自分を助けようとしたファルを思い出し撃つことをやめる.ホヨルとサンウンは鼻血が出てきて、ファルの血を飲んだウルテが回復していることに気が付く.
サンウンが慌てて毒薬を打つためウルテに近づくと、ウルテが目を覚ましサンウンの手をつかむ.ホヨルも追いかけて来て、ウルテに向かって拳銃を撃つ.ウルテはホヨルのお腹に剣を刺し、「もう十分では?ここまでさせるとは」と涙を流す.ホヨルはウルテを抱きしめサンウンを逃がし、気を失う.
残ったウルテは倒れるファルに近づき、「血を飲まないと数年間回復しないはず.お前は生きることも死ぬこともできない.もうどうでもいいが」と言い、ファルの身体を持ち上げ井戸に落とし、蓋をする.
ホヨルは目を覚まし、ウルテの足を掴み「サンウンのところに行かせない」と言う.
ホヨルを見てウルテは「あなたの人生も数奇だ.毎度巻き込まれている.600年前も1000年前も今も、こうして巻き込まれている.もう休んでください.それから、いつも感謝しています.ファルとサンウンを連れてきてくれて感謝します」と言い、サンウンを追いかける.
残されたホヨルは井戸の蓋を開け、井戸の中のファルに呼びかける.
ホヨルは「子どもの時、父親をプルガサルに殺された.父は鬼物が転生した殺人鬼だった.その時、妹も死んだ.妹の死がずっと頭から離れない.妹に申し訳なかったから.なぜ、隠れているのを知ってて、そのまま立ち去った?俺の妹を助けるべきだった.それを知ったうえでお前を許せないが、そうかといって殺すこともできない.長年の悲願だったが、お前に情が移った.」と話す.
意識が戻り話を聞いていたファルに「時間が無い.ウルテからサンウンを助けないと.人の血を飲まないそうだが、今回だけは飲んでくれ.ウルテに勝つにはそうするしかない.俺の血をあげる.どうせ俺は直ぐに死ぬ.すまない.俺が全て台無しにした.それからシホに“髪は今度染める”と伝えてくれ.」と言い、ホヨルはファルの顔に井戸の上から自分の血を落とす.ファルは「父上」と呟き、ホヨルの血を受け止める.
山道を逃げるサンウンは、「このまま逃げれない.ウルテを殺し、ファルとホヨルと一緒に帰ろう.家族のもとへ」と考え、立ち止まる.
追いかけてきたウルテがサンウンに近づくと、急にウルテが苦しみだした.
“父親の血を吸って育った悪鬼が黒い穴から飛び出してくる”と巫女の声.
ファルは井戸の中で立ち上がり、目を赤くしていた.
【1000年前】
ブルガサルのファルが、サンウンの目の前で、ホヨル、シホ、ウルテの3人から剣を刺されていた.
サンウンは自分の胸を刺し、一瞬目が赤くなり、倒れる.ホヨル、シホ、ドユンも倒れていた、
ファルは「お前が憎い.本当に憎い.だが私を殺せない.私は必ず戻る.そうして私をこうした連中の肉を裂き、その血を吸ってやる.それから、お前を探し出す.お前は私のものだ」という.
以上、第15話の詳細なあらすじでした.
第16話 詳細あらすじ
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